プロレスリングNOAH「グローバル・リーグ戦2011」は森嶋猛の優勝で幕を閉じました。
土曜日のリーグ戦最終日は旅に出ており…
日曜は日本シリーズ見てたら書く暇なく…
Aブロックでは森嶋が秋山を下して12点での逆転進出。
これはやや意外でしたね。秋山は金丸に負けたのが響きまくった。
潮崎は最後勝って11点に伸ばしたが、GHC王者が2位タイがやっとでは話にならない。
吉江は森嶋に勝ってかき回したが結局6点止まり。気合の割にはこのメンバーで6位タイ。
マードックは高山、森嶋、吉江に勝ったというのが凄いけど8点まで。
Bブロックはリーグ戦最終日に健介、杉浦が共に勝って11点に伸ばすも、
KENTAがバイソンを下してあっさり12点。
KENTAはその健介、杉浦には負けているが、他の勝てるところをキッチリ引き分けもせず勝った。
バイソンは9点。ヨネ、谷口に勝ってさえいれば独走だったか。
他はどうでもいいが、元気なのがジュニアのKENTAと40代の健介、杉浦。
そのあたりもう少しどうにかならないのか。
そして決勝。
試合は見ていないので書けませんが、
森嶋がヘビーの意地を示した、ということでしょうね。
GHCヘビーへの挑戦権をゲットしたとも言えるでしょう。
森嶋が、というかヘビーらしいヘビーが強いプロレスはやっぱり面白い。
KENTAもそれは大事だし強い。杉浦も世界に誇れるレスラーだ。
でも身体のサイズはやはりプロレスの一番の魅力でもある。
それを持つ森嶋がこうやって勝てたのは大きいんじゃないかな。
大きい選手にありがちな殻を破れず突き抜けられない、という課題を、
今回こそはクリアしたと思いたい。
ついに覚醒した、と書かれるかもしれないが、
本当に覚醒したのかどうかはこれからの戦いぶりでわかる。
今後トップに絡めない、ベルトに絡めないようだったら、
この優勝はただの花火で終わってしまう。
そうじゃない、NOAHをオレが引っ張ると言ったなら、それをリングで見せてほしい。
まずはおめでとう。
さて今回のリーグ戦、無差別級で18選手を2ブロック制にした試みでしたが、
率直に感想を言えば、非常に面白かったですね。
だから3大会も観にいってしまったのですが、払ったお金以上の価値はありました。
いろんな顔合わせが実現し、やっぱりプロレスの面白さはシングルにあると実感。
特にブレイクした選手もいない反面、秋山、杉浦、健介など実績ある選手が活躍し、
KENTAのヘビー超えという1つのテーマも提示。これで見る側はひきつけられた。
さらに森嶋のスランプ脱出→復活というストーリーもあり、
ボビー・フィッシュやトレバー・マードックというガイジンも華を添えました。
優勝者が特に何らかの挑戦権を与えられるでもないのは、いろんな意見があるでしょうが、
2人のシングル王者も参加してのリーグ戦ならば当然かと。
その意味ではGHC王者、潮崎の5勝2敗1引き分け=11点という成績は納得しがたい。
特に秋山、高山、森嶋相手で1点しか取れなかったのは話にならない。
秋山が11点であったのが救い?だがGHCは三冠の下だと思われてはいけない。
ただ、週プロでKENTAが言っていたようにNOAHファンは「秋山準」は応援しても、
「秋山の三冠ベルト」にはあまり興味がないのではないか。
しかし今回のリーグ戦は、あまり大物が呼べない、外敵も呼べない中で、
かなりのボリュームを見せてくれたのはよかった。やはりシングルはカードの可能性が広がる。
ジュニアも加えるのは他でもよくあるし、幅は広がったと思う。
ただ、当然課題もある。
まず日程がタイトすぎ。前夜祭を入れれば18日で13戦はさすがにやりすぎ。
しかも南は広島・高知、北は旭川。東京で3戦は財布に厳しいと何度も書いた。
そのせいか、選手にケガ人が多かった。ケガはつきものとはいえ、ハード日程でシングルが多いと…
終盤戦で疲れやケガからクオリティが落ちていないといいが。
内容あってこそのNOAHだけにね。
そして1大会で8、9試合をやったことで、試合時間の短縮が必要になってしまった。
それではちょっと内容の充実は難しい。それでも後楽園では熱狂が生まれたけど。
いろんな事情はあるだろうけど、日程、そして試合にゆとりが欲しかった。
さらに今日の函館、23日の花巻があってからの、27日有明コロシアム。
選手とスタッフの皆さん、どうぞ身体に気をつけて…
しかし1人の脱落者も出さず、完走しました。
今やこれだけの大規模な巡業を組めるのも新日本、NOAH、全日本ぐらい。
全国津々浦々行けるのはある意味、プロレスにしかできないこと。
東京の大きな会場でのビッグマッチも大事だけど、小さな町の体育館も同じように大事です。
次回は11・27有明コロシアム大会。
ついにKENTAがGHCヘビー級選手権に挑戦します。
土曜日のリーグ戦最終日は旅に出ており…
日曜は日本シリーズ見てたら書く暇なく…
Aブロックでは森嶋が秋山を下して12点での逆転進出。
これはやや意外でしたね。秋山は金丸に負けたのが響きまくった。
潮崎は最後勝って11点に伸ばしたが、GHC王者が2位タイがやっとでは話にならない。
吉江は森嶋に勝ってかき回したが結局6点止まり。気合の割にはこのメンバーで6位タイ。
マードックは高山、森嶋、吉江に勝ったというのが凄いけど8点まで。
Bブロックはリーグ戦最終日に健介、杉浦が共に勝って11点に伸ばすも、
KENTAがバイソンを下してあっさり12点。
KENTAはその健介、杉浦には負けているが、他の勝てるところをキッチリ引き分けもせず勝った。
バイソンは9点。ヨネ、谷口に勝ってさえいれば独走だったか。
他はどうでもいいが、元気なのがジュニアのKENTAと40代の健介、杉浦。
そのあたりもう少しどうにかならないのか。
そして決勝。
試合は見ていないので書けませんが、
森嶋がヘビーの意地を示した、ということでしょうね。
GHCヘビーへの挑戦権をゲットしたとも言えるでしょう。
森嶋が、というかヘビーらしいヘビーが強いプロレスはやっぱり面白い。
KENTAもそれは大事だし強い。杉浦も世界に誇れるレスラーだ。
でも身体のサイズはやはりプロレスの一番の魅力でもある。
それを持つ森嶋がこうやって勝てたのは大きいんじゃないかな。
大きい選手にありがちな殻を破れず突き抜けられない、という課題を、
今回こそはクリアしたと思いたい。
ついに覚醒した、と書かれるかもしれないが、
本当に覚醒したのかどうかはこれからの戦いぶりでわかる。
今後トップに絡めない、ベルトに絡めないようだったら、
この優勝はただの花火で終わってしまう。
そうじゃない、NOAHをオレが引っ張ると言ったなら、それをリングで見せてほしい。
まずはおめでとう。
さて今回のリーグ戦、無差別級で18選手を2ブロック制にした試みでしたが、
率直に感想を言えば、非常に面白かったですね。
だから3大会も観にいってしまったのですが、払ったお金以上の価値はありました。
いろんな顔合わせが実現し、やっぱりプロレスの面白さはシングルにあると実感。
特にブレイクした選手もいない反面、秋山、杉浦、健介など実績ある選手が活躍し、
KENTAのヘビー超えという1つのテーマも提示。これで見る側はひきつけられた。
さらに森嶋のスランプ脱出→復活というストーリーもあり、
ボビー・フィッシュやトレバー・マードックというガイジンも華を添えました。
優勝者が特に何らかの挑戦権を与えられるでもないのは、いろんな意見があるでしょうが、
2人のシングル王者も参加してのリーグ戦ならば当然かと。
その意味ではGHC王者、潮崎の5勝2敗1引き分け=11点という成績は納得しがたい。
特に秋山、高山、森嶋相手で1点しか取れなかったのは話にならない。
秋山が11点であったのが救い?だがGHCは三冠の下だと思われてはいけない。
ただ、週プロでKENTAが言っていたようにNOAHファンは「秋山準」は応援しても、
「秋山の三冠ベルト」にはあまり興味がないのではないか。
しかし今回のリーグ戦は、あまり大物が呼べない、外敵も呼べない中で、
かなりのボリュームを見せてくれたのはよかった。やはりシングルはカードの可能性が広がる。
ジュニアも加えるのは他でもよくあるし、幅は広がったと思う。
ただ、当然課題もある。
まず日程がタイトすぎ。前夜祭を入れれば18日で13戦はさすがにやりすぎ。
しかも南は広島・高知、北は旭川。東京で3戦は財布に厳しいと何度も書いた。
そのせいか、選手にケガ人が多かった。ケガはつきものとはいえ、ハード日程でシングルが多いと…
終盤戦で疲れやケガからクオリティが落ちていないといいが。
内容あってこそのNOAHだけにね。
そして1大会で8、9試合をやったことで、試合時間の短縮が必要になってしまった。
それではちょっと内容の充実は難しい。それでも後楽園では熱狂が生まれたけど。
いろんな事情はあるだろうけど、日程、そして試合にゆとりが欲しかった。
さらに今日の函館、23日の花巻があってからの、27日有明コロシアム。
選手とスタッフの皆さん、どうぞ身体に気をつけて…
しかし1人の脱落者も出さず、完走しました。
今やこれだけの大規模な巡業を組めるのも新日本、NOAH、全日本ぐらい。
全国津々浦々行けるのはある意味、プロレスにしかできないこと。
東京の大きな会場でのビッグマッチも大事だけど、小さな町の体育館も同じように大事です。
次回は11・27有明コロシアム大会。
ついにKENTAがGHCヘビー級選手権に挑戦します。