甲子園・早実の優勝で幕。

甲子園決勝戦再試合を制したのは早実でした！
4-3で駒大苫小牧を振り切り、悲願の初優勝。
本当におめでとうございます。
今日は打線が序盤からつながりリードをしてという展開でした。
そのため斎藤投手のピッチングも余裕がありましたね。スライダーは切れ、要所では速球も交え、しかもコントロールが抜群によく無四球。
決勝戦は彼のためにあったと言えるでしょう。この大会の主役、お疲れ様でした。
今後はプロなのか大学なのかはわかりませんが、正直まだまだ上を目指せる投手だと思います。いつかプロの舞台でまた我々を感動させてほしいものです。
そして早実は投手を含め全体的によくまとまっていました。守備も良かったですし。白川捕手も見事なものでした。とてもいいチームでした。また春・夏と甲子園に帰ってきてほしいチームです。
（ところで、早実、正式名称は「早稲田実業学校高等部」って言うんですね。初めて知りました。）

対する駒苫は先制されて苦しい試合でした。結果は3点とって一点差に迫りましたが点はいずれもホームラン。斎藤投手を崩すことは最後までできませんでしたね。田中投手にもやや疲れがありましたか。
でも、立派な準優勝。3年連続で決勝の舞台で戦ったチームはそうありません。
心からお疲れ様と言いたいですね。今度は4年連続決勝進出を目指して下さい。

これで大会は終了。ホームランは60本も飛び、派手な打撃戦や逆転劇が多かった大会でしたが、非常に盛り上がったと思います。斎藤・田中の両投手や鹿児島工の代打男など多くのヒーローも生まれました。強豪校が序盤で姿を消すことも多かったのですが、それが却って大会を面白くしたと思います。
また、来年も今年のような素晴らしい大会を期待します。
全国の高校球児の皆さん、本当にありがとう。