デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

明日から社会人に復帰。

2006-07-17 22:19:41 | weblog
阪神戦は雨で中止でした。9連戦の最中でしたからね、休みはよかったんじゃないですかね。でもこれで、明日からの連勝は必須になりましたよ。

さて、いよいよ明日から社会人に復帰です。
去年会社を辞めてから1年1ヶ月近く、楽な生活をしていましたから、生活ペースを社会人バージョンに戻すのはかなり不安があります。
寝たいときに寝ていた生活には戻れません。
夜寝る時間もちょっと早めなければいけません。(今までは2時頃就寝だったけど、それじゃあ遅いので。でもこれが結構大変そう。カラダが2時就寝に慣れてしまってるので)
そして、会社にいると1人ではありません。イヤでも他人との人間関係の荒波にさらされることになります。

また、プライベートな時間もかなり削られます。
もう、平日は阪神戦をアタマから見られるようなことはないでしょう。
良くて勝利の瞬間を見られるかどうかだと思います。
それも非常に残念ですね。
ブログは可能な限り続けます。ただ、連続更新は止まってしまうかもしれませんね。(ちなみに今日でたぶん249日)

とまあ、今までとはいろいろ違ってくるでしょうが、カラダに気をつけてどうにか頑張りたいと思います。
就職活動もホントタイヘンでしたが、いい結果が出たわけですし。(これはやはり湯島天神のご利益だと思います。6月18日の日記参照)

まあ、明日から生まれ変わった気持ちでまた生きていきます。
あ、競馬ステキシンスケクンは大敗でしたね。まだ3歳、ちょっと成長を待ったほうがいいのかも。

NOAH7・16日本武道館大会観戦記

2006-07-17 17:38:09 | プロレス
行って来ました、NOAH武道館大会。「入社前」5連休の中でも最大のイベントです。ナマ観戦は4・23武道館いらい約3ヶ月ぶりですか。で、当日はチャン鶴氏と九段下で早めに待ち合わせて、観戦前にまず一杯。早い時間から飲める店は重宝しますね。で、軽く飲んでからいざ武道館へ。

今回は第1試合から見逃せませんでした。何と言っても最近抗争を繰り広げている百田とSUWAのシングルマッチ。SUWAのセコンドには永源がつきました。試合は百田もよく粘りましたがSUWAの完勝。しかしハイライトは試合後でした。決着がついてからなおも百田に攻撃をするSUWAでしたが、その足を掬って百田を助けたのはなんと永源でした!さらにレフェリーのマイティも百田に加勢し、SUWAを撃退。リングの上では百田、マイティ、永源の3人が勝ち名乗り。悪役をオヤジ3人が片付けた、という結末でした。

第2、第3試合は6人タッグ。特筆するようなところはありませんが、メキシコ人と日本人の混成タッグは少し難しいのかも。あと、斎藤率いるダークエージェントは何をしたいのかもうわかりません。ただつまんない試合をやってるだけです。あ、志賀のパンチ人気は相変わらずでした。
第4試合は小川・太田組-田上・中嶋組。この試合は田上の省エネっぷりが炸裂。中嶋が長時間つかまるという展開でもあったけど、田上は出番少な目。まあ若い太田と中嶋が奮闘し盛り上がりはしたので良かったです。最後は蹴りまくった中嶋が太田からジャーマンでピン。それにしても田上、徐々に馬場さんの域に近づきつつあります(試合内容という点で)。

第5試合は「ムシキング・テリー復帰戦」でした。ところがこの試合はテリーよりもむしろそのパートナー、エル・アンヘルが会場の注目を浴びます。華麗な動きも見事なやられっぷりも、白一色のコスチュームも全てが良かった。主役のはずのテリーの出番がそんなに無くても彼のおかげで十分楽しめる試合でした。そう、「楽しい!」という点では今日のベストマッチかもしれません。6人それぞれ動きは良かったし。最後はテリーがシコシスからピンを取って自分で復帰戦を飾りました。

第6試合は鈴木みのるにデビュー2年足らずの潮崎が挑戦する試合でした。この試合の注目はもちろん「潮崎がどこまでやるのか」。この1点だったと思います。結果、潮崎は完敗みのるの圧勝でした。個人的には秒殺もアリと思ってましたが、16分も鈴木が潮崎に「つきあってあげた」というカンジでした。みのるのヒザや蹴りが潮崎を的確にとらえ、潮崎の反撃も単発に終わらせます。最後は逆落としからスリーパー。結果はともかく要は、この試合から潮崎が何を学んだか、ということです。NOAHの期待を受けて組まれたカード、この試合をどう今後につなげていけるか。今日の経験を今後の成長に活かしてほしい。そう願ってやみません。

第7試合はNOAHの次代を担う、いやもう中心で頑張ってもらわないといけない4人のタッグマッチ。力皇・森嶋のヘビー組対「心は脱・ジュニア」の丸藤・KENTA組というカード。内容的にはパワーで押しまくるヘビー組に、相手のスキをついてジュニア組が反撃という感じでした。特に目立ったのは森嶋ですかね。パワーを活かしリングを駆け回っては相手をなぎ倒してました。もう一皮むければ絶対に頂点に立てる逸材です。そういう意味からもこの試合で彼が決着をつければ面白かったのですが。試合は結局4人の意地が交錯し、いつのまにか時間だけが過ぎて30分フルタイムのドロー。終盤はKENTAと森嶋が感情むき出しでやりあいましたが、決着には至らず。丸藤も不知火など決めましたが決定打は放てず。力皇はちょっとインパクト残せず。でも、これからのNOAHはこの4人が中心になってやっていっても大丈夫だという印象は残りました。三沢、秋山、(いないけど)小橋の時代を終わらせて、今日のセミを務めたこの4人がNOAHを引っ張る時代を早く見たいものです。

そしてメインは「高山善廣復帰戦」。開始前から武道館に響き渡る「高山コール」。そう、誰もが帝王の復帰を待っていたのです。そしてリング上に揃う4人は高山に健介、三沢に秋山。もうこれ以上のカードはありません。入場から観客は興奮のるつぼ。自分も入場時から感激でいっぱいでした。なんと豪華なことか。5000円の席でこんな10万円はしそうなご馳走を味わっていいものか。そんな気分でした。試合は序盤から高山が復帰戦とは思えない暴れっぷり。三沢、秋山を蹴りまくってました。もっとブランクを感じさせる試合内容かと思いきやそんなことありませんでした。ほぼ完璧な状態での復帰だったようです。「小橋ー!!」と叫んでのマシンガンチョップも良かった。健介も小橋の代役という大事な役目をきっちり果たしていました。ただ、やや高山へのサポートが弱かったかな。そして試中盤から目を引いたのは秋山と三沢の非常な攻め。一切の手加減ナシで高山を攻撃します。三沢のエルボー、秋山のヒザ。それぞれが高山への復帰祝いでした。最後は三沢のエメラルドフロウジョン→秋山のリストクラッチエクスプロイダーというフルコースを浴びた高山がリングに沈みましたが、試合として申し分なかったと思います。ややもするとお祭り的になりがちな復帰戦ですが、今日は4人がきっちりと「戦い」を見せてくれました。

ちょっと長くなりましたが、以上です。小橋不在の影響が心配されましたが、観客は超満員、盛り上がりもいつも通りでした。小橋がいなくてもNOAHは大丈夫です、というメッセージがマットから発信されていたと思います。そして今回はタイトルマッチがない大会でもありましたが、それでも十分な内容でした。非常にNOAHはしっかりしている。そういう印象をもちました。それにしてもやっぱプロレスはいいですね。プロレスに酔いしれた一夜でした。