■ごめんねDarling / 岩崎良美 (キャニオン)
もちろん岩崎良美は、岩崎宏美の実妹ですから、歌が上手いのは当然という世評がある以上、それが果たして良い方向に作用していたかは、ちょいと難しい判断かもしれません。
平たく言えば、彼女が正式に歌手デビューした昭和55(1980)年から、既に実績を積み上げていた姉の後追い企画が無かったとは言えない状況で、相当にハイレベルな楽曲を歌っていく事は、ある意味で無難な選択だったとは思いますが、それゆえにイマイチ、殻を破れなかった!?
不遜にも、そんな感じで岩崎良美に接していたサイケおやじが、思わずハッとさせられたのが、本日掲載のシングル盤A面曲「ごめんねDarling」でした。
ご存じのとおり、これはアメリカの黒人姉妹グループのエモーションズがヒットさせた「Best Of My Love」の徹底パクリなんですが、その元ネタが素晴らしすぎるがゆえに、歌謡ポップスに転用(?)したくても、なかなかきっちりやれるアイドルが出なかったのでしょう。
エモーションズのオリジナルヒットが1977年、岩崎良美のカパー(?)が昭和56(1981)年秋であったという4年の空白期間が、結果オーライ!?
あまりにも屈託の無い本人の歌いっぷりの良さは、そんな諸々を詮索する自分に嫌悪を感じるほどです♪♪~♪
ちなみに作詞作曲は尾崎亜美、編曲は鈴木茂とクレジットされていますが、どこまで狙っていたかは、盗作ではなく、思想の自由ってやつでしょう。
サイケおやじは、そう思いたいです。
だって、岩崎良美が本当に素直に、楽しく歌ってくれているんですからっ!
ということで、実は「ごめんねDarling」も、おやじバンドの課題曲のひとつでありまして、それが一座のスタアである熟女さんボーカリストの強い希望とあれば、サイケおやじは必死でアル・マッケイ調のリズムギターを練習している日々というわけです。
う~ん、こういう曲こそ、打ち込みでやったら?
なぁ~んていう弱音が本音という、リズム音痴のサイケおやじであります。
情けない……。
http://www.youtube.com/watch?v=DFv4AQ12Egk
聴いていてとても心地よいのは、2人とも歌唱力がズバ抜けているだけでばく、姉妹だと声質が近いからなのでしょうね?サイケおやじさまのおかげで、30年振りに堪能しました!
シングルでは以下の曲が注目されます(発売順)
1. 赤と黒
2. 涼風
3.あなた色のマノン
4. I THINK SO
6. LA WOMAN
7.ごめんねDarling
レコードは6しか持っていません。
好きなのは、涼風・I THINK SO・LA WOMAN。
更に絞り込むと、涼風・I THINK SO。
この両曲なら、ききながら死んでもいいと思います。
ああ…言葉で表現出来ないのが、もどかしい。
コメント&素晴らしいご紹介、感謝です。
いゃ~、岩崎姉妹の共演で、この歌のライブバージョンが楽しめるとは、お宝以上の秘宝ですねぇ~~♪
思わず震えて、感涙であります♪
そして欲を言えば、当時全盛期のふたりによるメロウソウル&ディスコ歌謡なレコーディングアルバムが作られていたら!?!
夢は果てしないですよ。
ありがとうございました(__)
熱いコメントありがとうございます!
そういう「もどかしさ」は大切だと思うんですよ。
ファンなればこそ、大好きであればこその思いですから。
そして「I THINK SO」は、私も大好き♪♪~♪
今度、バンドでやろうかなぁ~~♪
30年前のたった2分の歌唱なのに、この記事を読んですぐ思い出しました。いや~良い音楽って人生の宝ですね~。
youtubeに上げて下さった方に感謝です。
こちらこそ、恐縮です。
素敵な音楽は何時になっても、愛着が薄れるなんてことはありませんよねぇ~♪
思い出を大切に出来る事も、また素敵だと思います。
うむ、岩崎良美の二重瞼が可愛い~~♪
最近発売されたミニアルバムで紺野千春「海が運ぶもの」知ってますか?
昭和おたくには嬉しい匂いのプンプンするCDでした。
「渚のセニョリーナ」「バリバリの浜辺」絶品です。
ジャケットも昭和でした。
それに中々の美人です。
はじめまして♪
ようこそ、いらっしゃいませ♪♪~♪
素敵な情報、ありがとうございます。
早速、チェック入れときますよ、紺野千春!
なかなか昔に拘っていると、新しい展開についていけずに浦島太郎になるんで、これからも刺激、よろしくお願い致します。