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サイケおやじの生活と音楽

防災に終わりは無いはず

2019-10-19 19:15:33 | Weblog

自分のような年寄りに何が出来るのか、足手まといとは自覚しつつも、先日の台風で被災した友人宅へ後片付けの手伝いに行ってきました。

これは以前書いた事の続きとして、2回目の行動なんですが、ど~にか格好だけはついていながら、やっぱり下水関係がトラブっているようで、なかなか万全の復旧とはいきません……。

天井からの雨漏りも相当なもので、これはなんとか直したとの話ですが、壁や床にも雨漏りの染みが大きく残り、その下に置いてあった仏壇も悲惨な有様では、言葉もありませんでした。

さて、そんな実際の現場を他所に旧民主党政権時代の「八ッ場ダム」問題が蒸し返されているのは、嘆かわしいです。

そりゃ~~、あれほど意気込んで無駄遣い云々を囃し立て、一時は中止させた工事が、自分達が失政の末に再び野党に転落し、仲間割れしてしまった今、工事再開の結果、少なからず今回の災害に効果を発揮したとなれば、心穏やかではないでしょう。

しかし、「それならば、すべてスーパー堤防にして、全部ダムを作ればいい」という捨て台詞は、いけませんよっ!

現在の日本に限らず、世界中が環境破壊によるものでしょうか、気象条件が明らかに変わり、これまでに無かった様な大災害が頻発しているのですから、防災に関しては決して大袈裟なんてことは無いし、公共工事に無駄なものはひとつも無いのが本当のところでしょう。

ただし、問題は、それがど~ゆ~過程や経緯で決められてしまうのか?

それをイマイチ明確に知らせないのが政治の世界の常識だとしたら、件の発言の裏には、利権に関する物欲しげな態度が滲んでいる気がするんですよ。

結局、自分達の利益になっていれば、問題の「八ッ場ダム」だって工事を中止にはしなかったんでしょう。

今の世の中、防災にはどんなに税金を注ぎ込んだって、そこにきちんと経緯が説明出来るのならば、誰も文句は言いませんよ。

ただ……、

永田町の先生方の物欲しげな態度だけは、ご勘弁!

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