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サイケおやじの生活と音楽

愛のゆくえ、これも昭和の証

2023-03-18 18:01:42 | 歌謡曲

愛のゆくえ / 幸田薫 (テイチク)

すっかり惰性で続けられている現在のテレビ放送からは隔世の感があるとしか思えないのが、昭和という時代のそれでして、例えばテレビドラマやCMに関連した歌謡曲のヒット作が続々と出ていたんですからねぇ~~ (^^)

本日掲載したシングル盤収録のA面曲「愛のゆくえ」にしても、昭和54(1979)年10月の放送開始から爆発的な人気を呼んだド迫力刑事ドラマ「西部警察(テレビ朝日)」の劇中挿入歌として、このレコードで歌っている幸田薫が主役・石原裕次郎が贔屓の飲み屋に弾き語りの歌手として出演し、この「愛のゆくえ」を披露していたのですから、お膳立てに抜かりはなかったのですが、それにしても作詞:伊井田朗&作曲:水森英夫、そして編曲:高田弘が作り上げた正統派歌謡曲保守本流の素晴らしさ、また、その歌謡世界にジャストミートの儚げで、芯の強い節回しを演じきった幸田薫の歌唱力も、実に歌謡曲愛好者の琴線に触れるものでありました (^^)

ちなみに件の「西部警察」における彼女の劇中歌としては、もうひとつ、「想い出はたそがれ色」という、これまた名曲・名唱があり、これは彼女の2nd シングルとして発売されていますので、追々にご紹介させていただきますね (^^)

いゃ~、それにしてもマイナーモードの歌謡曲って、本当にイイですねぇ~~♪

これこそ、「昭和」と思うばかりです (^^)

ということで、今日は早朝から、お彼岸なんで、お寺参りでした。

ここ……、2~3年、高齢の母からは「もう……、これが最後かなぁ」とか弱気な独り言が出るんで、まだまだ、この中に入るには、お迎えが来ないよぉ~~、と言うのがサイケおやじ家の季節の決まり文句になってしまいました (^^;

生老病死は、この世の真実なれど、貰ってきた寿命は、誰にも分かりませんからねぇ~~。せめて順番を間違えない様にしたいものです。

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