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サイケおやじの生活と音楽

渚のうわさの必然と偶然

2021-08-08 18:53:13 | 歌謡曲

渚のうわさ / He-Story (東芝)

掲載したのは、He-Story(ヒストリー)と名乗る三人組が昭和54(1979)年秋に出したシングル盤で、その収録A面「渚のうわさ」は、もちろん作詞:橋本淳&作曲:筒美京平の黄金コンビが昭和42(1967)年に弘田三枝子へ書き下ろした胸キュン歌謡ポップスのカバーバージョンなんですが、これには……、個人的にちょいとした因縁(?)がありますので、本日はそのお話です。

まず、He-Story(ヒストリー)は、小岩正幸、いけたけし、そして菅原ジュンというトリオ編成で、デビューまでの履歴や経緯は全く知らないんですが、昭和50年代はアリスが全盛期だった事もあり、同系の歌謡フォークグループの需要が確かにありましたからねぇ~~、その気になればプロデビューするチャンスも多かったんですが、He-Story(ヒストリー)の場合は、作詞:阿久悠&作曲:筒美京平から提供された、おそらくはデビュー曲と思われる「結婚します」が某テレビドラマの挿入歌だった事から、これが大ヒット!

もちろん、当時の結婚式の披露宴では定番人気曲になっていたわけですが、ちょうどその頃、学生時代に入れてもらっていたバンドの先輩が結婚し、その宴席に連なっていた我々バンド仲間が、余興で演じたのが、この「渚のうわさ」だったんですねぇ~~ (^^ゞ

それは件の先輩がボーカルを担当していた時代、夏場のビアガーデン等々のバイト演奏では、店側の要望で懐メロをやっていたもんですから、所謂「夏歌」のひとつとして、「渚のうわさ」をカバーしており、それこそが新郎の往年の十八番のひとつだったというわけでして (^^♪

その時は、深い考えもなかったんですが、その披露宴では前述したとおり、He-Story(ヒストリー)の「結婚します」が流されていたりしたもんですから、まさか……、そのグループが「渚のうわさ」をカバーして発売するんなんてこたぁ~~、全く想像も出来ませんでしたよっ!?!

で、肝心のHe-Story(ヒストリー)の「渚のうわさ」は、アレンジが歌謡フォークがド真ん中という瀬尾一三のイイ仕事もあり、かなりストレートな仕上がりでした。

ちなみにサイケおやじが入れてもらっていたバンドでは、ワイルド・ワンズ風のフォークロックっぽい感じでやっておりまして、それは同グループの大ヒット曲「想い出の渚」をカバーした流れからというわけなんですが (^^ゞ

ということで、He-Story(ヒストリー)は当時、テレビ出演もそれなりに多かった様で、その時にはメンバー3人共にアコースティックギターを抱えての歌唱スタイルを披露していた記憶があるんですが、実際のステージギグには接した事がありませんので、ここまでしか書けません。

しかし、それにしても、そんなこんなの偶然が重なると、件のレコードも欲しくなるのが人情(?)でありましょう (^^;

流石にリアルタイムではゲットしませんでしたが、ちょい前にネットオークションで落札した纏め売りレコード群の中から掲載盤を発見した時は、妙に嬉しくなってしまいました (^^ゞ

ただし、掲載したジャケ写をご覧いただいたとおり、スリーブに穴が空けてあるサンプル盤だったんですけどねぇ~~、それでもOK♪♪~♪

偶然の必然を思い起こすのでした。

コメント
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