OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ミニスカにはリアルタイムのセンスが必要

2013-02-19 14:30:49 | 歌謡曲

ミニ・ミニ・ロック / 木の実ナナ (キングレコード)

サイケおやじが殊更好きなもののひとつが、ミニスカートでありまして、それが未だ形成されつつあった少年時代のスケベ心の原点である事は、言うまでもないでしょう。

特に昭和42(1967)年頃からは、テレビや映画で素敵なお姉さまがミニスカファッションの大サービス♪♪~♪ 西野バレエ団の「レ・ガールズ」や後年の「プレイガール」ほどではないにしろ、それなりにパンチラやヒップラインが普通(?)に楽しめたんですから、良い時代でした。

そして当然ながら、関連商品の歌のレコードでは、本日掲載の「ミニ・ミニ・ロック / Mini-Mini-Rock」が代表的な1曲かと思います。

もちろん歌っている木の実ナナはデビュー当時からのボーイッシュな魅力をミニスカファッションに活かしつつ、躍動的なお色気をウリにしたアクションで「ミニ・ミニ・ロック」を披露していた事は、当該シングル盤のジャケ写からも納得されると思います。

ただしレコードに収録のスタジオレコーディングバージョンは、テープの早回しやエフェクター処理によって彼女のボーカルそのものをコミカルに変成してあり、それがバックのロカビリー&エレキな演奏とジャストミートしているのは、プロデュースの勝利でしょう。

とにかく「ミニミニロック! ミニミニロック! ロック! ロック!」とド頭から爽快に歌われてしまっては、その場はまさに昭和元禄♪♪~♪

ちなみにこれは決して木の実ナナがオリジナルではなく、グーシーズと名乗るドイツのグループが同じ年に流行らせた洋楽ヒットのカバーなんですが、前述したテープの早回し等々の要点が、逆に木の実ナナの幾分エグ味の効いた本来の声質には違和感も薄く、個人的には彼女の日本語バージョンを愛聴しているのです。

また「ロック」という単語は日英米ではR&Rが進化した「音楽形態のロック」と認識されますが、ドイツ語では「スカート」という意味ですから、完全にミニスカートの歌として嘘はありません♪♪~♪

あぁ~、それにしても昭和40年代のミニスカファッションって、なんて素敵なんでせう♪♪~♪

当然ながら、現代にだって、全く自然にそれは継承され、存在しているのですが、なにか基本的なセンスが違っているように思います。

そういうものが復活してこそ、明るい未来が開けると言っては大袈裟ですが、あの時代を勢いは、良くも悪くも、そのあたりに大元があるのかもしれませんねぇ~♪

コメント
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