いよいよワールドカップブラジル大会は、4か国対抗を抜け出した2チームが出そろって、16チームによる決勝トーナメントが始まることになった。でもまあ、全部見るというのはいささか疲れるので、その中から興味深い何試合かを見ることになりそうだ。
南米5か国、北中米カリブ海3か国、ヨーロッパ6か国、アフリカ2か国、アジアからは全部敗退したので淋しい結果。日本代表は個の力では対抗できないが日本人の特性、スピード、敏捷性を活かした組織的なサッカーを追及の過程にあるということらしい。
そこへ持ってきて結果も出さなければいけないという難しい問題。代表には海外移籍した選手が何人もいたが、残念ながら1分け2敗となり、グループを突破出来なかった。
Jリーグが出来てからまだ20年、そんなに簡単に追いつくはずがないというのが常識的な結論だとは思うけど、信ずれば実現できるとばかり、優勝だのなんだの…、守備のもろさ、パスは回せても点を取れるFWがいないという決定力不足、まるで時代を遡って、迷路の入り口に戻ってしまったような印象だ。
それでもイングランドだって、スペインだって、ポルトガルもイタリアも…、結構予想外にバタバタと負けているんだから、そんなに悲観することもないよ。
29日のオランダーメキシコ戦は見逃せないし、30日のフランスーナイジェリア戦とドイツーアルジェリア戦もね。