んんんんん~これがか・・・。
やっぱり「バトルシップ」で浮かれる私には向かないようだ。
もちろん、台詞なしで、モノクロで、飽きさせないでちゃんと見せてるよ。
それに主演のベレニス・ベジョはキュートだ。音声がなくても、表情やしぐさが生き生きしてる。って、彼女、監督の奥さんなんだ。ふうん。
サイレントだから、ストーリーが単純過ぎて・・・。なんか分かりきってる進行だし。おまけに私の苦手な「ラブストーリー」のみだし・・・。
そりゃ、命がけで探し出して抱いて話さなかったフィルムが2人の出会いの日の映像だったところは、ウルッってきたけどさあ。
犬も、名演技なんだけど、だんだんウザったくなってきて。あんな利口すぎて、自分にぴったりくっついてくる犬って、ある意味ホラーだ。そのくせ、一刻も争う状態なのに、近所の人間をどんどん追いこして、わざわざ警官を探してるし。結局、お利口なくせに、やっぱり犬?
「サイレント→トーキー」のモノクロ映画だと、やっぱり「雨に唄えば」だ。ただ、私が思い出すのは愛川欣也の吹替え版だけどね。
監督と主役2人がフランス人だけど、あとはハリウッドが舞台だけあって、脇役にはお馴染みの顔が。
ジョン・グットマンや、やたら目立っていた運転手役でジェームズ・クロムウェル。タイトルロールに、マルコム・マクダウェルって出てきたら楽しみに待ってたら、あそこだけ?