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旅行やら映画やらの独り言

「スーサイド・スクワッド」

2016-09-03 00:14:33 | 映画
試写会にて鑑賞。

予告編、Queen(クイーン)の「ボヘミアン・ラプソディ」(Bohemian Rhapsody)がガンガン流れて、悪者集団が主人公って、面白そうじゃん!
なので、喜んで行ってきましたあ。


で、ダメだった。合わないというか・・・。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の後、映画になりそうなある事があって、その後のゴッサム・シティのあるアメリカが舞台なんだけどさあ。
DCコミックの悪役寄せ集めだから仕方ないんだろうけどさあ、寄せ集められたのがスナイパーやら頭のイカレタ女やらミュータントやら、同じ線上に並べられない奴らで。まあ、それを言い出したら、「アベンジャーズ」もそうだけど。

で、敵は魔女。魔女だよ。昔、一度封印されたんだけどさあ。ってか、昔一度封印した人、すごいよね。今、こんなに苦労したのにさ。この魔女が弟もよみがえらさせて、CG丸出しの姿で戦う。またも、高層ビルから、CGの光線が空に上がって、上空に輪ができて・・・。あんまりビルから出ないで戦ってた。


で、何が合わないかと言うと、主な登場人物以外の小市民がとにかく無駄に殺されて行くんだよ。それが、腹が立って・・・。
ゴッサムシティといダークな世界で恐らく安月給で働く警官達。女に目がくらんで猪突猛進状態の大佐に、それでも世界を救うためと命を投げ出し、全滅してしまう部下。自分の命を顧みず一生懸命働いて、そして殺されていく政府高官の部下たち。倒れた人に駆け寄って「私、医者です。大丈夫ですか?」と話しかける人。ゴッサムシティなんかに住んでしまったため、どんどん怪物に変えられてしまった一般の人々。主な登場人物が収監されている刑務所の看守達だって、ゴミ扱いだ。


私は、小市民サイドだ。なんで、こんな人を人と思わない悪役集団が生き残って、小市民の税金で刑務所で飯を食ってるのに。なぜ、税金を真面目に払ってる、あんなに大勢の人が死ななければならないのか? 
あ~、腹が立つ。



なのに、この映画のテーマは「愛」だ。主人公の大佐は恋人と、もう一人の主人公のウィル・スミスは娘への、もちろんハーレイ・クイーンとジョーカー。おいおい、なんだ? こんなに小市民を殺しておいて。よく言うわい。

ストーリーは、召集された個々の説明と、召集されたけど協力しようかどうしようかで4分の3位過ぎて、突然浪花節のように義理・人情で魔女と戦うという話です。



あと、カタナの日本語は何とか我慢しても、カタナの回顧シーンのおっさん達の日本語は酷過ぎ。公開時は吹替えて欲しいが・・・。



案の定、本編では「ボヘミアン・ラプソディ」はイントロのピアノと、唄い出しの「ママ~」しか流れなかった。
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