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旅行やら映画やらの独り言

「シン・ゴジラ」

2016-08-04 23:07:33 | 映画
評判、すっごくいいじゃん。妹夫婦も感動してパンフ買ったと言ってた。

でもさあ、2時間、すっごく長かった。クライマックスまで、長かった。私だけじゃないよ、そう感じてたのは。
劇場内、おっさんのイビキは響き渡るし、トイレに立つ人も多分7人までは数えた。
蒲田や稲村ケ崎やら武蔵小杉やら、近場が舞台だから見られたけど。

ゴジラが主役かと思ってたら、巨大生物という日本の危機をどう管理すべきかと言う、政府のシュミレーションを延々と見せられたって感じ。
長谷川博己演じる内閣官房副長官・矢口蘭堂がリーダーのチーム・矢口内のコジャレタ会話は、多分「エヴァンゲリオン」ファンには楽しんだろうなというのは、想像できる。

CGも、白組の皆さん始め、かなりの頑張りだ。本当に上手だった。最後の突撃JR部隊はちょっと下手だったけど、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」でさえ、えっ?下手?という箇所があったんだから、しょうがない。よく頑張った。お高くとまった住人が多い武蔵小杉のタワマンが危機にさらされるシーンはちょっとうれしかった。

核に対する日本人の想いも良く分かる。福島の原発で苦しめられた放射能汚染を、誰も口に出さないが思い出させ・・・。そして「核兵器3度目の投下を何としても防ぐ!」という、日本人ならではの共通した信念。そして、ゴジラの持つ元素を使うと除染ができるという、都合がいいけど日本人が待ち望んでた結果。
全面協力の自衛隊だって頑張ってた。良く協力した。
そして、かの国アメリカへの複雑な思い。属国ではないのに、尻尾は振らなければならない。「占領は続くよ、どこまでも。」というセリフは胸を打つ。

と、書いてると、名画みたいだな。

でもさあ、ゴジラって進化するという設定だったから、最初のゴジラにはびっくりしたよ。エラ呼吸する羽毛の生えたウナギ犬だぜ。道路をニョロニョロ前進するんぜ。笑いそうになった。進化最終形も、尻尾がでかすぎる。バランスおかしい。最後の朽ちたゴジラは何をいいたかったんだろうう。

で、主役3人以外の出演者が多過ぎなので、エンドロールの出演者はあいうえお順だった。岡本喜八(写真)とあったが、あのなぜか何でも知ってた謎の博士は、岡本監督だったのか。前田敦子はどこに出ていたのか、分からんかった。

そして、日本はまた這い上がるのか。若い力で。私は長谷川博己より、竹野内豊が好きだ。だから、竹野内豊に付いていきたい。

コメント
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