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旅行やら映画やらの独り言

「ボーダーライン」

2016-04-29 23:15:11 | 映画
メキシコの麻薬戦争のニュースに興味のなかった人には、さっぱり分からない映画だったかも。



国境沿いで残虐に殺された大勢の死体が次々見つかってるのが事実だったり、大学生43人拉致・殺害で市長夫婦が犯人とされたが、実は良く分からん事件とか。メキシコ全土では過去10年間に、100人近い市長と1000人以上の自治体職員が襲撃の犠牲となっている事とか。
本当に「戦争状態」だ。



傭兵がケイトを屋上に誘って戦争状態の「花火」を見せてた。

なんで、メキシコはこんなになってしまったんだろう?
麻薬の消費国、アメリカの隣だからか?
観光地をツアーで回ってる分には平気なんだが。
そう、私はフリーで、またメキシコ・シティに行きたいから、メキシコのニュースは割と注意してるのよん。メキシコ・シティなら平気かな。国境からは離れてるから。



あと、評判悪いけど、記憶にはバッチリ残る「悪の法則」を観てると分かり易いかも。



FBIのケイトを演じるエミリー・ブラントは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でも兵士を演じているので、銃を構えてるシーンも安心して観れたし、ベニチオ・デル・トロの言う「怯えると少女のようだ」というルックスにもピッタリ。アメリカ国内で、法に順じて正義を行使していたのに、CIAの、戦場でのやり方に翻弄される。



そうかあ、そのためにFBIが必要だったのかあ。

そうかあ、お互いの目的の一致のため、個人でSICARIOとして行動させるために、トンネルを抜けささせたのかあ。



銀行の監視カメラに映る事は、あんな事を意味するのかあ。

確かに、また狼のいない、アメリカの国内でFBIをするしかないわなあ。



チラチラと、メキシコ国内の麻薬カルテルサイドの警官の日常が描かれて最後にベニチオ・デル・トロと関わるんだが、この警官のシーン、こんなに長々と必要か?とは思ったが。

観た人は、大抵ベニチオ・デル・トロを褒めてるんだが、私には太った、眠たそうね目をしたおっさんのどこがいいのか、良く分からん。



暗視カメラは凄いなと思ったが。






コメント
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