落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「キャロル」

2016-02-14 22:32:13 | 映画
TOHOシネマズの只券があって、ジャッキー・チェン「ドラゴン・ブレイド」と迷ったんだが、アカデミー賞シーズンだし、観た人によるとやっぱ主演・助演の2人が素晴らしい!という事なので。



でも、心の隅に(今さら、パトリシア・スミスの原作かあ?)という思いもあった。

舞台の1950年代のファッション、髪型、自動車。セレブの生活。匂いまで感じれらそうだ。



ケイト・ブランシェットのゴージャスさ。単なる美人というより、人を引き付ける魅力充分。
ルーニー・マーラは「ドラゴン・タトゥーの女」とは同一人物とは思えないキュートさで、ケイト・ブランシェット演じるキャロルに男性からは与えられない衝動を覚え、さらにカメラの芸術的センスにも開花。



カメラも、自動車の窓を通して、お互いを探す感じとか、画面の隅に映したい物を配置したり。

でもさあ、今一、なぜキャロルがそんなに離婚したいのかが分からん。



確かに亭主は癇癪持ちかも知れん。仕事第一で寂しい想いをしたかもしれん。亭主との親も気にくわないかもしれん。
でも、気にくわない人とランチするのがそんなに嫌か? ランチって言ったて自分で料理するんじゃんくて、ホテルのレストランで食べるんじゃん。
単に、金持ちの我儘にしか見えない。



資産家と結婚したんだから、それなりの身分で自分の資産もあるんだろうが、テレーズとの旅行のお金も亭主の金じゃないのか?
離婚したら、家を売って、働くと言ってたけど。本当に働けるのかあ? 高級ホテルのベッドでなければくつろげないくせに。

一緒に暮したら、テレーズが苦労しそうだなあ。



とっても画面はきれいな映画だった。でも、ジャッキー・チェンも捨てがたい私だった。
コメント
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