父と幼い息子とボクシングとくれば、最後にお父さんが死なない「チャンプ」かな? と、50歳の私は思った。
Yahooの評価も高い!ヒュー・ジャックマンも体が良い!
これは感動するぞ!と思って、張りきっていったんだが・・・。
あれ~? なんででしょう?
多分、ATOMを拾うシーンで、どうやって500キロのロボットを子供がたった一人で掘り出して、しかも台車に乗せて、さらにあの坂を登ったんだろう? さりげなくお父さんが手伝ったのか?坂を登らなくても、回り道があったんだろうか? と、"そんなの変じゃん"と思っちゃたのがいけなかったんだろう。
それから、全部ご都合主義満載映画に思えて・・・。
旧式タイプで、子供がプログラミングして、いくらボクシング経験者のお父さんの動きを再現できるプログラムを持ってるからって、最新式の、金をかけまくったロボットに勝つか?
しかも、映画の物語後も、主人公は幼馴染の、彼をずっと助けていた女性と結婚して、子供は金持ちの叔母夫婦に引き取られてと、妙に皆落ち着いてしまうというのもなんか小癪な。ああ、素直にハッピーエンドとは受け取れない私が変?
面白かったんだけどねえ。
この子供は生意気だけど可愛いし。親権でひと儲けするいい加減なヒュー・ジャックマンも、いそうな感じのダメ男だし。そのダメ男が、息子とATOMに育てられて、普通の(?)ちゃんとした大人になる。そして、格闘技で、敵に勝つ! 映画らしい、いい話じゃないか!
しかし、ATOM。一番頑張ったのに、ホッタラカシかい!可哀想に・・・。