8月14日(金):
俺も必ず参加するぞ! 誤解のないように言っときますが、俺は組合や労働運動とは全く無縁の人間です。ただ、戦後70年の平和の価値を自覚し、それが憲法のおかげだと確信する者です。政党名を強いてあげれば、絶滅危惧種「
社民党」を昔から支持し、比例区で投票しています。小選挙区は残念ながら社民党の候補者がいません。もちろん政治集会なんかには参加したこともありません(為念)。こんな人間が「絶対にデモに行く!」気になってるんだから、この集会はうまくいく!
この集会が成功すれば、今後の選挙に長く影響し続ける。自民党と公明党(創価学会)はただではすまない。「国民からの不信」という致命的な傷を長く受けるでしょう。ひょっとすれば、今のままの政党名では続かず、政界大再編になるかもしれない。戦後史をそれなりに詳しく知る者から言わせれば、それぐらいの大変なことが今進められようとしているのだ。
その政界大再編が、格差容認・大企業優遇の小さい政府の新自由主義勢力と格差是正・多文化共生の大きな(中ぐらい?)政府の社会民主主義の二大政党に収斂してくれることを俺は祈る。だいたい以下の感じで分かれてくれればわかりやすい。
新自由主義勢力 :小さな政府、国家主義的傾向=格差容認・大企業優遇、アメリカ追従(戦後レジーム)固執、TPP賛成、軍備増強(経済的徴兵制)、原発継続、憲法改変に積極的、自慰的歴史修正主義、安倍政治を総括できず、思想信条の自由制限、表現の自由制限、一定のメディア干渉は当然、移民規制、家制度における女性の役割重視、女性のshine(輝く→ローマ字読みで〝死ね”)社会めざす、経済規模の維持困難、「公共による制限」拡大:価値の基準は「大企業にとっての満足」「大企業の発展が国家の発展」etc
社会民主主義勢力:大きな政府、国民主権を重視=格差是正・中小企業・農業に配慮、日米同盟は重視するが「アジアの日本」意識を重視、TPPは農業・医療分野ダメ、経済と平和外交重視、原発廃止・再生可能エネルギー重視→イノベーション、憲法改変に消極的、歴史を誤魔化さない誇り、安倍政治を研究・二度と繰り返さない、思想信条の自由保障、表現の自由保障、メディア規制なし、多文化共生、移民受け入れ、女性の解放、労働力不足解消→経済規模の維持、「公共の福祉」に抑制的:価値の基準は「日本に住む市民一人ひとりの生活の安定・安心」「幸せと市民が思えることが国家の目標」etc
安倍政権が2018年まで続くなどという戯言が流れてるようだが、そんなことはあり得ない。安倍は今年の秋まで、遅くとも年末までだ! 我々が懸念しなければならないことは、今安倍は少ない脳みそのお花畑で「60年安保で条約の自然成立後に岸信介が総辞職したように、自分も総辞職の前に「戦争法案」成立を花道にしよう」というムシのよいことを考えている。また、それに期待している民主党前原詐欺師グループや維新の党がいる、という事実だ。
安倍が辞めるのは当然のことだが、その前に「戦争法案」を断じて再び衆議院で強行採決できないように国民的運動を盛り上げて、自民党と公明党に徹底的に怒りをたたきつける。さらには維新の党と民主党内の第二自民党グループ(野田、前原、長島)に「立憲主義尊重」「憲法違反の戦争法案反対」の明確な意志を恐怖心とともに刷り込んでおくことだ。
万が一、戦争法案が強行採決されれば、総理が安倍以外になっても自民党と公明党政権は低支持率と繰り返されるデモに押されてもたない。 勿論〝米騒動”の時のように国民に銃口を向けられるのならば別だが…。でも、安倍の好きな長州閥100年目の寺内正毅政権はこれで倒れて、本格的政党内閣の原敬政権になった。
替わった自公以外の政権は、憲法違反の「戦争法」の廃棄を条件に成立することを国民全体の記憶に刻み、銘記しておくことが大事だ!
SEALDsの若者たちを絶望させてはいけない。日本の未来ために、彼ら・彼女らを機能不全に落とし入れてはならない。