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オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

考えてみたい。徴兵の義務化になる国。

2025-06-29 00:52:38 | Weblog

6月30日

 

ドイツで暮らす知人との雑談。

2011年にドイツの徴兵の義務が復活される計画がある。

男子18歳から~27歳。女子は任意。

イギリスもだが年々自衛官、海軍になる人の減少。イギリスは60年代に徴兵の義務が廃止。

私立高校ではジュニア自衛官、海軍、空軍の訓練があり我が娘も4年間ジュニア・自衛隊の訓練を受けた。

もちろん自衛官への勧誘の1つでもある。

フランスでも徴兵の義務は復活したがボランティア程度の奉仕活動にとどまっている。

 

ドイツやフランス人の50代~男性はミリタリーサービスに参加しておりその後の就活が良い。

フランス人のヤン(仮名)はミリタリーサービスの訓練後にコンピュータープログラマーとして2年間、日本駐在で勤務。

ドイツ人のロバート(仮名)も15か月間のミリタリーサービスからカナダ駐屯基地で訓練し商社に勤務。

夫の同僚であったテディー(仮名)は自衛隊のレットベレー所属からエンジニアを学び石油会社に勤務からボスの立ち位置だ。

子供の知人の父親は元空軍からBAのパイロットになった。

その中でも海軍はエリートと呼ばれており多くのエンジニア職が多い。

イギリスでは大学へ進学する寄りも自衛隊、海軍へ入所しスキルを学び就活をする人もいる。

特殊な集団組織からチームをまとめるのは上手い。だから就活にはひっぱりだこ。

本当にドンパチが好きな人と技術系に分かれる。

欧州が(スイス・北欧を除く)徴兵の義務を停止、廃止した理由の1つは移民や宗教だ。

とくに宗教色が強い国から来た移民はアイデンティティが濃く移民した国での義務やルールには従わない。

イギリスには多くの内戦城が今でも残りヨーロッパ国内の戦争歴史が分かる。

2000年経っても人間はおろかであり権力と金と土地の争いは変わらない。

本当に変わらない。その犠牲になるのは無関係の市民。

自衛官となり配属先が紛争地域となりPTSDになる人も多い。精神的なトラウマに寄り一生立ち直れない人も多くイギリス政府は大きな支援をしているが時代と共に戦争と言う在り方は祖国を守る意識よりも商売(ビジネス)化と儲け(金)に過ぎず国民との大きなズレが生じる。

 

そんなドイツで暮らす知人の息子カイ(19歳)は法律で義務化になれば入隊は避けられない。

徴兵の義務化の話を聞くと ほとんどの若者はピンと来ていない様子だ。

カイはやる気が無い症候群。社会不適合者で高校3年生を2度留年したが学校側から退学。

理由は2年間、1度も試験を受けない。宿題の提出が無い。学校記録が無い。

今に始まった事では無く母親は幼い頃からカイの行動に疑問視をしていたが放置していた。

「大人になれば治る」

そんな周りと異なるカイが気の毒になり母親も息子もお互いに依存をしており母親はカイに小遣いを渡し自由に暮らしている。

友達と遊びに行く、飲みに行く、旅行に行く時は元気。母親に欲しい時だけ金を貰う生活だ。

両親は共働きで日中は誰も居ない環境から自由に暮らす。

カイの両親はお金持ちでも何者でもない。カイの父親も無職とバイトを繰り返し生活設計をしているのは母親。

派手な交友関係が好きで浪費は止まらない。

そんな話を聞く度に胸が痛くなり私はだだ見守る事しか出来ない。所詮他人ごとだからだ。

 

私はある動画を観て驚いたことがある。

日本には1万人ほどの障害者がいるそうだ。(身体障碍者を除く)

それには引きこもりも入るそうだ。

何かしらのストレスにより精神疾患から障害手帳を持っている人を指す。

病気で障害になった人は医師の診断書からの証明はされているが微妙な判断も人間だからある。

自分にしか分からない。

15年前にお隣のお婆ちゃんは盲目であったが私の顔はみえていた。

垣根越しに私を見つけては話かけ家にも何度も家にお邪魔しおしゃべりをした事も数多い。

盲目な事からブラインド・ドックもいた。何度か手術をし点示の学校に通って居た。

国からの障害認定には毎月給付金がある。

 

知人のご主人も視力が衰え今はあん摩師をしており障碍者手帳を持っている。

エレベーターが無い3階のアパートに住み奥様と旅行へ行き遺跡や歴史を観るのが趣味。(え??)

本当に見えていないのか??と疑問と謎がある。

これもその人にしか分からない。

 

カイの父親も2年前に障碍者手帳を貰った1人。

10年前から身体の衰えと疲れから精神的に悩むようになり4年前に自主的に検査を依頼し軽い初期筋ジストロフィーの難病と発覚。

遺伝子検査の依頼に寄り家族全員が検査を受け(両親共に)遺伝子による物と分かった。

だだ両親や兄弟は発症はしていない。

カイの父親は車も運転し生活し会社にも通勤し支障が無いが障害手帳を所持。

カイの父親は自分で身体の不調を訴えても誰も信じて貰えず自主検査入院から発覚し手帳を貰った事は唯一の救い。と話された。自分が証明出来る物だから。

私にはカイの父親は普通の人にみえる。難病があるの?と思えないくらい健常者にみえる。

 

こんな話を聞く度に現代・社会病に侵されている人の多さに驚く。

大学を卒業し就職する事が普通だと思って居たが、今の欧米の大学生は卒業し就活もしない。

ミスマッチ専攻の多さから自分がやりたい職場に付けない。

大学生で満喫し就職したらがんじがらめ。 そんな環境に付いて行けない。

頑張る、努力する、なればばると言うようなワードなんて一切使わない。

昭和教育で育った世代とは大いに異なる。

そんなZ世代に徴兵の義務なんて無理な話しなのだ。 精神統一、社会義務化、監視社会にしても矯正が出来ない人が多い。

カイに令状が来たら徴兵へ行くのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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