シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 東京シャンソンアカデミー 成城教室

2011年06月17日 00時50分47秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 東京シャンソンアカデミー 成城教室

成城教室で 昔から習っていた生徒さんだけでなく
毎週銀座まで習いにみえていた生徒さんも
成城学園駅から 少し離れた我が家教室が気に入ってくれています。
ゆったり コンサートを聴く気分で
他の生徒さんのレッスンを 庭を見ながら聞き入ります。
私も 今日は とやみちる さんという芸名の男性の 弾き語りの
お稽古をしていて 幸せでした。
誇りでした。こんな 音楽の子供が出来て 神様に感謝しました。
とやみちる さんは
二十代でお勤めしてから 趣味でピアノと歌を
一日一時間練習し続けて 35年だそうです。
フランス語のシャンソンも お教えいたしますが
今 イタリア語「フニクラフニクラ」 ドイツ語の「 歌の翼に」を
お教えしていますけれど 他の生徒さんと私は うっとり
聞き入りました。
私は 大学の専門が ドイツ歌曲でした 大学院がスペイン語歌曲で卒業。
オペラ団体二期会では イタリアオペラ ドイツオペラを
当時は まだまだ 遅れていて 歌い難い日本語訳で歌っていました。
なので
日本語訳詩で歌うのは 実は大得意です。
でも インターナショナル的には
原語で歌はないと テアトルでは 雇ってもらえません。
外国では 山田耕作など 日本芸術歌曲を歌うと喜ばれますが
詩人の原語で歌うのが 当たり前ですから 歌手は あらゆる原語の
ディクションを学び続けます。
学ぶ為の 良い先生を探して 世界中に飛びました。
でも 芸大の先生たちは 今思えばハイレベルでした。
芸大入学前 その後の勉強での基礎は 世界に通じる技術でしたから。

恩師 毛利準先生は 亡くなってしまいましたけれど
いつも 自宅のレッスンの時には 美しいワンピースを着ていらっしゃいました。
パリの レジーヌ・クレスパン先生も ベルギーの
リュシエンヌ・デルボー先生も自宅で ロングドレスでした。
自宅だからといって 私も だらだら にならないように
身を引き締めています。音楽の心は 先生たちに教えていただき
私もやっと 自宅で先生になれました。
命と同じように 芸術も繫いでゆくものなのですねぇ。

とやさんに 見習い 生徒さんが終わってから パリ祭の
メマン の練習の後 バルバラの「リヨン駅」の弾き語りを
暗譜しました。毎日コツコツ このまま 練習し続けて
弾き語り 歌詞とピアノ暗譜のレパートリーを
私も増やし続ける事にいたしましょう。感謝。感謝。
深夜 雨の音がオーケストラ。 二重のピンクの百合の香が漂う。
孤独の世界。これを 幸せと感じることが出来るようになれて感謝。