シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 幸せという感覚

2015年08月26日 00時39分27秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 幸せという感覚

今朝起きると 24度
あー 涼しい
昨晩は シルクの毛布を軽く一枚掛け 熟睡。

こういうのを
幸せ・・・・というのですよ。

夏の暑さが 嘘の様
たった 8日しか 猛暑は 無かったわけだわ。

あー ありがたい。
あの暑さが 辛かったから
本日の 涼しさは 天国だわー

うだる暑さと湿度から 解放されて 
全身全霊が 歓喜の歌を奏でています。

真冬の寒さの後 春が幸せで夏までの間
わくわく 次々に咲く花達と共に
感動している あの幸せも 素晴らしいけれど

汗だく ぐじゃぐじゃ になり
防音室で シャンソンや ジャズピアノ
稽古した 真夏修行が
アット いうまに 終了して
もう 汗もかけない 爽やかさ・・・幸せすぎます。

靴下など 履いて 過ごしています。

畳の部屋に せんべい布団一枚ひいて
ゴロン と ほぼ 裸に近い姿で
だらりん でれん と 転がって 
自分が アフリカ人かと思うほど
ネイティブな 雰囲気で 過ごした夏は
たった 一か月でしたねぇ。

また 暑さが戻るでしょうけれど
もう あれ程には 暑くならないのですから

時は過ぎゆき 季節は廻り
秋が来て
冬の寒さが きて
今年も四か月で 終了

真冬が来て 又 私は「寒い寒い」と騒ぎ
風邪や 冷えを心配したりして
大騒ぎするのだわねぇ

そんなことを 繰り返して
自然の移ろいの中で
毎年 加齢してゆき

その加齢にも びくびくしながら
小心なので
食事とか 栄養とか 運動とか
訓練とかばかり 考えて
自分の ちっぽけな 宇宙で生き抜くわけなんだなー

本当に 人生って オリジナル手作り作品みたいに
一人ひとり 違う 工夫をして
一生涯が 物語みたいよね

藝大の親友の みっちゃんと 昨晩は 長電話して
久しぶりに 発声の 話をしたり
昔話で 盛り上がり
声が 響く二人なので 受話器の耳が
お互いに 痛くなりそうなほど 
笑い合いました。

還暦近くになって まだ 軟口蓋や 響きの当て方
ホールでの 聞こえ方 
音色の深さ の 肉体技の方法
倍音の作り方

人間の声は 最高の肉体楽器が 奏でる
神様からの 特別な ギフト
なんだわよ

苦節 半世紀
まだ 我々は 発声技術について
語り合っています。

藝大に入学してから ずーっと 音楽性
を 磨き続けている 友達が いてくれるのが
嬉しいです。

私は 声楽家ではなくなってしまい
ポピュラー歌手 シャンソン歌手ですけれど
藝大の友 たちの
真摯な 学び心と
私の フランス語ポエムシャンソンの学びの魂は
似ています。

一生涯 学び続けることが出来る 音楽の道を
子供の頃から ずーっと
歩むことが出来るのは
どう考えても
自分の意志だけでも無かったように思います。

かといって 誰からも 勧められたわけでも無く
なんとなく ずーっと ずーっと
続いているのですよ。

今の音楽だけしかない 私の生活が
とても幸せなので
ただただ 全てに 感謝するだけです。

それなのに 私は
結構 練習をさぼったりするので
音楽の神様に 申し訳ないなー 
と 考えたりもしています。

三歳から ピアノを初めて 何だかんだ
音楽歴が57年。
長いわー
サボりながらでも 未だジャズピアノ習っているし
ハイヒール 歩行したり  日々の生活が
歌手としての 意識生活なので

晩年は もっと気楽に 生きたい・・・けれど
もう 無理です。
私は たぶん このまま 小心 臆病 引きずって
常に あー 下手になっちゃったらどうしよー
とだけ 考えて 

毎日 毎晩 練習不足に感じて
あたふたしながらも
実際 朝から 寝るまで
歌手として 生き続ける為の
自己制約 の中で 自虐的に筋肉強化して
食事生活して 健康管理して
煙草で一日中吸ってー吐いてー
呼吸コントロールし続けるのだなー

頭の中には 常に 音楽構想と メロディーラインと
呼吸コントロールの 息使いの方法と
声色探しに 明け暮れて・・・

音楽家としての私の幸福は深夜が 最高潮。

今 静かな 雨の音が聞こえています。
音 音 音 楽しい 楽 楽
音楽