シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 花を愛でる時 シャンソンが聞こえる 

2015年08月24日 20時33分00秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 花を愛でる時 シャンソンが聞こえる


とても 長い時間 花達と戯れました。
クーラーを 入れなくても
一階の 稽古場は27度でしたから
床に べったり 座り
一輪づつ 挨拶して 心の中にシャンソンが聞こえました。

声楽家 になってから
今も 
今は シャンソン歌手ですが
ハミングというものが 出来なくなりました。

歌うという事は 全身全霊の肉体作業で
重量挙げ位 気合いが 必要な作業なので
とても 重労働で
聞いている時の方が
歌う練習している時より 身体的に 安らいでいます。

40年間以上 歌の 練習人生だったので
今は
声や音楽が 歌わなくても 脳幹に聞こえます。
脳幹に 記憶しているみたいです。

だいたい不思議ですが
40年前の 友達の声を記憶しているのですから・・・
勿論
マリアカラスの 生の声も 記憶しています。

歌手になって 音楽家になって 良かったです。
歌わなくても 心に 聞こえる音楽が
頭の中に いつでもあり 流れているのですから。

特に 一人静かに 花を愛で 水に 一本一本を
活けている時など
綺麗なメロディーを フランス語で 脳の中で
歌っている私です。

静かな時 一人の時 花達だけが友の時間
そんな 芸術的空間が 私に訪れるなんて
若かりし頃は 想像もしなかったですが
知ってみれば なんと 素晴らしい 独りの世界。
芸術 五感の宇宙へ
時間を 忘れても良いなんて なんと素敵な天国・・・


シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 週三回 アイスモンブラン

2015年08月24日 20時07分17秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 週三回 アイスモンブラン

五反田の コンサートの後
鈴村家と ニューオータニーホテルの さつきへ・・・

先生のブログに出ている アイスモンブランを
頂いてみたいーと ママとピーちゃんが
おっしゃって下さり
私は  夏の間に 何度でも
アイスモンブランは 食べたいー

藤倉さんの推薦メニューは
オニオングラタンスープ 海老のカレー

サラダも美味しいけれど
デザートに アイスモンブランと コーヒーで
全員 ポン凹
私は 
食前酒に サングリアを頂いたので 
眠くなりそうでした。

先週の日曜日
木曜日
そして 又日曜日

なーんと 週に三回 ニューオータニーに来て
さつきで 食事して カレーパン お土産

何なのかしら・・・
でも 飽きないし 嫌にならない・・・というのは
さつき が カジュアルな雰囲気なのに
質のよい 内容のものを 提供しているからだと
おもいます。

ホテルは ガラガラ だし
都心の 日曜日は どこも ガラガラ

最近 都心に来て 好奇心で
あちこち 探検隊していますが
経済状態が良いとは 私には 思えないのよー

本当にパーキングも 価格破壊的で 銀座で
丸一日1800円とか・・・
平日は
デパートも ホテルも ガラガラですもの。
日曜日の夜の ニューオータニーも ガラガラ。
高齢化社会なのねぇ。

もっと 高齢化になったら
昼夜 ずーっと ガラガラかもー

若い方々は こんなに暑い夏 クーラーの中で
昼 働いたら 疲れちゃうしね。
土曜日 日曜日は 趣味の日にしている若者も
多いので 
都心の 夜の 日曜日行楽は 空いていて 穴場です。

とても 幸せな美味しい食事をして
鈴村家シャンソン家族に お世話になり
ステキな 日曜日を 過ごしました。

月曜日は オフなので 家中掃除して
選択して 片づけ 整理整頓・・・・

鈴村パパの 新鮮な花達を 丁寧に活けて
楽しんだら
あっという間に 夜になりました。

涼風が 秋っぽい。
大気汚染は 少なめと 出ていたので
窓を開け放ち 幸せ。
これから マイカーを オープンにして
夜一人ドライブでも しようかなー

小さな幸せは クリエイトしないとね。
お一人様は 孤独 のんびり 状態から
パワーを 底上げしないと・・・・
ならないわけです。
動けば エネルギーが 湧き上がるもの。


  

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 東京芸術大学声楽科昭和50年入学

2015年08月24日 18時51分15秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 東京芸術大学声楽科昭和50年入学同期生による
コンサート を鑑賞して

8月23日 16:00
品川区五反田文化センターの 音楽ホールで
我が 藝大の同期生の勇士による
声楽のコンサートに 参りました。

鈴村ママの甥の方がピアニストなので
クラシックコンサートには よくいらしているので
お誘いして
鈴村パパの車に乗せて頂き
シャンソン家族とともに 五反田へ・・・

あー あっという間の 40年
藝大を卒業してから 一度も会っていない同級生の
歌唱舞台を
長年を経て 聞くことが出来ました。

偶然に 会場で パリの小林真理さんとも
出会えて 隣の席に座り 盛り上がりながら
楽しめたコンサートでした。

いやー
久しぶりに会うと 誰だか分からない同級生も・・・
「僕 だーれだ????」と 言われて
答えられない友も居て・・・

あのころより 太った人も多かったし
白髪や 髪の喪失
色々で 
えーっーえーっ

と 驚きが 多かったです。

コンサートは
同期生約60名の内14名が出演して一人二曲歌唱して
くださいました。

音の記憶 声の記憶が 脳裏に しっかりと
残っているのが不思議ですが
小林真理ちゃんも 私も 30年ぶりに聞く
友の声の昔を 記憶にとどめていて

「うまくなっているわねぇ。昔より 良いわよねぇ。
素晴しいわねぇ
苦労したみたいよねぇ。」と

人生の苦 芸道の苦を 乗り越えた 歓喜の
声とか 味も感じましたし
壮絶さ も 感じる声がありました。

人間の声は 生活 性格 歩んだ道程が
顕著に 現れます。

おなじ 感想が それぞれの 友達の歌唱の後に
口からついて 出てきました。
隣に座っていた ピーちゃんが
私と まりちゃんの会話を
聞いて 喜んでいました。

まりちゃんは 私の元気や パワーの
数倍パワフルで 明るくて 行動的で
とんでもない エネルギッシュな女性です。

藝大の音楽学士号 修士号と博士号も 取得しているし
ストラスブールの コンセルバトワールで 
声楽の教授でもあり
まだ 現役歌手で
いやー 日本人の女性ではない・・・と思える行動派。

自他ともに認める ハイパワー女性。
日本の誇り・・・だと 思っています。

フランスで フランス人に 声楽を教えていて
年金も 国家公務員として 満額フランス政府
から 頂けるわけですから
凄いけれど

それを 自慢しないし 普通の街に居る日本の
元気な オバサン風に 愉快です。
私も 普通の 漫才系おばさんで 
歌手らしくないタイプですが
そのあたりで
気が合うのかもしれません。

クリスチャンですから 人助け 奉仕 包容力
そして 正しい厳しさ においても
これまた パワフルで 素晴らしい生き方です。

歯に衣を着せずに ズバッ―っと
人を傷つけない優しさで 判断決断対応の
出来る 稀有な仁徳を 備えています。

私の親友 ミっちゃんが 旦那さんの森正さんの伴奏で
二曲歌うので
駆けつけたわけですが

可愛くて 若々しくて 声もソプラノの
輝くスピントに 聞こえました。
明るい 幸せそうな笑顔は
昔よりずーっと自然に 幸せそうな歌唱。

たぶん 人生が豊かなのだと思いました。
以前聞いた 時より
声が 生き生きしていたもの。

昭和50年
みっちゃんは現役で入学18才 私は一浪19才
同じ 毛利準門下生 でしたけれど
何故か
大学院 二期会 と 一緒で
私が留学するまで 毎日のように一緒でした。

留学した先の ベルギーの我が家に
二度 訪ねてくれて
結婚相手の 森君を連れて紹介してくれたのです。
森君は ドイツにピアノで留学していて
お二人は その後も 毎年 ドイツに行き
学んでいます。
偶然にも ミっちゃんは シャンソン歌手 岸洋子さんの
従妹です。

マリちゃんはパリ在住なので
縁が続いていますが
その他の 藝大同期の皆さんとは
なかなか お付き合いのチャンスが無かったので
すっかり
昔の事は 忘れていました。

でも 40年前の事を 色々思い出しました。
全員人生は 色々で 試練も超え
それでも
音楽を愛して 芸術の道を歩み始めた あの時と
魂は なんら 変化していないみたいです。

藝大に入学してから 40年が経ち
皆 芸術家として 生きながらも
生活というものを して 来たわけよね。

音楽家魂が 漂う コンサートの最後に
同級生の国土君が 脳梗塞の後で 
まだ 色々 リハビリ中で 声帯も回復していない
と 説明の後

出演者と 鑑賞に来た同期生を
全員 舞台に呼び 国土君の指揮で
埴生の宿を 合唱しました。

国土君が 痩せて不自由な肉体を
自由に動かして 指揮している顔が
涙が出そうなほどに 嬉しそうな笑顔でした。

私も初見の 譜面アルトのパートを歌う時
一生懸命 国土君の 指揮を 見て 歌いました。

あとで「国土君 幸せそうな笑顔だったね」と
言うと
「それはそうだよ。同級生と 音楽を一緒に
出来るなんて 最高に幸せな事だよ。
玲子も 幸せそうな笑顔だったよ。」と 言われて・・・


あー 音楽を愛する魂が 寄り添う時
他に 何の 苦も無く 限りなく天国なのかもー
音楽を奏でる 
声で音楽する

私は幸せな人生を いつのまにか 歩んでいたんだわね。
音楽の友が 居るのだわね。苦を 乗り越えて ここまで
皆 芸術の道を歩いて来たのねー
そして 歩きつづけるのね。
涙が 心の中で 溢れました。