シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ シャンソン弾き語りの研究会
一年間 掛けて 弾き語りの研究会を 月一度のペースで
続けてきました。
六名の方々と共に どうしたら 一人の体から ピアノと声の
バランスよい 音量とハーモニーを 美として クリエイトできるかを
ご一緒に 聞き合いながら 模索しながら
各人の 技術レベルに合わせた 弾き語りシャンソンフランス語を
学んでまいりました。
今週の日曜日は 研究発表会を 我が家スタジオで
生徒さんと身内だけで開催致します。
ピアノもシャンソン歌唱も弾き語りを
両方とも 暗譜で弾ける方が増えてきました。
肉体で 覚えて 耳で美を探りながらの 一年間でした。
バイエルさえ 習ったことの無い方が
耳で 聞いて 覚えた リリ・レイ式 弾き語り美学です。
音楽とは・・・・音を楽しむ 事です。
音の美 ハーモニーの美 リズムの美
どれが 美しいかは 無我夢中の時は なかなか 分からないみたいです。
一年経つと
皆さん 音の響きを 聞き分けられるようになるものですね。
同じ曲 一年続けて 学んで
フランス語シャンソン ピアノ弾き語り歌手 誕生。
嬉しいなー 先生としては。
国際的な 技だと思います。
どの国へ行っても ピアノがあれば 楽譜無くて
親善歌手だわね。素人でも 美学を追及するのは
音楽の神への奉仕だと思う。
しかも 本格的フランス語よ。
ただ 弾ければ良いのではなく
歌えれば良いのではなく 美しいコードと響きと
アレンジを 変化させて 自分の耳を 教育するように
指導してきました。
一人の 人間の体から 二つの音色が 醸し出す色は
その人間の 人生の音色ですねぇ。
七月は 四回の本番で 私は 通算リハーサルなども入れると
８日間位は 真剣勝負の 体力勝負 気合でしたから
三日に 一度は 人前で 歌うという重責な訳ですから
自分の 弾き語りは 練習も ままならず
先日 久しぶりに すーいすーい出来ていた弾き語りの
完成度が かがーん と 低下していて
焦りました。
何度 本番で 同じシャンソンを歌っても
その日が ピークの実力で 翌日から 下手になるものです。
音楽とは 技術の貯金が出来ないものです。
だからといって
練習だけで 本番に出さないと 音楽が 生き生きしてこないし・・・
消え行く美学 理論どおりにはならない 人間力の成せる
手強い 神秘的な世界ですね。
美とは はかなく そして 神々しいものなのでしょうか・・・・・
特に 歌手は 生身の肉体楽器を 息と肉体の筋肉で鳴らし
ポエムの 解釈は人生観ですからねぇ。
それにしても
フランス人の作曲した フランス音楽を フランス語で歌いながら
奏でる・・・しかも ピアノも歌も暗譜で弾き語りしてしまうなんて
私の生徒たちは・・・・何なのでしょうか・・・凄い 気合です。
音楽に対して 真摯なだけ。
音楽の神に愛されているのねぇ。
今日も暑い一日。手作り赤紫蘇の梅酢のエキスを頂いたのが
水割りにすると私の体に ぴったり。
夏は お酒を飲むと 熱くなるので なかなか 飲みたくないし
飲みに行きたくない。
フルーツの煮出した汁の オンザロックとか 塩味のレモン水割り
とか とにかく 夏ばて防止作戦です。
まだまだ 気合で 真夏も 元気溌剌リリ・レイ シャンソン街道を行く。
