シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 お店と言う場所
長い お店業 18年 滅私奉公気分でしたから
最近 他のお店で お客様になれる事が 嬉しくて 嬉しくて。
私が 3月11日 地震の後に 本能的に お店を辞めると決意して
その時 長年通っている 芸能の赤坂豊川稲荷で お伺いをすると
「今年 あなたの誕生日が来る前の牛の日に 全て引越ししてください。
西へ」まさに 自宅でした。6月3日。
自分の運命を 人に聞くなんて・・・・と 馬鹿にされそうですが
長く 音楽の修行で 先生のおっしゃる事を鵜呑みにして ここまで
来たので 私は その道の 専門家の意見は 尊重し しっかり 素直に
聞き入れます。
人間の生き方には それぞれの 習慣 思想 経験があるので自由ですが
私は 人が良いと言うものは 皆試してみて 自分に合うものを
取り入れる主義ですから 知らないのに どうのこうの言わず
まずは 経験したい方です。
風水 四柱推命は 私に関しては 超プロに聞いて
当たらなかった事は 皆無です。
他力本願なわけではなく
自分の感と 照らし合わせる程度ですが
感と ぴったり合ってしまいますから信じざるを 得ないのですよ。
そして
私が店を止めて 毎夜の仕事が 無くて
時には 夜の部に お店を味わいたいと 思う頃
７月に開店した お店二軒が 偶然 ふって出て来て
その ふたつの新店舗が 今 私の癒しの場所です。
成城と 青山。
お店と言う空間は 生活空間と違う とても 良い居心地と
人間の温かみが無いと 魅力がありません。
それは 経営者と スタッフが提供し その趣味に合った
お客様と 共に作り上げる舞台みたいなものです。
我が家の二階に
PARISの 油絵が 飾ってあります。
この 絵は 銀座の店 シャンソニエで とても 人気がありました。
でも 本当は 三十年以上前に
亡き父が 購入したもので お店用だつたのか
自宅用だつたのか・・・・今は 分からないのですが。
父は PARISに憧れていました。
50歳で上場会社社長を脱サラして 始めた店は エルシドという
高級フランス料理店で グランドピアノがあり
銀パリの 社長と仲良くて シャンソン歌手を
フランス料理の余興として イベントに呼んでいました。
父は 出張でパリに行くたびに はげて 円形脱毛になる位
フランス語が通じなくて 苦労した様子ですが
フランス料理が 世界で一番美味しい・・・・と
癌で亡くなる直前まで 主張しておりました。
サラリーマン社長の時 プロになるためのフランス料理学校に
習い行き ビーフシチューや フォンドボー作りは お特異でした。
そんな訳で 名コックさんを雇い スタッフ総勢30人のレストランを
華々しく 銀座八丁目に 開店した時 私は17歳でした。
でも その店は なかなか 軌道に乗らず
多大な借入金 返済の為に 世田谷上馬の家を売り
けっこう 惨めな父の背中も知っています。
「パパ こんな風に 好きなことして 後始末に家を売って ママや
おばあちゃん 妹も 悲しい思いにさせて 幸せなの?」
と 若気のいたりの私は 厳しく責め立てました。
大声の父は とにかく 強気で
「いやー まだまた゛ こんな事くらいで 大したことは無いよ。
パパは 不屈だから。いつか ざまー見ろって 言うから」
だそうでした。
又 再起して 和食や クラブ 寿司店を 始めて なんとか なった感じですし
日本経済も バブルという 神風が吹いたので
父はその後の バブル崩壊を知らずに 他界して
今は たぶん 天国で 私の生き様を まだまだ・・・・と
笑って見ている気がします。
お店は 簡単だ・・・と思ったら とんでもないことです。
でも 18年の 酷いバブル崩壊後の銀座の修行は 私には良い経験でした。
今 他の方のお店で楽しめるのも その ご苦労も悩みも
手に取るように分かりますので
ただ 感謝して
お店のお客様にならせて頂いております。感謝 感謝。
長い お店業 18年 滅私奉公気分でしたから
最近 他のお店で お客様になれる事が 嬉しくて 嬉しくて。
私が 3月11日 地震の後に 本能的に お店を辞めると決意して
その時 長年通っている 芸能の赤坂豊川稲荷で お伺いをすると
「今年 あなたの誕生日が来る前の牛の日に 全て引越ししてください。
西へ」まさに 自宅でした。6月3日。
自分の運命を 人に聞くなんて・・・・と 馬鹿にされそうですが
長く 音楽の修行で 先生のおっしゃる事を鵜呑みにして ここまで
来たので 私は その道の 専門家の意見は 尊重し しっかり 素直に
聞き入れます。
人間の生き方には それぞれの 習慣 思想 経験があるので自由ですが
私は 人が良いと言うものは 皆試してみて 自分に合うものを
取り入れる主義ですから 知らないのに どうのこうの言わず
まずは 経験したい方です。
風水 四柱推命は 私に関しては 超プロに聞いて
当たらなかった事は 皆無です。
他力本願なわけではなく
自分の感と 照らし合わせる程度ですが
感と ぴったり合ってしまいますから信じざるを 得ないのですよ。
そして
私が店を止めて 毎夜の仕事が 無くて
時には 夜の部に お店を味わいたいと 思う頃
７月に開店した お店二軒が 偶然 ふって出て来て
その ふたつの新店舗が 今 私の癒しの場所です。
成城と 青山。
お店と言う空間は 生活空間と違う とても 良い居心地と
人間の温かみが無いと 魅力がありません。
それは 経営者と スタッフが提供し その趣味に合った
お客様と 共に作り上げる舞台みたいなものです。
我が家の二階に
PARISの 油絵が 飾ってあります。
この 絵は 銀座の店 シャンソニエで とても 人気がありました。
でも 本当は 三十年以上前に
亡き父が 購入したもので お店用だつたのか
自宅用だつたのか・・・・今は 分からないのですが。
父は PARISに憧れていました。
50歳で上場会社社長を脱サラして 始めた店は エルシドという
高級フランス料理店で グランドピアノがあり
銀パリの 社長と仲良くて シャンソン歌手を
フランス料理の余興として イベントに呼んでいました。
父は 出張でパリに行くたびに はげて 円形脱毛になる位
フランス語が通じなくて 苦労した様子ですが
フランス料理が 世界で一番美味しい・・・・と
癌で亡くなる直前まで 主張しておりました。
サラリーマン社長の時 プロになるためのフランス料理学校に
習い行き ビーフシチューや フォンドボー作りは お特異でした。
そんな訳で 名コックさんを雇い スタッフ総勢30人のレストランを
華々しく 銀座八丁目に 開店した時 私は17歳でした。
でも その店は なかなか 軌道に乗らず
多大な借入金 返済の為に 世田谷上馬の家を売り
けっこう 惨めな父の背中も知っています。
「パパ こんな風に 好きなことして 後始末に家を売って ママや
おばあちゃん 妹も 悲しい思いにさせて 幸せなの?」
と 若気のいたりの私は 厳しく責め立てました。
大声の父は とにかく 強気で
「いやー まだまた゛ こんな事くらいで 大したことは無いよ。
パパは 不屈だから。いつか ざまー見ろって 言うから」
だそうでした。
又 再起して 和食や クラブ 寿司店を 始めて なんとか なった感じですし
日本経済も バブルという 神風が吹いたので
父はその後の バブル崩壊を知らずに 他界して
今は たぶん 天国で 私の生き様を まだまだ・・・・と
笑って見ている気がします。
お店は 簡単だ・・・と思ったら とんでもないことです。
でも 18年の 酷いバブル崩壊後の銀座の修行は 私には良い経験でした。
今 他の方のお店で楽しめるのも その ご苦労も悩みも
手に取るように分かりますので
ただ 感謝して
お店のお客様にならせて頂いております。感謝 感謝。