シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 秋

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 秋

九月 になりました。
台風の前で 暑い夜 湿度も高く 蝉が大喜びで深夜一時近くまで
雄叫び 状態でしたけれど
今は 虫の音が 聞こえています。

時刻は二時 近くです。

突然に 私は自由業という 職業になり
寝たい時に寝て 起きたい時に起きる
ことが出来るようになり 朝型に生きるほうが
節電(夜はクーラーは 絶対につけないのですが 電気はつけるので)
なのですが もう長年の習慣と子供の頃からの体質で
夜に 特に元気になってしまい
朝起きは 三文のとくでは無く 駄目なタイプです。
と言いつつ この自由 開放感 眠くなければ寝ないで やりたいことを
やりつづける・・・・状況は 自由の謳歌 自由賛美
芸術家の人生 満喫です。

テレビ ラジオ無しで 聞きたいもの 見たいもの 読みたいものを
集中して 楽しむには 深夜が最高です。
電話も 道行く人の音も無く 恐ろしいくらいシーン とした 無音の世界に
秋の虫の高い音
パソコンのキーボードの 音
私の吐く息の音 時計の針の進む音
私の耳は 音に敏感で 難しい耳です。

喫茶店や レストランのバックミュージックも 音として捉えてしまい
人の会話より 耳が そちらへ集中してしまうことがあるくらいですから
困ったものです。

楽譜を 読んでいると 頭に 音楽が聞こえてくるので
読書と同じです。
知らない 聞いた事のない曲も
自分で 理想のメロディーと音楽性をクリエイトして
世界が作れるので ピアノや 伴奏が必要ないのです。
楽譜を 見ていると 時間を忘れます。

そして シャンソンの練習の時は 伴奏無しで
アカペラで 歌うのが 好きです。
シャンソン歌手になって 幸せだと思うのは
退屈とか 虚しいとか 無縁で いつも
「フランス語の詩を暗譜して 発音練習しなければ・・・」
という 観念がつきまとい 細胞が活性化し続けていることです。

美を探求する私にとって 本当にフランス語は 耳に美しい言語。
確かに 美を求道するのは 簡単ではないです。
だから 遣り甲斐があるのかもしれませんし
所詮 私は日本人なのだから フランス人とは違いますけれど
昔の私より 今の私のほうが 成長して発音は良くなっていると思います。
日進月歩 秋は フランス原語 シャンソンのポエム朗読が 似合う季節です。

あーあー 大雨の音が聞こえ始めました。
深夜 自然界ミュージックは 刻々と 変化していきます。