シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 満月La lune est pleine

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 満月La lune est pleine

明るすぎて 写真が上手く撮れない位 大きな満月です。
ぼやけてしまいます。

何か 良い事が 起きそうな予感がします。
月明かりから 不思議なオーラが降ってきます。
フォレの 「月の光」が 耳に聞こえてきます。
私の耳は 変な耳で
頭の中に 記憶の音が聞こえるのです。
静かな 場所が好きなのは
イメージの美しい音に酔いしれたいからです。

私の 月の光の 音イメージは
いぶし銀の音で でも とても細かくて 雪の結晶のように
輝いていて 神秘的で 官能的で
つかの間の 眠りを誘う音です。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 山梨市中村

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 山梨市中村

月曜日は 午前中から始め 午後早くにレッスンが終了したので
えーい
山梨へ お墓参りへGOGO。
愛車で 片道一時間半ですから 雑用を済ませ
夕方成城を出発して 丁度夕暮れ時に 勝沼インターで降りて
ほぼ五分
妙善寺という 曹洞宗の お寺が 私の祖先のお墓です。
お寺に 私の家のお墓がみっつ メインのお墓に
祖父母や母と父が居て
私は この 本家の 最後の一人です。
お墓守りの 私。
山梨県の事は 生まれも育ちも違うので 何にも知りませんが
お墓だけは 若い頃から 一人で頻繁に来ています。
両親が 生きていた時分も 両親が来なくても一人で
お墓に通う 変わった娘でした。
今も 変わっているかも・・・
春のお彼岸の時 地震で来れず その後もチャンスが無かったので
とても 嬉しいワクワクした気持ちの お墓参りです。

お寺の ご住職家族は留守でした。
広い お寺に 誰も居なくて 私一人。
丁度
山に夕日が沈む 中。四方は 山でかこまれた
見晴らしの良いお墓で 美しい光景です。
母と父 祖先の皆さんに 挨拶。
そして 大声でシャンソンや 赤とんぼ など歌曲を
数曲 お墓コンサートを一人でしました。
聞いてくれているのは 空と風と きっと お墓の先祖達。
お墓に向かって 空に向って 良い声で(私の声は 天高い場所の方が
よく響き渡ります)歌いました。
ピアノも 伴奏もいらない。
むしろ アカペラの方が 心と魂を 込められます。

さあー
そのまま 東京へ。
大きな 満月が 東京へ向う空に ずっと 光り輝いていました。
その月を 追いかけるように 車で走ります。
なんて ロマンティックな 空。
ずーっと 車の中で 歌の練習しながら あっという間に帰宅いたしました。
最高の 一日でした。
なにもかも ありがとう。全てに感謝です。