私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

長老ガ岳 ちょうろうがたけ 917m

2012-12-24 12:02:47 | 山歩き
 12月24日(月)  天気:快晴  室温:14.5℃

 今回は 2004年9月 に 登った 京都府の ”長老ガ岳” を 紹介します。

・・・・・長老ガ岳 917m ・・・・・・・・・・・
    登頂日:H16年 9月12日(日) 天気:曇り・ガス  地図:和知

 きょうは ”京都・丹波の盟主” とも言われている 長老ガ岳に 登りました。 『京都府の
山』(山と渓谷社発行) を 参考にしたので ヶは ガにしました。 私も 長生きできるように
と思いますが ご利益があるかどうか・・。 西宮市に お住まいの池水さんが 74歳の誕
生日に 長老ガ岳に登られ 「丹波200山」を 達成されたと 本に書かれているのを 読み
いつか 登ろうと思っていました。
 昨晩 地図を見て 丹波の小野新で 国道173号線に 和田から国道9号で 3.5km 行
って 豊田で左折して 446号で北へ行き 国道27号に入り 升谷大橋を渡り 県道(府道)
12号線で 下乙見(おとみ)へ・・・と イメージトレーニングしておいたのに 最後で 間違え
ました。
 府道12号線を 右(東)に曲がるのを 見落としていました。 橋を渡り 進んでいて 間違
えたことに 気付き 引き返し 北へ向かうと 直ぐに 大きな 「上乙見→」 の看板があり 新し
い橋が あります。 この上和知川橋を渡り 町道・上乙見線で 山の方へ進みます。 上乙見
の集落で すれ違った軽トラの老人に 道を尋ねると 林道の奥に 車を停めるスペースがあ
るので 扉を開けて 行きなさいと 教えて頂く。 しかし この林道は 暗く 狭いので 他人には
勧められません。 新しい車なのに 木の枝で擦り 傷が付いた・・。 路面にも 木の枝、落
葉が 散乱しています。 セメント舗装の所もあり 底は 擦らなかったが・・・。


 6:15 出発。 中国道・滝野社を 6:54に降りて R372号へ。 車の少ないデカンショ
街道を 三嶽や 弥十郎ガ岳を見ながら 篠山の街を抜け 小野新で 左折。 下乙見へ 8:23
着きました。 上和知川橋を渡り 林道を約4km、12分走り 林道終点に 8:37 車を停め
ます。 家から145km、2時間20分。
 途中 3回 雨が 降って ワイパーを使ったが 止んでいた雨が また 降ってきた。 靴を履
き替え 8:46 スタート。 熊注意の看板が 登山口。 カッパを着て 歩き始めるが 雨は
直ぐに止んだ・・。 長老ガ岳120分と書かれた 標識の下の白い札に 道が荒れていて
120分掛かったが 道が 整備されれば 90分で 行けると 恨みごとが 書いてあります。


 登山口から 右の丸太橋を渡り 山道に入ります。 道は 石ころの多い 歩き難い道で
暗い杉林の中。 杉林は 道が分かり難い・・。 テープを頼りに 道らしい所を歩きます。
 沢を 2回、3回と 渡りますが 沢の辺りは 特に 道が 分かり難い・・・。 所々に 大きな
岩もあります。 岩の前に 「長老ガ岳 100分」 の標識があります。
この頃 使っていたカメラは ISO感度が オートではないので 写真が 暗いです。


 道は 徐々に はっきりして 迷うことはなくなり 渓流沿いに せせらぎを聞きながら 単
調な薄暗い谷を 登ると 徐々に 沢から 左に離れ 水音が 聞こえなくなります。 斜面の
細い道を 山側に 体を傾け 岩の露出した所は 滑らないよう 木の枝で 落ちている枯れ
枝を 掃除しながら 捻挫しないように 道に転がっている石を 靴で 蹴り落としながら 進み
ます。 道端には キノコが 生えています・・。 長老ガ岳20分で やっと 明るい尾根に
出ました。 木々の隙間から 見えるのが 頂上でしょうか?


 尾根には 雨を呼ぶ風なのか 涼しい風が吹いています。 地面には イワカガミの葉と思わ
れる 5、6cmの艶のある葉が 群生しています。 長老ガ岳80分を 9:13 通過、20分を
9:50 に通過。 9:59 第二電電の 大きなアンテナのフェンス前に 出ました。
右へ進み 舗装路をかすめ 丸太階段を 113段?登り やっと 頂上に着きます。
 10:05 登頂。 登山口から 1時間20分で 登ることができました。 頂上にも 心地よい
風が 吹いていまいた。
 山頂には 一等三角点、御影石の石柱、高さ1m位の岩5~6個、和知町採火台、美山町
の ”長老山” の木製の標柱があります。 長老ガ岳は 京都府に 7点しかない一等三角点の
山です。 ( 長老ケ岳、烏ケ岳、地蔵山、鷲峯山、磯砂山、太鼓山、多彌寺山 )


 一段低い所に 東屋があり 女房が 裸になって着替えていたら 突然 夫婦が登ってきて
慌てて 胸を隠していた。 ここ何ヶ月か 山で 人に会ったことがないので すっかり 油断
したようです。 直ぐ後 また 夫婦が登ってきた。 最初のご夫婦は 寝屋川からで 後の
ご夫婦は 驚いたことに 我々の家から わずか 3kmほどしか離れていない 太子町から
来たそうです。 世の中は 狭い・・・。 家から 150kmも離れた こんな所で 会うなんて・・・。
 京都の山では 青葉山、由良ガ岳、磯砂山、鹿倉山が 良かったと 教えたが・・・。
この夫婦とは 後日 御祓山でも お会いするのです・・・・。


 採火台の上の 白い陶器の図盤が 壊れて 散乱していたので 拾い集めて ジグソーパズ
ルをしたが 破片が足りなくて 完成できなかった。 雨は降らなくて 天気は かなり回復し
たが モヤがあり 遠くの山は 霞んでいます。 青葉山、大江山 弥仙山(本には 北西方向
に 弥仙山が 独特の尖った山頂を見せ とある) を見たかったが 同定はできません・・・。 


 北東方向の道を 仏主(ほどす)峠の方へ降りてみたが 雑木に囲まれ 見晴らしは 良く
ないようです。 直ぐに 引き返しました。 この尾根には ママコナが咲いていて イワカガミ
の葉が たくさんありました。 ママコナは 花びらに 米粒のようなものがあるので分かりやすい。


 太子町のご夫婦と話し込んで 山頂に 40分ほど居て また どこかの山で お会いしましょ
う と言って 11:46 下山。 寝屋川のご夫婦は 先に降りました。
 体力・脚力が 無いので 登るのは しんどいが 降りるのは 楽です。 女房が 先に降りるが
アンテナ鉄塔から 尾根に降りるところで さっそく 道を間違え 左寄りに 谷底へ進んでいます。
どこへ行くの? と声を掛け 呼び戻し 右寄りに 降ります。


 降りるときは 道に迷うこともなく 休まず どんどん降りて 11:36 車に降りました。 下山
は 50分。 先に降りた夫婦も 車に居ました。 私の車を 先に出さないと 車の方向転換が
できないらしい。 靴を脱いで 11:45 車を出します。 上乙見の集落まで降りて 振り返り
長老ガ岳方向の写真を 撮りますが アンテナは 見えるが 山頂は見えない・・・・。


 下乙見の和知川橋の所からも 撮るが はっきりしない。 橋から 北へ下ってみるが 手前の
山が邪魔で 山頂は 見えません・・。 諦めて 12:05 帰路につきます。 帰りは 道も間違え
ず スムースに走り 途中 中国道の加西SAに寄り 車の中で 弁当を食べました。
 加西SAから 35分、14:38 家に帰ってきました。 本日の走行距離は 288km。 


  どの本にも 長老ガ岳は 北側の仏主の方から 森林ふれあいロードを登るように
書いてありますが 私は マイカー登山で 車で 行けるところまで行って 最短時間で
登るため 上乙見から 登ったのですが 寝屋川から来た ご夫婦が 同じルートで 登っ
て来られたのには 驚きました。
 『京都府の山』の欄外に 上乙見から登るルートが 書いてあります。
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コメント
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