今日は毎月一回行っている写真教室です
いつもの通り写真集を持って行きました
カルチェブレッソン・サルガドのworks・林忠彦の文人たち・土門拳の筑豊の子供たち・が写真集です
それと今回は竹久夢二の美人画集と彼が撮った写真集・エドワードホッパーの絵画集を持ってきました
ホッパーの絵画は写真的でとても好きなのです、とくに夜のカフェの「シーン」とした静寂さがたまらないですね
竹久夢二の美人画は多くの方が知っているでしょうが、写真も結構撮っているみたいです
この写真がいいです、そしてあの儚げな女性も・・
写真集の説明をして(写真集は持って帰ってもらって鑑賞してもらいます)
次は生徒さんの写真を見て、それを批評していきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/04/a76f060d66352d805ad555e03708683d.jpg)
左側の檻に入った野良犬の悲しげなまなざしが、忘れられません
悲しいことが・・
教室の生徒さんTさんのご主人さんが急逝されました
教室が終わった後、ご自宅に弔問に行きました
さて今日の一般質問は発達障害への取り組みです
とても大事なことだと考えているので、取り上げました、それでは
3,発達障害
3-1
次は発達障害についてです、詳しい説明ありがとうございます。なぜこの問題を取り上げたかというと、子供の発達障害で苦しんでいる保護者から相談を受けたこと、また就学前の子供達を見ている保育園さんからのさらなる対応への希望があること、そして保護司をしていますが、未成年者の犯罪と発達障害を取り巻く環境の未整備が深く結びついていることがわかったからなのです。
早急に対応していき、発達障害に苦しむ親御さんを救い、教育現場に於いての困り感をもつ子供を導き、そして何よりその本人が幸せな人生を送ってもらいためです。是非その当たりを理解してご答弁頂ければと思っています。
それでは一歳半健診、三歳児健診を行っていると伺いましたが、5歳児に関しては相談を行うということですが、これは健診ではないのですね?
*本市では5歳児健診は実施していないが、発達面の気づきの場や相談の場、子育ての正しい知識の普及の場として5歳児相談を実施している
3-2
他の先進的な地域で行われている5歳児健診ですが、色々と話を聞きました。発達障害は一歳半、三歳健診のあと気づくことが多いようです。相談をといわれますが、親は色々と葛藤があり、決断する時期がずるずると遅れてしまい、小学校に就学してしまうことが多いようです。発達障害に熱心な保育園では五歳児健診の義務化をお願いしたいと言っていました、それが小学校と保育園幼稚園の連携の為には必要だと、・・如何お考えでしょうか?
*5歳児健診の必要性は十分理解しているが、医師や専門スタッフの確保が困難であり、マンパワー不足のため実施できない
*五歳児相談の回数増加、言語聴覚士の追加配置、見逃しを減らすため一歳六か月健診、三歳児健診でのチャックリストの導入を検討し、早期発見・早期支援に努める
3-2-1
必要性は十分理解できているが、医師等のマンパワーが足りない・・理解は出来るのですがなんかやるせない話ですね。全国的に発達障害が問題になっているのに医師が不足で対応が出来ないならば、国として責任を持って取り組んで欲しいと思います。国に地方の声は届けておられますか?
*国に対して要望は出していない
3-2-2
是非要望を出してください、又市民も声を出すようにお願いしたいと思います。しかし今問題になっている獣医学科増設より、こちらの方を特区で取り組んだ方が国民の求めている方向のような気がしますけどね・・さてその五歳児相談回数を増やしたりして、対応しているということですが、相談数はどのくらいでしょうか?
*平成28年度の対象者228名のうち、19名が申し込まれ、15名の方が相談に参加
*医療機関を受診した保護者の希望の参加もあった
*今年度は相談回数を8回から10回に増やし、支援につなげたい
3-2-3
5歳児健診義務化まで壁がたかく、もう少し時間がかかるなら、とりあえず今は五歳児相談になるだけ多くの児童に受けて欲しいと思います。今の数字は少し少ない気がしています。このあたり保育園、幼稚園の先生方とさらに強い連携をお願いしたいのですが如何ですか?
*保護者が園からの勧奨により5歳児相談に申し込み、参加した事例がある
*支援が必要な幼児が多く参加できるよう、さらに保育園との連携を深め、情報共有を図りたい
3-3
宜しくお願いします、さて診断なのですが、はっきりと診断が下ればありがたいのですが、これは診断が下った後の市側の対応は良かったと皆さん言っておられました、ありがとうございます。ここで問題なのがグレー判定だった場合です、グレー判定をもらった人からの悩み相談は受けたことがありましたでしょうか?
*年に1~2件ほどある、その場合市で実施する発達相談に参加頂き、臨床発達心理士や言語聴覚士の個別相談を行い、ケースによっては医療機関等への受診勧奨につなげる
*保育園等と連携した園訪問等に実施や、就学相談の勧奨等行い、円滑に就学出来るよう支援したい
3-4
1~2件とは、数字が実情に合っていない気がします、保護者は自分の子が発達障害かもしれないという葛藤、それを認めるかどうかの感情、また発達障害に無関心、無理解のために起きることで、大変苦しんでいます。ある方が言われました、相談に行って、冷たくあしらわれて、さらに傷ついたことがあったようです。特に皆さんが言われたのが、発達障害の窓口の一本化です。やっとの思いで診断までこぎつけた、受診を受けたけど、さて次どうすればよいかわからないという親御さんがいます、如何でしょうか?
*現在、福祉事務所、健康管理課、教育委員会がそれぞれの立場で対応している。これを窓口一本化は現状では難しいと考える
*(ただ)発達障害の保護者がスムーズに相談できるよう、関係各課の情報共有と連携強化を図っていく
3-4-1・3-5
すぐに一本化はなかなか難しいでしょうが、関係者の希望であるということを知って頂き、相談しやすさ、情報共有と連携強化に図ってください
保育園の先生からは引き継ぎ連携をしっかりして欲しいという意見も聞きました。役所内移動があったあと、引き継ぎがうまくいっていないことがあったようです。これは如何でしょうか?
*発達障害の支援はとぎれなく、適切に、継続的に行わなければならないと考える
*支援部署内の担当異動時には継続的、適切な支援が出来るよう十分な引き継ぎを実施することが重要と考える
*関係部署とのさらなる連携強化を図る。適切な発達障害児の支援、その家族の支援に繋がると考える
3-6
是非宜しくお願いします。さて幼稚園・保育園の先生は、割と早く異常に気づくようです、それで親御さんにお話しするけど、親御さんが理解してくれないことが多いようです。親は烙印を押されると思ってしまうようです。又社会、発達障害者を持っていない人たちが正確に理解すること、共感し子育てに協力することによる環境つくりが必要です、そのためにも発達障害に対する広報が必要だと考えます、市図書館での活動や、広報西都に掲載したと言いますが、もっとすべきではないかと思います。三歳児健診の際に何か配布したり、また発達障害に対し、講座を設けたりはしていないのでしょうか?
*三歳児健診の案内時に、対象者全員に「発達障害相談先一覧表」を配布
*五歳児相談対象者全員の案内文に発達障害のパンフレットを同封している
*発達障害の講座等は特にもうけていない
3-6-1(3-7)
多くの保護者が発達障害について正しい知識を得る事は聞くことは、発達障害への理解そして共感が深まると思います、是非前向きに取り組んでください
さて共通理解が必要という点ですが、幼稚園、保育園 認定子供園、福祉課、健康管理課が具体的な情報交換できる、それも数値でなく実情にあった協議が出来れば、障害の子を取り巻く環境整えることが出来ると思います、如何がお考えですか?
*本年度、障害児支援を提供する体制を計画的に確保することを目的に、障害児福祉計画を策定する予定
*この計画策定には、障害児の成長過程に応じた切れ目のない支援、保険、医療、福祉、保育、教育、就労等の関係機関が連携した支援確保が必要となる
*平成32年度末までに、児童発達支援センターを少なくとも一箇所以上設置することが自治体に求められている
*このセンターは発達障害をふくむ、障害児支援の拠点、各関係機関との協議の場所ともなると考えている
3-8
児童発達支援センターが設置される予定というのは嬉しい情報です、是非その中での協議は実地に基づいた、深い協議、そして確かな共通理解が出来る場になること願っています。さて先の親御さんは、小学校での対応で悩んだことがありました、勿論発達障害が大きく取り上げられてきたのは、ここ7,8年ぐらいですからしょうがない部分もありますが、発達障害に対する理解や知識に大きな差があったようです。グレー判定でそれが学校に繋がっていないので、「躾をちゃんとして欲しい」とか、親を責めてきた事があり苦しんだようです。そのお母さんは学校の先生方に発達障害の知識、専門的なスキルを持って欲しいと言われました、この事はどう思われますか
*教職員が一人一人のニーズに応じた適切な指導・支援が出来るようにすることは、非常に重要
*学校で特別支援教育に関する職員研修を定期的に行い、専門性の向上に取り組んでいる
*教育委員会は専門性の高い特別支援学校のチーフコーディネーターや小中学校拠点校のエリアコーディネーターによる研修を行っている
*両コーディネーターによる学校訪問を実施し、「特別な支援が必要な児童生徒の見落としはないか」、「適切な指導・支援が行われているか」学校に助言、学校の取り組みを多面的に支える体制創りに努めている
3-9
これは先生方だけでなく、私も心しておかねばいけないことです。私たちスポーツ指導者に指導の仕方は大事な事だと思います。発達障害児童に対する望ましい指導の仕方など学びたいと思っています。発達障害は早期発見早期療育が何より大切だと聞いています、就学前にちゃんと対応することが、障害の子を取り巻く環境を整えて、その子にあった成長を促す事ができると思います。先ほど犯罪と発達障害と言いましたが、発達障害が犯罪に結びつくのでなく、その障害に合わない環境がストレスなど引き起こし、そういった状況になるのだと聞いています。つまり環境が整えば、その子が持っている特性を活かすことが出来るのです。発達障害の子達は特殊な才能を持っている事が多いと言われています。これらのことは、歴史的な偉人が実は発達障害であったけど、親の理解により素晴らしい才能を発揮したことにより理解できます。
障害者観は現在「社会が取り除くべき障壁を抱えている人」というとらえ方になっています。発達障害で言う社会的障害とは「脳機能の特性を理解し支援しようとしない環境」なのです。是非関係各所連携して取り組んでいただきたいと思います。市長如何でしょうか?
*平成28年4月1日に障害者差別解消法が施行された
*この法律により「障害を理由とする不当な差別的取り扱い」「障害者に対する合理的な配慮の不提供」が禁止の義務化
*障害者を取り巻く社会的な障壁を取り除こうとするもの
*これは自治体職員が、遵守すべき服務規律として捉え、意識改革をしていかねばならない
*障害を持つ人々が、必要な支援を周囲に気兼ねなく求めることが出来る環境創りに、市及び各関係機関が連携して取り組み事が、偏見や差別の無い地域社会の実現に繋がると信じている
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ありがとうございます、その子にあった環境を整えていけば西都市を支える、社会をさせる、大切な人材を育てることになると思っています。前向きな取り組みお願いします
久しぶりに妻とコーヒーを楽しみに・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/55/feb336b5d3bcd4ccde0c41c777ea8b43.jpg)