西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

打ち上げ、新聞記事、高校生とともに社会を明るくする運動、今日の稽古、一般質問(高校統合編)

2017-06-05 23:43:00 | 日記

昨日のみやざき県民総合スポーツ祭での西都地区空手道の打ち上げをしました

来年はもっと出場者を増やしたいなと話しました

特に女性選手を何とか確保して、西都市連で1年間通じて月一、二回の稽古を行って来年に臨みたいねと・・お酒をがばがば飲みながら決意しました

目指せ、総合優勝です

さて新聞記事が載っていました

生涯スポーツ功労賞の記事です

そして昨日の大会の記事です

本日は一日中6月議会に向けた調べ物を会派室(市役所4F)で行っていました、今週は毎日になると思います

もしご相談がある方はお寄りください

今年は社会を明るくする運動に宮崎県初の試み高校生との共同活動をします

今日その打ち合わせで妻高校、西都商業高校の生徒会さんたちと会ってお話ししました

皆真剣に聞いてくれました、良い運動ができるような気がします。

担当部会長としてうれしい限りです

夜は稽古、今日はイッセイ君とイチゴ君に超初心者の面倒を見てもらいました

イッセイ君は女の子を担当

とてもやさしく教えていました、教えられているほうもうれしそうです

イチゴ君は男の子担当、これまた一生懸命教えていました

子ども会では中学生がジュニアリーダーとして小学生の子供たちの指導をします

そういった教えられるほう、教えるほうもよい経験を積むことになり、成長が図れるかなと思っています

鹿児島の郷中教育というのがあります、年長者が年少者を教え導く、そんな教育が明治維新の偉人たちを数多く輩出しました

私が教えるのもいいけど、たまには子供たち同士で教えあうのもよいかなと思います

他の子はNトレです

その後、基本稽古と形稽古でした

さて今日の一般質問は「高校統合の問題です」それでは

次に、4つ目の高校統合です。
 市長の答弁の中で、西都市にこの高校ありと言われるような学校の創生を支援したいという言葉がありました。大変ありがたいことです。そして、質問席から幾つか質問したいんですけれども、新高校ができると、妻高校と西都商はなくなる形になるんですね、形としては。そこに対する不安というのが中学生とか保護者の中にあると思うんですけれども、そのような声というのは聞いていますでしょうか。また、そういった声が具体的にあらわされる志願数の変移をちょっと教えてください。

 
 

◎総合政策課長(中武久充君) まず統合に関してでありますけれども、平成27年11月に県の教育委員会より統合についての発表が行われた直後でありますが、この際には中学生や保護者に対しまして、十分に情報が伝わらずに不安の声を伺ったこともございました。そのことから、統合に関するQ&Aをまとめまして、小中学校を通した情報の周知を図ったほか、PTA協議会につきましても情報提供を行うとともに、市の広報紙による周知を図ったところであります。
 次に、志願者の変移でございますが、統合が発表される前の平成27年度から申し上げますと、平成27年度が西都商業高校、定員120名に対しまして104名、妻高校、定員160名に対しまして161名の入学者でございます。平成28年度は、西都商業高校、定員120名に対しまして63名、妻高校、定員の160名に対しまして148名でございます。そして、平成29年度の推薦入学を含めた志願状況で申し上げますと、西都商業高校、定員120名に対しまして71名、妻高校、定員160名に対しまして149名となっております。
 以上です。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 大変厳しい数字だと思います。
 新聞にあったんですけれども、廃校を迎えようとしている都農高校は、一般志願倍率は1倍を切っているんですよ、0.9だったそうです。ところが、前年比0.38%の上昇だったんですよ。これは町がいろいろ努力しています。そんな中、統合を控えた西都商の数値というのは、やはりこれは大変厳しいものがあります。これをしっかり踏まえて行動していく必要があると私は思っております。
 一昨日に新県立高等学校の学科名の公表がありました。その学科名についてちょっと確認したいんですけれども、新聞を見ればわかるんですけれども、どのような学科となるのでしょうか、学科名をちょっと教えてください。

 
 

◎総合政策課長(中武久充君) 3月13日に県教育委員会のほうから発表されました新高校の学科でございますが、普通科が4学級、うち1学級が専門コースとして文理科学コース、福祉科が1学級、情報ビジネスフロンティア科2学級となっております。
 以上です。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 文理科学コース、情報ビジネスフロンティア科、すごく興味のそそられる名称なんですけれども、まだ詳しい情報は入っていませんかもしれませんけれど、どういった内容なのか概要をちょっと教えてください。

 
 

◎総合政策課長(中武久充君) まず文理科学コースでございますが、これは文系、理系両方に対応した難関大学への進学を視野に入れて、特に英語、数学を重視した高いレベルでの学習内容でございます。
 1年生次の基礎的な知識、技術等の習得に基づきまして、2年生次からは文科特進系、それから数理科特進系の2つの類型による学習課程により構成されております。
 また、情報ビジネスフロンティア科につきましては、現在の商業科、経営情報科の特色を生かしたものでございまして、1年生次に簿記、情報関係の基礎知識等の習得、2年生次からはキャリアビジネス系とITビジネス系、地域ビジネス系の3つの分類に分かれておりまして、特にキャリアビジネス系につきましては、商業系大学等への進学を目的としております。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 私も非常に興味を持ったし、多分、市民も強い関心を持っていると思うんですけれども、このような学科ができたというふうなことの広報は何か考えていらっしゃるんでしょうか。

 
 

◎総合政策課長(中武久充君) この広報でございますが、3月13日に県の教育委員会よりマスコミ等に公表がされております。このことから広く県民に対しまして周知をされるものと考えております。
 今後は、各県立高校の定員募集状況、それから推薦募集状況、また志願状況などが随時発表されますけれども、来年度入学をする中学生やその保護者に対しましては、周知をされるものと考えております。また、市民に対しましては、別途、広報紙等において幅広く周知を図っていきたいと考えております。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 公表されたときの倍率が、ぼんと上がっているのを楽しみにしています。ぜひ公表をお願いいたします。
 私は入学したいという魅力というのは、やっぱり必要だと思うんですよ。ちょっと私ごとで申しわけないんですけれども、妻高校のPTA役員をしたとき、PTAで課外学習に取り組んだことがあります。それまで普通科ばっかりやったんですけれども、福祉科もやらせてほしいと先生にお願いしました。そうしたら、校長はいいですよと賛成したんですけれども、福祉科の先生方から反対されたんですね。反対した理由というのは今ここでは述べませんけれども、結果的に説得を続けて課外授業を行ったんです。すると、ありがたいことに福祉科の子どもたちは、自分が福祉科で学ぶという意味を理解し始めてくれたんですね。それまでは普通科の下の福祉科という感じを何となく思っていたんですけれども、違うんだと。普通科は普通科、福祉科は福祉科だと、そういうふうに感じてくれたと私は思っています。
 皆さん御存知のとおり、国家試験の合格率はトップクラスになりました。必然的に入学希望者も増えたんです。そして、普通科の生徒たちも、この課外に参加して国公立の普通科関係(注 これは福祉関係の学科の間違いです)の学校に入学したいと、そういう方もいました。
 つまり、新しい、格好いい名称とかで興味を引くんじゃなくて、生徒にやる気を出させて、そのやる気に応える環境を整備することが必要だと私は思うんですよ。市長が壇上でお答えになった魅力や活力ある、高める方策というのは具体的にどういったものか、ちょっとお聞かせください。

 
 

◎市長(押川修一郎君) お答えいたします。
 平成27年5月に公表された宮崎県立高等学校教育整備計画の中期計画では、「妻高、西都商が同一する市内に2校あることを踏まえて、定員充足状況を注視しながら統廃合の適否も含めて検討する」ということが示されたわけであります。その背景には、西都市内の中学生の約半数が私立高校をはじめ、市外の高校に進学している状況であり、それを踏まえて今後の児童・生徒数の減少を鑑みたときに、これから西都市の子どもたちをどのような形で地元高校で学ばせることができるかという視点で考えていかなければならないことを協議会の中で申し上げてきました。
 さらに、そのためには地元高校の受け皿として7学級、280名の枠は確保する必要があること、中学生等が魅力を感じることのできる学科の設置などによる方策を申し上げ、西都市高等学校活性化研究協議会の総意として、統合の要望を行ったところであります。
 結果として、3月13日、ただいまも議論になっておりますが、県教育委員会から発表がありましたとおり、難関大学等への進学を視野に入れた専門コースの設置を含め、7学級280名の枠を確保することができたというふうに考えておるところであります。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 難関大学等の進学を視野に入れた専門コース、そして7学級280名の枠を確保したということで、これは大きな器ができました。そこにいかに中身を入れるかが今から問われると思います。これはもちろん学校当局の仕事ですけれども、市としてフォローをお願いしたいと思います。
 そこで、妻高の部活の話なんですけれど、私の子どもがいたとき、もう4年から7年前ですけれども、サッカー部がすごく人気があって、サッカー部の顧問の先生に学びたい、また妻高のサッカーがしたいということで、市外から妻高にたくさん来てくれました。もちろん顧問の先生は積極的に強いチームなんかに行ってくれました。多分、記憶は間違っていないと思いますけれど、サッカー部は50名を超えていたんじゃないかと思います、妻高だけでですよ。そして、ここにも息子さんがいらっしゃる方がいましたけれど、スポーツと学業のバランスもすごくよくなった生徒たちがいました。同じように弓道とか合唱部、県に誇れる部活があります。部活の魅力と活力を与える要素だと思いますけれども、新高校へのこの部活に対する支援は何かお考えでしょうか。

 
 

◎市長(押川修一郎君) 現在もサッカー部は人気があり、女子サッカー部も活躍しているようであります。議員がおっしゃるとおり、弓道部や合唱部などをはじめ、県に誇れる部活は多数ありますが、新高校が開校すれば1学年7学級規模の学校となりますので、当然、部活動においても競技力の向上など、これまで以上に活性化ができるというふうに期待をしておるところであります。
 現在、妻高校、西都商業高校に部活動の支援として行っている部活動後援費の助成をはじめ、さらに必要な支援についても検討してまいりたいと考えております。
 私は以前から、中学校にある部活でこれまで市内高校になかった部活動を設置することができれば、市外高校への流出を抑制し、また高校における部活動選択の幅を拡大することができると考えておりました。3月13日の県教育委員会の発表によりますと、柔道、あるいは剣道など新たな部活動の開設も検討しているようでありますので、県とも連携をしながら市として支援できる内容等について研究しながら、できるだけ7学級280名の文武両道の新しい学校でのスタートを私も期待をしておりますし頑張っていきたいと、そのように思っております。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 先日、妻高の校長と話をしました。そうしたら、生徒たちは武道をやりたいというアンケートが多かったと聞いています。今の市長の答弁の中に柔道、剣道と出ましたけれど、市長、何かお忘れじゃないですか。
 ここからはちょっと要望になりますけれど、それも強い要望です。武道の中に空手があります。2020年東京オリンピック種目に選ばれた空手です。私は空手道場を運営していますが、設立して15年になります。優秀な選手も増えてきています。おかげさんで今、県で2連覇中です。
 ただ、その中で悩みもあります。それは子どもたちの進路です。高校になっても空手を続けようとした場合、今進路先は日本のトップクラスの宮崎第一高校、そして私立の日章学園があります。あと日南学園もありますけれど、地理的に遠いですから外します。あと佐土原高校ぐらいです。
 教え子は地元の学校で学業をしっかりやりながら、空手も続けたいという子がいるんです。また、妻高の周辺、児湯地区というのは、知ってのとおり全国3連覇をした富田中があります。そういった子どもたちは、公立高校で学業とともに空手を続けたいという希望者が多いと思います。ぜひ何かの折に会ったら、生徒募集の手助けになるという空手道部の要望をお願いしたいと思います。
 ちなみに、西都商には空手をやっている先生がいます。要望だったんですけれど、何かありますか。お願いします。(残念ながら4月に移動してしまいました)

 
 

◎市長(押川修一郎君) 先ほど柔道と剣道は一例を挙げただけでありまして、空手あたりも入っておりますので、ぜひ議員のお力によって、空手あたりが部として開設ができるように声をかけていただければ、ともにまたそういう方向で頑張っていきたいと思います。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) よろしくお願いいたします。
 統合の最後の質問は、伝統歴史感についてです。
 妻高90周年の2012年のときです。妻高のPTA会長をさせていただいたんですけれども、お隣の高鍋高校も同じく周年事業をやりました。90周年です。これは来賓として呼ばれたんですけれど、そのときに高鍋高校を語るDVDというのがありまして、すごく今でも心に残っています。大正10年に小林、日南が中学校、今の高校ですけれども、に認可されて、その機運で高鍋町民がぜひ中学設立にということで動き出したそうです。そして、同じ時期に妻を中心として、やはり中学設立に動き出しました。
 県としては、近くの地域に2校の県立高校は難しいといったものだから、すごい誘致合戦があったそうです。結果、大正11年12月20日の県議会の最終日に、県立妻中学校が議決されました。妻高の歴史はそこからなんですね。
 でも、誘致に負けた高鍋高校も90周年と言っているんですよ。それは町民が負けたと、では金を集めようと、金を集めて寄附金25万円、今のお金でいうと1億5,000万円集めて、許可申請を文部科学省に直接出して、文部大臣に出して、大正12年4月15日に財団法人高鍋中学校、つまり私立高校としてスタートしました。その後、18年に県立高校になったんですけれども、そういった歴史を高鍋高校は折あるごとに子どもたちや保護者や皆さんに見せているわけなんですね。
 僕は、母校の歴史というのはしっかり胸に刻んでもらう仕組みということが、伝統というのがすごく大事だと思うんですよ。心配するのは、平成30年から新高校へ移行が始まって、32年には新高校だけになるんですよね。新高校だけになって怖いのは、妻高の95年の歴史、そして西都商業の57年の歴史、それを失ってしまうんじゃないかというのを非常に心配しています。新たな高校生も教職員も、西都市の県立高校としての歴史をしっかり踏まえた上で、新高校を創生してほしいと私は願っています。
 何でも新しくというんじゃなくて、歴史伝統を知り、またうかがえるものを何か残して新たな高校として頑張るのが両校の卒業生にとっても、今まで卒業した方にとってもうれしいのではないかと思いますが、市長のお考えはいかがでしょうか。

 
 

◎市長(押川修一郎君) お答えいたします。
 私は妻高校と西都商業高校それぞれの教育理念に基づき、多くの優秀な人材を輩出しながら、長年にわたって地元高校として西都市民に愛され、そして誇りとされてきたと考えております。この両校の歴史や伝統については、現在も卒業生や在学生の中で脈々と受け継がれているというふうに思います。新高校においても継承され、さらに発展していくことが私としても願いであります。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 伝統を大切にする、温故知新という言葉がありますけれども、古きをたずねて新しきを知る、昔どうだったんだろうかと、それをたずねて新しいことに取り組む。そういったことが私はいいなと思っています。
 そういった何か形が残ったら、古きをたずねることができると私は思うんですけれども、私が思うその形というのは、という文字なんです。日本でもこれは珍しいですよね。そして、妻は個性があります。小学校にも妻北小があって妻南小があって、そして妻中があります。連携している形が見えます。地域の学校として存在感のある新高校の姿を考えると、妻というのは残すのはよい方法だと思います。また、市民のほうからもそのような声を聞くこともありました。これは今から新高校については来年度、話をすると聞いておりますけれども、市長、お考えはいかがですか。

 
 

◎市長(押川修一郎君) 議員おっしゃるとおり、私もいろいろ御意見を伺っておるところであります。
 新高校の名称については、ありましたとおり来年度において広く公募され、県教育委員会において検討、調整されていくというふうに聞いておりますので、その情報提供をいただきながら検討状況を注視してまいりたいと思います。
 そして、市内には妻高校、西都商業高校OBの方がたくさんいらっしゃるわけでありますし、その名称に関してもさまざまな意見をお持ちの方もいらっしゃるというふうに思っております。その思いを広く酌み取り、西都市の文教のシンボルとして、市民から愛される名称となるように頑張っていきたいというふうに思っております。
 以上です。

 
 

◆3番(橋口登志郎君) 部活の件で、きょうの新聞であったんですけれど、「部活指導員、外部人材に」ということで文部科学省から省令公布が出たそうです。4月1日からです。このあたりも踏まえて部活動もしっかりして、新高校のほうもよろしくお願いしたいと思います。

注これは3月議会の質問です、3月時点での状況で質問しています

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