良い研修でした
研修の講師は三重県地方自治研究センター上級研究員の高沖秀宣さんです
あの北川さんが三重県知事になられて、議会事務局に配置換えされて、地方議会に目覚めた方です
議会改革については、前議員だった時から結構勉強させていただきました
今回の研修はそれを補完するものでした
いくつか箇条書きで書いてみたいと思います(省略しています、詳細については私に聞いてください、なおかっこの中は私の考え思いです)
*地方議会は2元代表制なのだが、理屈と実態がかけ離れているのではないか?
*地方自治法89条から~138条は議員たるもの理解してほしい(この自治法についてはこのブログで紹介していきたいと思います・・市民が議会を見るうえで知っておいてほしいと思うからです)
*議会は何のためにあるのだ!(自問自答するべき)。憲法93条に「議事機関として議会を設置する」とある。議事機関なのである
*二元代表制・・首長と議員は住民が直接選挙で決めたもの(大切なこと)
*議会は首長の監視役、首長の独断偏見暴走を止める防波堤である(鹿児島のある市のことを考えると、それができるだけの力を議会は持っていなければならない)
*大事なのは、民意を集約して、自治体の政策の質を向上させること
*予算書、議案を修正させること、これが大事なぜなら首長の政策は完璧でないから
*でも議会は劣化しているといわれている、寝たきり議会、居眠り議会と言われないようにしなければいけない。それを起こすのは議長と議会事務局の役目
*安易な「定数削減」「議員報酬減」に乗ってはだめだ、なぜならそれは議会を弱体化させることであり、首長(2元代表制の片方)を喜ばさせるだけ。それは回りまわって住民を不幸に導く
*議会,議員が「二元代表制」について考えなければいけない、首長の追認機関になっていないか、自問自答する
*議会と首長は車の両輪ととよく首長が言うが、その両輪を持った車のハンドルを首長が握ることになる(全く違う車に乗りm互いにハンドルを持つことが大事)
*自治法96条1.2は特に大事、予算を決める力は議会にあるんだ!
*その議員をサポートする議会事務局職員は増員して力をつける
*新規事業についてはその時その時で情報を議会に入れるように持っていくこと、そしてそのうえで健全な議論をしていく
*議会の通年議会も考慮することも必要、その上で議員報酬を上げて、プロの地方議員を作っていく、そうすれば若く優秀な人も参加しやすくなる。それが議会自治体の質を上げる
*議会は自由討議をして、専門的知見の活用を図り、政策形成にもっていく
*そのためには政務活動費は絶対必要なもの(但し使用方法については十分勉強する)、調査研究する為、政策立案に資するため、政策提言のために活用する
*これらのことを市民にしてもらうため(議会の真の姿)、議会は努力すべき、議会報告会が重要
*住民と政策論議をすることも面白い、ある議会では常任委員会の前に住民が自由に意見を述べ、それを踏まえて議員が意見を形成する
*政策立案の過程を住民に伝える努力
*そのためには議会運営を可視化すること(委員会、代表者会など公開する)
*とにかく住民の直接選挙で選ばれた首長、議会で行う2元代表制である。そのためには議会力を増加することが必要
などなどいっぱい聞きました
ほとんど私が思っていることと同じです
西都も議会改革に再度踏み出さねばと思います
研修の後は懇親会です
宮崎県子供会でお世話になったk議員(会長でした)とも久しぶりにお会いしました
私はノンアルコールで楽しみ
終了後は帯研に参加しました
西都市武道館でみな黙々と稽古しています
関谷指導員も今日ばかりは自分の稽古です
私も基本型から指定形、自由形、そして他流派形などを稽古しました
日曜日はスポーツ少年団の試合です