午前中は一般質問の準備でした
そんな中、小学校時代の友人が遊びに来てくれました
彼は日本でも大手の建設関係の会社にいます
彼と震災後、そして東京オリンピックが及ぼす建設業の影響の話をしました
資材高騰は来年がピークのようです
私は小学校時代の友人の消息に不案内ですが、彼は仕事柄よく知っていて
某東京湾にあるでっかい遊園地の(Ðらんど)幹部が同級生だったり、ひょえ~と声が出てしまうような話を聞きました
懐かしかったです
午後は(仮称)ひむかヘリテージ機構の発起人会です
メンバーの皆さんの活躍はまばゆいばかりでした
熊本大震災の家屋調査、官と共同での取り組み、民家園の改修などなど
活動されていました
今日機構を創設する世話人会を選びました
これからは世話人会が中心として、機構が活動できる準備をしてくれると思います
メインは個人がヘリテージマネージャー講習で学んだことを活かし活動することで、その中で仲間と情報交換しながら、また助け合いながらスキルアップを図るものです
私と発起人かいで仲間だったNさんが面白い試みをしているという情報を聞いたので帰り際見学に行きました
彼が古民家を買ってそれを免震対策して、リノベーションしようという建物です
彼の仕事は宮崎でも有名な家の曳家です
買った民家を引き上げ、基礎を打って免震材をかませて、古民家を乗っけるというものです
玄関です、前に出ているのが免震部位です
これがすごい、滑ることを利用しているのです(基礎と建物は緊結していません)
耐震診断というと、家の自重と壁面当たりの壁量と家の形で判断する方法です
今建設される建物なら上記の条件を受け入れることは容易ですが、昔の建物はそうはいきません
日本の建物は夏を旨とするという言葉があるように、柱だけですっぽんぽんの壁です
基礎はその建物を束石に乗っけているだけなのです
縁が切れているので
勿論現代的な建物に比べると、それは弱いでしょうが、地面の揺れを建物に伝わらせないという考えは、私は腑に落ちます
今日見た建物は、鋼材の滑りにより地面の揺れを少なくし
免震材のゴムを設置し
大きな揺れで、免震基礎からはみ出さないように
止め材(ストッパー)があります
このような考えだと、昔の建物が壁など補強しなくっても、そのままリニューアルできるのかなと考えました
注)上記の説明はわたしが見学して、感じたことです。もしかすると効用が異なっているかもしれません
このような刺激がもらえる仲間と知り合ってありがたいなと思った次第です