西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

児湯郡市町村議会議長会議員研修

2013-05-24 21:54:44 | 日記
一年に一回表記の研修会を開いています。

ここ最近は議会改革に伴うものが多いです。


本日の講師は全国町村議会議長会議事調査部長 三宅 達也先生です

講演の題名は


内容は私の思っているのと同じでした
先日も書いたのですが、議会とは何かを考えて行動しなければ、後でとんでもないしっぺ返しが来るというものです。
これは議員にたいしても、また市民にたいしても言えることです。

議員は市民の代表です、代表が市民の代弁者となれないような環境を作ったら、それこそ二元代表制の民主主義の崩壊につながります。

たとえば「おとぎ話」を思ってください。
とんでもない独裁的な権力者が出来た国があります、市民は何とか権力者の行動に意見を言いたいのですが、それを言うと迫害を受ける。

これは、実際現実としてあります(直ぐ近くの国に)、だから市民はもう一つの選挙で選ばれた存在を作ったのです。

ここで、互いが議論をし市民のためにより良い方向を選択する議会となるのです。
これが私たちが長い間血と汗を流して作り上げた「民主主義」です。

先日も言いましたが、それを理解していない議会があればそれに対して、もの申すべきだと思います。
仕事も全くしないような議員がいれば、それを選ばないように選挙で行動できます(この行動できると言うことが大切なのです、世界ではこの権利が全くない国が存在します)。

でもただブームによって、議会に対して、人数が多いから削減しろ、とか報酬を下げろとか言うのは(言うのは気持ちいいけど)、はたして市民が直接選挙で選んだもう一方だけの力を減ずることになるのではないかと、考えて欲しいのです。

私はこう思います
議会に対して・・・議会は何をやっているか、ある議案に対してどのような議論をして採決まで持って行ったか、どのような勉強をしているか、それはどのような考えで行っているか
それらのことを、市民にしっかりとさらけ出す気概と、信念を持たねばいけない。
自分たちは市民に対してどう行動するか、ハッキリと示すべきだ

市民に対して・・・議会制民主主義とは何か、自分たちの代表者を選ぶとはどういう事か、学ばなければダメです。
もっと言えば自分たちの代表を選ぶ選挙に真摯に向き合うべきですね。自分としては西都市の未来はこう考えている、それを実行できるまた最低でも同じような考えを持っている、そのような候補者を選ぶ権利を持っている。
そして選んだら、信頼してまかせる。もしどうしようもなければ、選挙で落とせるのですから。

市民が思うこと、首長が思うこと、議会が思うことこれは同じ目的を向かうべきなのです。それは市民の幸福です(絶対多数の)。

一議員として、それらの行動をしていかねばと思った次第です。

さて懇親会がありました、それが終わったときある青年から声をかけられました「橋口さんですよね」


顔を見ても全く分からなかったのですが、話しをすると18年前(何度かブログに書いています)、西都青年会議所で20周年事業で「西都原物語」という演劇をしたときの主役の子どもでした。

ミュージカル風に作った演劇で梅原先生が大絶賛をしました。
井上君と言います、彼が小学校6年生の時演じました、とてもきれいな歌声で皆を魅了したのを今でも覚えています。

で、「今いくつになった?」と聞いたら「ハイ、31歳になりました」・・・ガ~~~ンです。

あの可愛らしかった子どもが・・・、ふ~っ、僕も歳をとったもんだ。
声をかけてくれてありがとう、井上君
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夢たまごでチャリティー書道展開催中です

2013-05-23 23:13:50 | 日記
前西都市美術協会会長の佐藤先生のグループの書道展開催中です。

地域文化功労賞を記念したものでもあります。

佐藤先生の挨拶があります


さてここには、以前ブログで紹介した「敬天愛人」の書が飾られています



良いですね~

展示会が終わったら、南空会の稽古に連れて行き、子ども達に見せたいと思っています。

さて今回の展示はチャリティーも兼ねています





是非覗いてみて、これはと思う書を見つけてください

私が気に入った書はこの二つです








残念ながら、売約済みでした。

今週日曜までです。
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覚悟の人たち

2013-05-22 21:31:25 | 日記
昨日の通夜、そして本日の葬儀参列させていただきました。

癌という病にかかりながらも、体の調子がよければ空手の演武をし、また空手の審判をされました。

空手が大好きで、空手の仲間が大好きな方でした。

魏 國和先生がお亡くなられました。
ひょうひょうとした方で、柔和な方でした。
お兄さんから聞いたのですが、家庭でも私が思っていたとおりの方だったみたいです。
自分のことより、家族のことに気をかけ、妹さんがおられた関西で大地震があったら(阪神淡路大震災)直ぐに自動車に自転車を積み、行けるところまで自動車で行き、その後は自転車で被災地に入り、妹さんの安否を訪ねるような方だったらしいです。
兄弟の方からとても頼りにされていた方でした。

病が進み、自分の命もいよいよ終わりだと知った魏先生は、死が訪れる数日前からお世話になった方に、一人一人、お礼の電話をされたそうです。
感謝の言葉と共に・・・、凄い覚悟だと思います

そんな魏先生を見送ってきました。魏先生安らかにお休みください。
でも魏先生のことだから、天国できっと空手をやっているのでしょうね。

さて宮崎から帰り道、「覚悟」ということを考えながら運転していたら、一人の芸術家と映画のことを思い出しました。

私の家で家宝のビールグラスがあります。
妻は私がどれほど大事にしているか知っているので、間違って割ってしまうといけないので、絶対洗わないほどです。


新芸術集団フラクタスメンバーだった日岡兼三さんの作品です





日岡さんは自分が病に冒されていることを知っていました、そんなときフラクタス展をすることになりました。

私は日岡さんの作品を写真に撮り、それをフラクタスのポスターにしました


写真撮影が終わり、日岡さんが私に「橋口さんにもらって欲しいものがあるからちょっと待って」と言います。
そして、いただいたのがこのビールグラスです。

見た目の無骨さと持ったときの繊細さのギャップが素晴らしく、いっぺんでお気に入りとなりました。

暫くして、日岡さんが亡くなったという連絡がありました。
亡くなった状況を聞いてみると、

もうこれまでと思った日岡さんは、寝床を離れ、きちんと正座して合掌しました。
そしてそのままお亡くなりになられたそうです。

「覚悟の人だ」と私は思いました。

映画の話しは「汚れた天使」という映画です。筋はこのようなものです(ウィクペディア参照しました)
幼い頃からの親友である少年ロッキー・サリバンとジェリー・コノリーは貨車強盗をはたらこうとするが未遂のまま追跡に遭う。逃走もむなしくロッキーは警察に捕まり、ジェリーだけがその場から逃げおおせた。少年鑑別院送りとなったロッキーは悪名高いギャングへと成長し、一方でジェリーは聖職者の道を歩んでいく。

15年後、ロッキーは釈放されて地元へ戻る。そこでは神父となったジェリーが少年たちの善導にあたっていたが、ロッキーと知りあった不良少年たちがたちまちロッキーに憧れを抱く。またロッキーは悪徳弁護士フレイザー、闇の実業家で地元の有力者キーファーと関わりを持っていた。ジェリーは闇社会の不正を告発するまえに、ロッキーに警告をするが受け流されてしまう。そして公の注意を引くやり方で一切を告発し始めるジェリーに対し、キーファーらが抹殺を企む。その計画を知ったロッキーは親友を守るためにキーファーらを殺害し、警察を相手どって派手な銃撃戦を繰り広げた結果、ロッキーは逮捕されて死刑を宣告される。

死刑執行の直前、ロッキーの独房にジェリーがやってきて、死を恐れて泣きわめき、臆病者のふりをして欲しい、と願いを乞う。それを知れば少年たちがギャングのロッキーを偶像視しなくなると考えてのことだった。しかし、ロッキーはおのれのプライドからそれを拒み、何ものに屈しない強い姿のまま死ぬと言う。いよいよ電気椅子の前に連行されたロッキーは最期の一瞬で豹変する。死を拒絶する大悪党を見た立会人たちは、ロッキーをみじめな臆病者と罵る。その最期を聞いた少年たちはロッキーに失望し、彼に祈りを捧げるよう神父ジェリーに連れていかれる。

親友の言葉に共鳴し、未来の子ども達のために自分の死を捧げました。
最期の姿をわざと汚した天使でした。これも「覚悟の人」だと映画を見た当時思いました。

人は生を受けた限り、死が訪れるのはどうしようもない宿命です。
どのような覚悟を持って生きるか、死を迎えるか考えさせられた一日でした。

コメント (3)
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雑巾掛け

2013-05-21 22:53:29 | 日記
議会改革に向けて、色々と研修を受けています。
市議会主催でおこなったものや、自費で行ったものなど多分この三年間で私は5回ほど受けました。

内容は何度か過去のブログでもお伝えしています、議会とは何か?を深く考えさせられるものでした。

議員は決して地域のご用聞き(仕事の一部ではあります)ではないし、また単なる行政側への圧力者ではありません。

議案に対し如何に議論を深め、その結論を市民のために作り上げるものであるし、またその過程を市民にオープンし健全な世論を作り上げるものです。

今各地で議員定数のことが話題になっています。
定数削減することが、正常な自治体であるような世論はいかがなものかと思います。

真の議会とは何か、何を持って議会としての働きをなしているか、をしっかりと考えて定数のことを考える必要があると思います。

いつも言っていますが首長(自治体の市長など)というのは、絶対的な権力を持っているモノなのです。
首長が提案するものに対し、市民の考えが寄り添うように、議論し議決に持って行くのが議員の役目です。これが民主主義(二元代表制)の形ですね。

市民自らの力をスポイルさせるだけになってしまう事は、回り回って自分たちの首を絞めることになるかもしれません。
そこは充分考えなければいけないことだと思います。

勿論明らかに、数が多いまた姿が見えない議会に対しては、市民は声を上げるべきだと思いますし、それが、健全な議会を育てる事になるとも思います。

昨日の宮崎日々新聞に記事にこのようなものがありました
日向夏みかんちゃんの質問箱 というコーナーでした。

その中に議員定数削減の理由について自治体の財政事情が厳しくなり、経費削減という面があると書いてありました。

傾聴すべき意見だとは思いますが、この記事の最後にこのように書いてもありました

「地方自治体は首長と議会を直接選挙で選ぶ「二元代表制」を採用しています。議員が減って、執行部に対する監視機能が低下したり、有権者の意志が反映しにくくなったりしては元も子もありません。議会の役割やあり方を十分理解した上で議論すべきですね」

全くその通りだと思っています。

さて「雑巾掛け」のことなのですが、議会改革研修である講師が「新人議員はやはり雑巾掛けから始めるという事をやらないといけない・・」といったのです。

市民、もしくは国民から選ばれた段階で同じ権限を持つ議員(新人だろうが、ベテランだろうが)なのは当然なのですが、私は「なるほど~」と思いました

私に関連する空手などの武道でも、また大工さんなどの仕事に関しても「ぞうきんがけから始める」という考えは大切なことです

議員となって、先輩議員の考えを聞いたり、行動を理解したりなど議員としての体質を作る(議員の節度を知る)ためには大切な事だと思っています

それによって議員の常識、最低限の良識が培われるのだと思います

それがベースにあり、その上に議員として新しい考えや自分の理念を議員活動に組み込むべきなのでしょう。それで初めて、人を納得させるものが出来るのだと思います。

現在、某関西の市長の発言が新聞等で言われていますが、これはH市長が政治家として「雑巾掛け」をしなかったために、浅い考えをそのまま平気で公にいって構わないと思ってしまったのだと考えています。政治家としてまともな経験を積んだまともな政治家なら絶対言わないと思います

TP0をしっかりと考えるというのは大切なことだし、余りに浅はかな見識だと言わざる思えません。
特に「・・・と誰でもわかっている」などという言い方は、噴飯ものですね。
誰ってだれ?といいたいですね。

市議会でも「・・・と市民は思っている」と言う議員がいますが、市民全てに聞いたの?と思ってしまいます

自分以外の大勢を自分のつたない意見に巻き込んではダメですよ、H市長。
やはり弁護士の経験はあるけど、芸人上がりといわざるおえませんよ。

この傾向は人気だけで政治家になった人を見ると同じ傾向ですね。
宮崎県の某H知事、長野県の某小説家知事、・・

本物の政治家が自分の力を十分発揮できる環境を作りたいですね。
それには直接選挙で選ぶ市民が選挙に関心を持って、大切な一票を入れるという事の重大さを認識することでしょうね。

皆さんの一票は世界を変える力を持っています

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蒸し暑い日でした

2013-05-20 21:41:18 | 日記
早朝より文教厚生常任委員会がありました。
先日の参考人招致の報告を代表者会にする前に委員会での調整のためです。

よく簡潔にまとまった、報告内容でした。

代表者会ではこの件と特別委員会設置の件が話されましたが、特別委員会の件は意見の一致をみず継続審査となりました。

私としてはとても大切な案件なので、何とか早く全員一致に向かうように願いたいものです。

午後からは議会の事務仕事を行い夕方は空手の稽古です。

今日の夕方はとても蒸し暑く、ハードな稽古を続けると子ども達に悪影響があると考え、基本の姿勢などしっかりと直すことを中心とした稽古にしました。

それでも、気分の悪くなったと言いに来た子ども達が多く出てしまいました。
妻南小は今週末は運動会なので、その練習で疲れていると思われます。

人様の大切なお子さんを預かっている訳ですから、このような温度、湿度の時は「ちょっと変だなと思ったら、直ぐ先生に言うこと」と稽古前に伝え、水分補給の頻度を増やしています。

もう少し経つと、今日のような環境に体が慣れるのですが、さわやかな気候の後このような環境は注意しなければダメですね。

慣れるまで、注意したいと思っています。

ということで準備体操の後、騎馬立ちでの基本、移動基本、蹴り、そして平安初段から5段、鉄騎初段、それと形の分解説明で本日の稽古は終了しました。

いつものように南空会の子ども達は、一所懸命稽古をやってくれました。
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