西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

正義について語ろう

2010-09-26 23:30:52 | 日記
さて今日は、宮崎県空手道の指導者研修会の2日目でした。実技を中心に行いました、ホントに良い経験をさせて頂きました。地区審に挑戦しようかなと思っています。また合間の休憩時間に話しする先生方の話も、刺激になります。毎年ベテランズの組み手に挑戦している先生(70歳以上)の話など、とても面白くまたいつまでも挑戦し続けるその姿勢に、自分もがんばらねばと改めて思った次第です。

話は変わって昨日の夜は西都古墳祭の結団式があり、参加してきました。10年以上前に一緒に実行委員をしたメンバーと懐かしく、昔話が出来て楽しい一時でした。

さて今日のタイトルはビックリでしょうー正義について語ろうー(えっーtoshiroが正義の話し、似合わねー。性技の話しなら・・)と私のことをまーーーたっく理解していない方々の声が聞こえますが、かまわず話します。

これは今日のNHK教育のNTVという番組の話しです。

前にブログで書きましたが、ハーバード大学において最高の受講生を持つマイケル・サンデル先生の講演です。先生の著書はベストセラーになっており、以前からとても興味がありました。今日なにげに番組表を見ていたらあるじゃないですか番組が。早速妻と見ました。

東京大学での講演のダイジェストでした、正しい社会とはを、3つの視点を提示して討論が始まりました。

・最大多数の最大幸福という考え(功利主義)
・人間の尊厳に価値を持つ(カント)
・美徳を共通善で育む(アリストテレス)

イチローの年収とオバマ大統領の年収の話しから、世代を超えた道徳的責任の問題まで2部に分けて講義(ディベート)が起きました。
若い世代のちゃんとした意見が交換される姿を見て、あーすばらしいと思いました。どのような論点にも、互いの立場、環境によって違った意見があります、それをうまく引き出し議論を深めさせていました。
いろいろな問題に直面して、それを避けるのでなくコミニュケーションをして、自分とは違う意見に耳を傾けそれを受けいれることの大切さを先生は伝えていたように思います。
最後にこのように言われました「哲学はある意味一つの答えを出すことは不可能だけど、だからといってそれを避ける事は出来ない(避けてはいけない)」「グローバリゼーションで世界中に貧富の差が広がっている、だからこそ真剣に話し合う必要がある」と先生は言われました。
コメント
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