アナーキー小池の反体制日記

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#164 世襲(せしゅう)

2008年09月23日 | ボクの思い・信条・理念
2年連続、たった1年で首相を投げ出した自民党の二人の総裁は、父親がやはり首相でした。
昨日決まった新総裁は、祖父が首相だったとのことです。
国会議員の多くは世襲だそうです。
都道府県議会議員、市町村議会議員だって負けてはいません。
地盤、看板を引き継ぐためには便利なのかもしれません。

世襲議員のひ弱さが言われています。
小さい時から、忍耐を求められることもなく胆力を鍛えられることもないのですから当然なのかもしれません。

今、死にそうだとか生き返ったとか何年も前に死んでいたとか、とりざたされている北朝鮮のトップも同じです。
社会主義国の北朝鮮は、トップが世襲です。

どう考えてもマルキシズムに世襲は似合いません。
北朝鮮の政治思想体制に主体思想(チュチェ思想)があります。
学生時代読んだんですが、なんとこれがマルキシズムと儒教を上手に無理やり融合したものなんです。

マルキシズムと儒教は水と油のようなものなので、融合は不可能だと思いますが、器用に繕(つくろ)っています。
(繕いきれず1990年にマルキシズムを捨てたと、先程ウィキペディアでチュチェを調べたら載っていました。)

世襲だとか目上の者に対する敬意だとかは、儒教の教えそのものです。
北朝鮮は、儒教を国教とする宗教国、ないし、金一族の首長国、王国のようです。

話が大きくそれちゃいました。

世襲はいけません。

大分県の教員採用試験では、教員の世襲の仕組みが明らかになりました。
全くけしからぬことです。
この北海道でも、教員の子供が教員になることが多いと言われています。
そして、教員とか教委に"つて"の無い子弟はなかなか教員になれないとも聞きます。

いけません。
いい加減にしなければ、子供の将来を潰してしまうどころか、この国の活力をそいでしまいます。
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