アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#444 (財)日本相撲協会

2010年06月19日 | 教育・文化・芸術・スポーツ
競馬、競輪、競艇など公営賭博の当選者への還元率は40数%です。(不確かです)
50数%が寺銭として、胴元(国や地方公共団体)に吸い上げられてしまいます。
その国が公営以外の賭博(ギャンブル)を禁止しています。

野球賭博というのがあるそうです。
寺銭は10%だそうです。
還元率はなんと90%で、しかも、寺銭は当選者のみからの徴収だそうです。

公営ギャンブルで人生を誤った人は大勢います。
でも国は公営賭博を止めようとはしません。
そして、公営以外の賭博を犯罪として取り締まります。

もちろん、暴力団が関与する賭博がいいはずありません。
反社会的存在の暴力団は、なにをしても、仮に慈善活動をしたとして、認めてはいけない存在です。
明らかな犯罪者集団である暴力団が、大手を振ってのさばっているのが理解できません。

スモートリが賭博をしていたことがばれて問題になっています。
スモートリばかりでなく、親方や髪結いの人まで係わっている事がわかりだしました。
マージャンや花札やゴルフで、お金を賭けていた人も含むそうですが、暴力団が胴元の野球賭博に熱を上げていた人も多いようです。

スモー界は昔から仲間内の花札などを皆でやっていたそうです。
どこでもやっているんです。
公営賭博で50数%も持っていかれるくらいなら、仲間内でのやり取りのほうがよっぽど健康的です。人生を踏み外す人も少なくなります。
でも、暴力団が胴元の賭博に手を染めてはいけません。

今回の事件で相撲協会の不甲斐なさを再認識させました。
そもそも(財)日本相撲協会は元スモートリばかりなのがおかしいと思います。
あまり上等ではないスモートリOBが、国からお金を貰っている団体をうまく運営できるはずがありません。(多少上等のスモートリOBの多くは、スモー界を離れています。)

今回の事件、暴力団が係わっていることは最初からわかっていました。
わかっていてのあの対応は、スモー界幹部と暴力団の腐れ縁を示しているように感じます。
協会の理事長はもとより、幹部の大半を元スモートリ以外としなければなりません。
事件への対応、お粗末すぎます。
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