前回のSDGsに続き、年寄りのための英4文字講座です。若いもんに笑われぬため、お勉強してください。
今回のGAFA（ガーファ）とは、Google、Apple、Facebook、Amazon.comの頭文字を並べたもので、2012年ごろからまずフランスで使われるようになった結構古くからある言葉です。
GAFAという言葉は、広告や検索（Google）、スマートフォンとそのアプリ（Apple）、SNS（Facebook）、ショッピング（Amazon）というネットの「プラットフォーム」で大きなシェアを持つ「プラットフォーマー4傑」という意味で使われています。また、「個人情報は集めるわ、市場独占で自由競争を阻害するわ、税金はごまかすわ、のずるくて巨大な米国企業」という、あまり良くないニュアンスでも使われている言葉です。
現に数日前、アメリカ政府から日本でいうところの独禁法違反容疑をかけられ、問題となっていたんです。
どこの世界も「出る釘は打たれる」のです。旧来からある企業は既得権益を守ろうと、政財界に圧力をかけ新興勢力を潰しにかかります。
GAFAは新興ですので至らないところもあるでしょうし、法の整備が間に合っていない面もあるでしょう。でも旧来からある企業に比べると、ずっとマシです。
年寄りは体制側だけの言葉を聞くのではなく、将来を見据えた幅広い意見を聞いて物事を判断することが求められます。
