アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#3783 SDGs(下)

2021年06月15日 | ボクの思い・信条・理念

SDGsの目標が達成されたなら、地球の環境も何なんとか持ちこたえることが出来るのでしょうか?疑問ではありますが、今までにない成熟した提言です。ヒトもようやく生物の一種に過ぎないことを認識し、公言するようになったのです。

この提言の個々のことは、識者により何十年も前から言われてたことです。いまさら感が無いのではないのですが、ヒトが成熟してきた証として歓迎します。

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実はこのSDGsの採択は6年も前の2015年の事でした。そして同年には地球温暖化を解決しようとするパリ協定の締結も行われていたんです。その頃ボクは、現生人の心の在り方の変化に、大いに期待したもんです。

それまでのホイト的資本主義から社会主義的資本主義への変換です。資本主義陣営でも北欧などはずいぶんと早くから社会主義的な資本主義に変わって来てました。でも西側の主要国はなかなかホイト主義から脱却できません。弱肉強食で強欲な者がのし上がるのが当然視されていたんです。

6年前のSDGsの採択やパリ協定の締結には大いに期待したものです。でもトランプの登場で時代が逆行してしまいました。旧態依然のホイト的資本主義体制に逆戻りです。トランプがアメリカ化大統領として君臨していた4年間は将来“魔の4年間”として語り継がれることでしょう。すべての良心をブチ壊しました。

トランプが去ってようやく、世界はSDGsやパリ協定に本腰を入れるようになりました。

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逆説的には、トランプが4年で去ったことを僥倖と捉えなければならないのかもしれません。なにせ昨年の大統領選でバイデンは僅差での勝利でした。いまもアメリカにはトランプの支持者が仰山いるのです。油断してたら、また時代に逆行した輩がトップに就くかもしれないのです。

ボクは、時代の流れって良い方向に向かっているもんだ、って信じているんだけど、一時後退したり逆行したりするって仕方が無いことなのかもしれません。ただ今の状況はそんな猶予はない気がします。

SDGs、大いに歓迎です。でもしつこいですが、今絶対に必要なことはヒトの頭数を減じることです。少子化を嘆き対策を講じる政府や自治体を見てると、こいつら戦前・戦中の“産めや増やせ”のスローガンを掲げていた大日本帝国とおんなじかい、ってイヤな気分になるのです。

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