アナーキー小池の反体制日記

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#2293 ボクが職場で出会った理不尽な出来事 ⑧

2017年04月26日 | 市内の話題
当該コンクリート会社社長はカウンターにタマタマいたボクに、「建設部の方ですか?」と尋ねます。
ボクはその人がコンクリート会社社長なのを(顔だけは)知っていましたが、会って話をするのは初めてです。
大きな会社なので、社長は建設部などに来たことがありません。
ボクは「そうです」と答えました。

社長は名刺をボクに渡し「実は噂を聞いたのだけど、滝川市は、市が発注する工事にウチの製品を使うな!って言っている、のは本当なんですか?」と聞くんです。
ボクはうろたえてしまったのです。
だってそのことは公然の秘密で、社長の耳にも早くから入っている情報だと思い込んでいたのです。
ボクはうろたえながら正直にしかも社長を刺激しすぎないように、「どこからの圧力は知りませんが・・・市の発注した工事に御社の製品は入っていません」と述べました。
社長は「それって、駅前再開発に関ることなのでしょうか?」と尋ねます。
ますますボクはうろたえましたが「そのことはボクからは答えかねます」と応じたのでした。
社長は全てを理解したのでしょう、「わかりました。迷惑をかけませんので名刺をいただけないでしょうか?」と言うのです。
ボクはちょっと不安を感じましたが、名刺を渡したのです。
コンクリート会社の社員は役員を含め全員がそのことを早くから知っていたんだけど、年寄りの社長に忖度(そんたく)を働かせ、だ~れも告げなかったのでしょう。

駅前再開発事業に反対して訴訟を起こしていた人は、その事業区域で金物屋を営んでいました。
そしてその人は、不買運動?を受けていたコンクリート会社社長の息子だったのです。
訴訟を起こしていた人は、ちょっと変った人でした。
実の親であるコンクリート会社社長も持て余すほどの人でした。
パラノイア的であり好訴症的な性格を持つ、端的に言えばサイコパス的ではありました。(サイコパスってたくさんいるのです。#5サイコパスに記していますが、草思社刊、マーサ・スタウト著”良心を持たない人たち”によると、25人に一人が該当するそうです。そして最近の研究によると該当者は十数人に一人となっています。サウスポーやLGBTと同じくらい存在し、稀(まれ)ではないのです)

・・・
皆、関係者は彼のことをキチガイ呼ばわりしていました。(キチガイは使っていけない言葉だって知っているんだけど、当時は彼のことを多くの人がそう呼んでいました。また40年前はキチガイという言葉はバカとアホとかみたいに気軽に使われていました。この章では40年前のその気軽なキチガイの意で使用しています)

ボクは思うのです。
当時、滝川市には5万1人の人が住んでいました。
真にまともな人はキチガイ呼ばわりされていたその人だけで、残りの5万人は皆 キチガイだったのではないかと。
ボクもあなたも市長も助役も市職員も市議も含めてです。

ボクは滝川市の駅前再開発は失敗だった、と断言します。
結局、こんな田舎のマチの駅前に巨大で醜悪なコンクリートの塊を遺(のこ)しただけなのです。
きっとあの醜怪な建物は、壊すのに巨額の費用がかかりますので、百年はそのままになるでしょう。

田舎のマチの駅前は、従前のような猥雑な町並みがお似合いなのです。

続きます。
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