アナーキー小池の反体制日記

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#2818 勧善懲悪(かんぜんちょうあく)

2018年10月09日 | ボクの思い・信条・理念
前回、政治屋の遵法意識の欠如とモラル(道徳)低下について嘆(なげ)きました。
政治屋の全員ではないのでしょうが・・・犯罪率・モラル不足によるトラブルは一般人(非政治屋)に比べ高いように感じます。

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タイトルの勧善懲悪(かんぜんちょうあく)とは、善良な人や善良な行いを奨励して、悪者や悪い行いを懲こらしめること、と示す言葉です。
長い間、日本人の行動規範(モラル)を表す言葉でもあったのです。

聖徳太子の十七条憲法の第六条に「懲悪勧善。古之良典。」(悪をこらしめて善をすすめるのは、古くからのよいしきたりである)と明記されており、聖徳太子以前の古来からこの認識があったことがわかります。(なんと聖徳太子の十七条憲法は1,400年以上も前に制定されたものなんです)

このような教えは世界中にあって、主に宗教により広められていたのです。
日本は、お寺に地獄絵が描かれ、悪行を成し者は地獄に落ち、善行を重ねたものは極楽浄土に行ける、と説教が行われたものです。
日本の原始宗教(神道)でも、良い行いでも悪い行いでもお天道様(おテントさん)はしっかり見ておられる、と言い継がれれていたのです。

宗教がどんなに説いても、悪行を成す者はどの時代にもどの地域にも存在したのですが、勧善懲悪という教えは一定の行動規範としての役割を担ったんだと思います。

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さすがに今は宗教が勧善懲悪を説いても、非科学的!とソッポを向かれる時代です。
代わりに法が整備され悪事は裁かれ、モラルに反することをしたら糾弾される時代になりました。
ただ、法やモラル(道徳)が時の為政者の都合の良いように改変されるのです。
共謀罪しかり、教育勅語の件しかり、です。

お上の言うこと・成すことを信用してはなりません。
政治屋はエゴイストが多いのだ!ということを肝に銘じなければなりません。
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