アナーキー小池の反体制日記

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#4436 アイヌの蜂起と松前藩の騙し討ち

2023年07月06日 | 国内の話題

ロシアの内乱で感じたことの続きです。

ベラルーシの大統領の仲介で内乱を収め隣国に逃れたプーチンの元用心棒の件です。その様子は、江戸時代に北海道(蝦夷地)を統治していた松前藩に虐げられたため、抗議のためアイヌがたびたび蜂起したんだけど、最終的に松前藩の騙(だま)し討ちにあい虐殺されてしまったんです。

江戸時代、アイヌは何度も蜂起し抵抗したもんです。けっこう強く、松前藩など対応に苦慮していました。抵抗が長くなると、地の利を生かしたアイヌが有利な場面が何度も起こりました。

そんなとき必ず松目藩が用いたヘナマズルイ戦法?がありました。騙し討ちです。アイヌの知人が言ってました「シャモ(和人)を信用しないよう語り継がれている」って。

戦況が不利になるとシャモ側は和睦を申し出ます。「もう虐待しないから仲良くしようよ」ってね。何度も騙されているアイヌ側は警戒して容易には応じません。しかし松前藩側はあきらめません。吉本の芸人のような芸達者な者を使い、懐柔に励んだのでした。

人の好いアイヌの民は和睦に応じ、なおも和睦のための宴席に参加することになったのです。松前藩の作戦通りでした。宴席で松前藩の太鼓持ちどもがアイヌの民に大量の酒を飲ませ、酔いつぶれたアイムの民を皆殺しにしたんです。虐殺を免れた者がその様子を伝えています。

人の好いアイヌの民に対し、人の悪いシャモが勝つことは目に見えています。でもやり方はエゲツナスギです。

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ロシアで氾濫を起こしたプーチンの元用心棒にも、ロシアは亡命を許す、みたいなこと言っていずれ暗殺するんだろうな、とボクは思いました。騙し合いの世界なのですから。

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