こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「解散」の夜の市政報告懇談会

2012-11-16 22:02:09 | 活動報告
きょう、衆議院解散となることを予測して、市政報告懇談会を計画していたわけではありません。

偶然この日になりました。

10月議会で取り上げた「ゴミ問題」の報告をしましたが、話題は国政の方に向かいます。

「市政でも国政でも、ほんとに市民のための政治をして欲しい。
政治家が、自分のことしか考えていないような気がする。」と言う声があがりました。多くの参加者が共感のうなずき。政治家、政党の離合集散に、「政策」より「我欲」がすけて見えます。

「家族に障害者がいて病人がいて・・・大変な暮らしをしているのに、生活保護が受けられない。家があって車があるから。車は一度は手放したが、病院に通うのにどうしてもいるので、借金して中古の安い車を買った。制度を根本的に変えないといけないのでは?」という声が、最後にありました。
「生活保護は、困窮の度合いに応じて、健康で文化的な生活を全ての国民に平等に保障する制度。家があったり車があったりしたら絶対ダメ、ということはない。」という話をさせていただきました。さらに、「生活保護」で保障する基準は、就学援助、その他、様々な制度の基準にもなり、生活保護の基準引き下げは社会保障全体の切り下げにつながることも。

「制度を抜本的に変える」ことが必要なこともあります。たとえば介護保険制度はそのひとつだと思っています。しかし「生活保護」の問題についていえば「制度を根本的に変える」のではなく、老齢加算廃止など削られたものを取り戻し引き下げ・改悪を許さず「運用」を法律の趣旨に則ってきちんとすることを求めていくことだと思います。


3年前の政権交代に国民が託した期待は、「国民の生活」を守る政治への転換であったはず。

きょうの懇談会の最後に、紹介されたような方が安心して暮らせる保障を実現させることではなかったでしょうか?

それは必ずできる。「一票の力」でできる。それを最後の結びにさせていただきました。
「解散の夜」にふさわしく、熱く語り合った懇談会でした。
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