こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

空はつながっている

2014-06-24 22:01:57 | 憲法・平和
昨日、「沖縄戦没者追悼式」で小学校3年生の増田たける君が読み上げた詩。

とてもとても大切なことを教えてくれている。

今日の朝、新聞で読んだ。

思い出しながら、今日は何度も空を見上げた。





沖縄戦没者追悼式 平和の詩全文 2014年6月23日

『空はつながっている』 石垣市立真喜良小学校3年 増田健琉(たける)


ぼくのお気に入りの場所 

みどり色のしばふに ごろんとねころぶと

そよそよとふく風がぼくをやさしくなでる

遠くでひびくアカショウビンの鳴き声

目の前ではお母さんやぎがやさしい目で 子やぎたちを見まもっている

青あおと広がるやさしい空

でも

遠くの空の下では 今でもせんそうをしている国があるんだって

ばくだんが次つぎとおとされ なきさけびにげまわる人たち

学校にも行けない 友だちにも会えない 家族もばらばら

はい色のかなしい空 

空はつながっているのに

どうしてかな

どこまでが平和で どこからがせんそうなんだろう

どうしたら せんそうのない

どこまでも続く青い空になれるのかな

せんそうは国と国のけんか

ぼくがお兄ちゃんと仲良くして 友だちみんなともきょう力して

お父さんとお母さんの言う事をきいて 先生の教えをしっかりまもる

そうしたら

せんそうがなくなるのかな

えがおとえがおが 遠くの空までつながるのかな

やさしい気もちが 平和の心が

丸い地球を ぐるっと一周できるかな

まだ子どものぼく いのる事しかできない

どうか

せかい中の子どもたちみんなが

学校に行けますように 友だちとあそべますように

にこにこわらって 家族でごはんが食べれますように

夜になったら すてきなゆめが見れますように

しあわせでありますように いつか友だちになれますように

白い雲

ぼくの平和のねがいをのせて この地球をぐるっとまわって

青い空にそめてきて

きっと

せかいは手をつなぎ合える 青い空の下で話し合える

えがおとえがおでわかり合える 思いやりの心でつうじ合える

分け合う心でいたわり合える 平和をねがう心で地球はうるおえる

だから

ここに こんなにきれいな花がさくんだ

だから

こんなに ぼくの上に 青い空が広がっているんだ
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供らしい (tweety)
2014-06-24 22:30:03
素敵な詩ですね。

ただ普通に友達になりましょう、学校に行きましょうってことが出来ないことをしっかり指摘してるし。

大人は、この問いに向かい合わないといけないですね。
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Unknown (ただち恵子)
2014-06-24 22:42:00
tweetyさんへ

子どもの心からの願い、しっかり受け止めないと。しっかり向き合わないと。そう思いました。
返信する
素敵なので (tweety)
2014-06-25 12:44:25
別サイトで記事紹介させてもらいました。
事後報告ですみません(-.-)
返信する
Unknown (ただち恵子)
2014-06-25 23:50:20
tweetyさん

私もネットでアップされていたものを、転載させていただきました。昨日の新聞では「詩の一部」ということだったので。拡散することは、詩の作者も、喜んでくれると信じています、
返信する

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