サブタイトル ~ママたちが本当にやってほしいこと~
私が出会ったたくさんのシングルマザー、シンママさんたちを思いながら、読みました。
「あのお母さんは、あの子たちは元気にしているだろうか?」・・・「便りがないのは無事の知らせ」だといいのですが・・・。
あるシンママさん、Yさんから久しぶりにメールがありました。
「お話したいです。都合のいい時に連絡ください。」と。
2年前ほど前のことです。
お訪ねすると、いろいろ・・・辛かったこと。生きていく気力をなくしたこと。「子どもを残して死んだらアカン」と思って踏みとどまったこと。
・・話してくれました。「やっと話せるようになって、メールしました。」と。
「便りがないのは無事の知らせ」ではなかったのでした。
生活保護を活用して、経済的には生活の基盤が整っても、それで毎日の暮らしがうまく回るとは限らない。
次々といろんなことが起こり、問題はほとんどの場合複合的です。
メールの彼女、Yさんは、自力で乗り越えてくれました。でも、そうではない場合、「助けて!」と言えない人もいる。
Yさんも泥沼の中にいる時は、声をあげることもできず、抜け出してやっと「聞いてほしい」と思ったと言います。本当は継続的にかかわり続けることが必要だったのだと思います。
この本に紹介されている月末近く、切り詰めても尚、食糧も尽きる時に届く野菜やお米、図書カードや入浴剤などささやかなお楽しみも添えた「スペシャルボックス」の活動のように。
最近は、出会ったシンママさんに、この本の誕生のもととなった「シンママ大阪応援団」のサイトを紹介します。
本当にどん底で困窮していても、彼女たちはほぼ100%(100%ではありませんが)スマホを持ち、ネットでつながる世界をもっていますから。
お金がなくて、情報がなくて、人とのつながりがなくて、そして「生きる気力」をなくしてしまった人たちに、もう一度「幸せになろう」と思ってほしい。
そのために、私もここで小さな灯をかかげていたいと思います。
シンママ大阪応援団/編
芦田麗子/監修
発行所;日本機関紙出版センター
私が出会ったたくさんのシングルマザー、シンママさんたちを思いながら、読みました。
「あのお母さんは、あの子たちは元気にしているだろうか?」・・・「便りがないのは無事の知らせ」だといいのですが・・・。
あるシンママさん、Yさんから久しぶりにメールがありました。
「お話したいです。都合のいい時に連絡ください。」と。
2年前ほど前のことです。
お訪ねすると、いろいろ・・・辛かったこと。生きていく気力をなくしたこと。「子どもを残して死んだらアカン」と思って踏みとどまったこと。
・・話してくれました。「やっと話せるようになって、メールしました。」と。
「便りがないのは無事の知らせ」ではなかったのでした。
生活保護を活用して、経済的には生活の基盤が整っても、それで毎日の暮らしがうまく回るとは限らない。
次々といろんなことが起こり、問題はほとんどの場合複合的です。
メールの彼女、Yさんは、自力で乗り越えてくれました。でも、そうではない場合、「助けて!」と言えない人もいる。
Yさんも泥沼の中にいる時は、声をあげることもできず、抜け出してやっと「聞いてほしい」と思ったと言います。本当は継続的にかかわり続けることが必要だったのだと思います。
この本に紹介されている月末近く、切り詰めても尚、食糧も尽きる時に届く野菜やお米、図書カードや入浴剤などささやかなお楽しみも添えた「スペシャルボックス」の活動のように。
最近は、出会ったシンママさんに、この本の誕生のもととなった「シンママ大阪応援団」のサイトを紹介します。
本当にどん底で困窮していても、彼女たちはほぼ100%(100%ではありませんが)スマホを持ち、ネットでつながる世界をもっていますから。
お金がなくて、情報がなくて、人とのつながりがなくて、そして「生きる気力」をなくしてしまった人たちに、もう一度「幸せになろう」と思ってほしい。
そのために、私もここで小さな灯をかかげていたいと思います。
シンママ大阪応援団/編
芦田麗子/監修
発行所;日本機関紙出版センター