こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

予算委員会一日目・・・「市民共有の財産」の使い方

2017-03-10 20:56:21 | 市政&議会報告
予算審査特別委員会が始まりました。
今日は総務の款の質疑、民生費は説明だけで終わりました。

泉大津駅東口を降りてすぐ、テクスピア大阪の使用料についての意見が、私を含めて数人からありました。


市民会館の閉館が決まり、今年の1月から利用停止。

「市民会館の代替施設」と言うテクスピア大阪の利用料金は、市の補助金を受けて活動している団体は、75%減免で、これまでの市民会館の使用料金とほぼ同じです。

それ以外の一般の市民は50%減免。つまり、倍の料金になります。


私が会員として参加している団体もいろいろありますが、全て「一般」ですから、この1月から大変です。

多くの方々の声として、私以外の議員からも声があがったと思います。


答弁は、「駅から近くて便利、老朽化がすすんだ市民会館より設備が整っている。っで、このままの料金でご辛抱を」というものでした。


テクスピア大阪は、もともと第3セクターで、府、市、民間が出資して設立し、その破綻ののちに、市が取得したものです。

つまり、市民共有の財産です。


市民会館は同じ料金で使っていた市民団体の中に、「市民会館の代替施設」と言いながら不公平、格差があることを問題にしているのに、「受益者負担」「利便性」等々の答弁の繰り返しには全く納得がいきません。

部長答弁の中で「利用料金の減免には、施設を使わない市民の税金も投入される」云々という趣旨の説明もありましたが、テクスピア大阪の年間収支は、充分に黒字で大阪府に土地の賃料を払っても、残りの6400万円を基金として積み立てているということも質疑の中で明らかになりました。「施設を使わない市民の税金投入」ではなく、「施設の運用による収益を利用者に公平に還元すること」を求めています。


かみ合わない議論にはイラっとします




予算委員会は週明け、民生費の質疑から。
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