こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

私も「平和の申し子」のひとりとして

2014-07-18 08:52:10 | 憲法・平和
昨夜はPCでネットの接続ができず、お願いしたメールの受信もできず、ブログの更新もできず。

一夜明けたら、サクサクというわけではありませんが、何とか動きます。

私の知識では問題の解決をすることができず、助っ人を呼ぶ時間的余裕がしばならくなく、したがってご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。

スマホの方は、代用機ながらメールも電話もできます。連絡は「連絡先」記載のケイタイ番号、アドレスでお願いします。


しばらくの間、期限に追われた仕事を綱渡りでこなしていて心の余裕がありません。

でも、なんとかギリギリでも間に合わせています


今日は後援会ニュースの作成、介護保険策定委員会の傍聴、市民の方からの相談〔労働問題)、北助松駅前での集団的自衛権行使容認反対の署名と宣伝、市立病院問題を考える会の会議、そして明日の党創立記念のつどいの打ち合わせと続きます


昨日のブログに掲載した、なかにし礼さんの詩、全文をここに転載させていただきます。

多くの方に読んで欲しいのと、自分もいつも読み返したいので。

なかにし礼さんが「平和の申し子たち」と呼びかけるのは、このまま憲法破壊の暴走を許せば、将来戦場に送られるかもしれない人たち、つまり私よりも若い人たちを、思い描いておられると思います。

私はすでに「若者」ではありませんが、戦後に生まれ、平和な時代だけしか知らない「平和の申し子」であることは間違いありません。


兄たちが生まれた頃は、食糧難が続くなか母は家族に食べさせたあと、釜を洗いながら、そこに残った米粒を自分の茶碗に入れたといいます。
私が生まれたのはそんな時代を経て、世の中も、そして我が家もようやく落ち着きと明るさを取り戻した頃だったのかと想像します。

そうして生まれ育った私です。平和のバトンを次の世代へ、必ず!


平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう
なかにし 礼

二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された

この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された

つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである

こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない

かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく

そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう

ああ、若き友たちよ!

巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる

しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?

そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか

若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ

世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの

平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ

平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない

たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ

卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?

弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか

怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ

この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない

生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない

だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう

泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!
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2 コメント

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素敵な (tweety)
2014-07-18 21:45:08
詩ですね。
掲載ありがとうございます。
なかにし礼さんだからこそ書ける詩。

広まればいいですね。
直接被害はないかもしれない。でも間接的被害について何も考えてないのが恐ろしい。
返信する
Unknown (ただち恵子)
2014-07-21 08:51:39
tweetyさんへ

平和であり続けることの、かけがえのない意味を本当に深く深く問い直し、今できること、少しでも形にしていきましょう。

「平和憲法は粉砕された」というのは、なかにし礼さんの切迫感をこめた表現だと思います。でも、平和憲法は、まだ私達の手の中にあります。
返信する

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