こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

コロナで「自宅療養」・・・現場でおきたこと

2021-09-07 22:34:57 | 新型コロナ・感染症対策

8月末の「ご本人の了承をとって、お知らせします」の書き出しのフェイスブックの投稿がありました。

私の親しい友人のFBです。

以下は、そこに書かれた「コロナ自宅待機の経験談」の要約。

 

1歳、4歳の子どもがいる若夫婦。

8月28日(土)妻A子さん発熱。同僚二人がPCR検査陽性。

29日(日)A子さんPCR陽性。39度の熱、痙攣、救急搬送。

夫Bさんは救急隊員から「ご家族は濃厚接触者になるので、保健所からの指示があるまで自宅待機」と告げられる。

30日(月)夕方保健所から電話。近所の耳鼻科でPCR検査を受けるよう指示。二人の子どもを連れて行く。

Bさん陽性。子ども二人は陰性。

病院から連絡。「A子さんを自家用車で迎えに来るように」「39度の熱が下がらないが、軽症なので入院継続はさせられない」と。

病院に迎えに行き、自力で歩けない状態のA子さんを自宅に運ぶ。

Bさんは「自宅待機、外出はダメというなら、生活必需品はどうしたら?」と保健所に尋ねると、「配食希望なら申請書を出してください。提出2日後から配食が始まります。」との答え。

「申請書はどこにあるのか?」「どこに出せばいいのか?」「子どもに感染させないように、どういう対策をしてもらえるのか?」問う間もなく電話は切れた。

 

知り合いに相談、助けを借りて、配食支援を申し出、2日後から宅急便で食糧おとな二人分が届き、友人が離乳食、おむつを届けてくれた。

「自宅療養ではなく、検査をしただけで、行政と医療機関に放置された」とBさん。

 

今、「自宅療養」と言いながら、「療養」ができる環境の人がどれだけいるだろうかと思います。

この4人家族は「知り合いに相談」することで、ピンチを切り抜けることができました。

 

しかし、それもできないのが普通ではないでしょうか?

「人と接触する」ことがダメ。「助け合う」という絆も断ち切る。感染症の怖さです。

 

だから行政が、広く相談の窓口あけて、きめ細かくスピーディに「困りごと」に応えて欲しい。

 

「その後いかかですか?」とお尋ねすると、夫Bさんは無症状のまま、子どもたち二人は感染したかどうかわからないが元気で、妻Aさんもようやく快方にむかっているそうです。

 

明日から、議会です。

「自宅療養者への支援」を通じて、保健所と市町村の連携の在り方を問います。

質問は明後日になると思いますが、一応の準備をして臨みます。

(「一応の準備」は、まだできておりません。)

 

 

 

 

 

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