初めて、議場で選挙によって議長、副議長を選出。
議長には池辺貢三議員、副議長には大塚英一議員を多数で選出しました。
選挙に先立って、立候補者による所信表明演説会。これも初めてのことでした。
議長、副議長にそれぞれ二人の立候補。
質疑は「各会派1名」「答弁時間を含めず1人5分以内」という事前の取り決めでした。
立候補者の所信表明を聞いて、すぐに質疑。「会派で1名」と言っても、会派で相談する時間もありません。これは次の機会には改善を提案したいところです。
いつもの一般質問と違って「残時間の表示」もないので、質疑の途中で「質問時間の5分を超過しています。」と、所信表明演説会の司会進行を務める選考委員会委員長のご注意を受けました。
・・・というようなことで、充分な質疑ができなくて反省ですが、これまでのように選考委員会で何日も時間をかけて「調整」し、「指名推薦で全会一致」というよりは、わかりやすくオープンな正副議長の選出という形で前進したと思います。
議会基本条例を制定して丸5年。
条例に基づく様々な取り組みを振り返って二人の議長候補に質問しました。
「市民に開かれた議会」「2元代表制の一翼を担う」といいながら、この間に起こったことで看過できない事例がありました。
市民団体からの「意見交換会」開催の申し出に対して、以下のような「理由」で「実施できない」という回答をした件です。
当時の議長名で全議員に配布された「通知書」の写しより。(2018年2月1日付)
「泉大津公共施設適正配置基本計画」につきまして、パブリックコメント手続きを経て、本市議会に説明がなされ、市において決定された計画となります。したがいまして、この計画の見直しをする考えについての意見交換会は、市議会としては実施できませんので、申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
「市において決定された計画」の見直しを求める団体とは意見交換会は実施できない?!・・・「議会は2元代表制の一翼を担う」「市民の立場に立ち、市民の声を集約する」等々、基本条例の理念を完全に投げ捨てたものと、当時の議会運営委員会で異議を申し立てました。その顛末も昨年2月のブログに書きました。新議長となった池辺議員は、その時の副議長でもあったので、改めて見解を問うたものです。
「その時点では、実施しないという判断をしたが、その後2回、その団体との意見交換会を開催した」という答弁。
「その時点で実施をしない」とした判断についての評価を聞いたのですが・・・そこで時間切れでした。
「条例」は飾り物でではなく、現実に直面する課題に対応するときのモノサシでなければならない。
その積み重ねで、モノサシが適切かどうかも検証されるものだと思います。
間違いは間違いとして認め、間違いがおきた要因を究明し、相手に謝罪もする。
それをウヤムヤにしては「条例」の値打ちがないと私は思っています。
もう一人の議長立候補者は議会基本条例制定時に「賛成」はしましたが、「議論、合意形成が不十分」という意見を表明していました。
「どの点でが不十分であったのか?それはこの5年間で、埋められたのか?改善のために、あなたはどんな働かけをしてきたのか?」という趣旨の質問をしましたが、これもなかなか十分な議論ができずに不消化に終わりました。
「不十分さ」を指摘するなら、指摘だけでなく改善のための提案を行い、議会全体に問いかけ合意形成の努力を根気よく続けていく必要があるのでは・・・自戒の念もこめて言いたかったことです。
反省しつつも意義のある「所信表明演説会」だったと思います。
市議会のHPに演説会の録画がアップされたら視聴してください。
議長には池辺貢三議員、副議長には大塚英一議員を多数で選出しました。
選挙に先立って、立候補者による所信表明演説会。これも初めてのことでした。
議長、副議長にそれぞれ二人の立候補。
質疑は「各会派1名」「答弁時間を含めず1人5分以内」という事前の取り決めでした。
立候補者の所信表明を聞いて、すぐに質疑。「会派で1名」と言っても、会派で相談する時間もありません。これは次の機会には改善を提案したいところです。
いつもの一般質問と違って「残時間の表示」もないので、質疑の途中で「質問時間の5分を超過しています。」と、所信表明演説会の司会進行を務める選考委員会委員長のご注意を受けました。
・・・というようなことで、充分な質疑ができなくて反省ですが、これまでのように選考委員会で何日も時間をかけて「調整」し、「指名推薦で全会一致」というよりは、わかりやすくオープンな正副議長の選出という形で前進したと思います。
議会基本条例を制定して丸5年。
条例に基づく様々な取り組みを振り返って二人の議長候補に質問しました。
「市民に開かれた議会」「2元代表制の一翼を担う」といいながら、この間に起こったことで看過できない事例がありました。
市民団体からの「意見交換会」開催の申し出に対して、以下のような「理由」で「実施できない」という回答をした件です。
当時の議長名で全議員に配布された「通知書」の写しより。(2018年2月1日付)
「泉大津公共施設適正配置基本計画」につきまして、パブリックコメント手続きを経て、本市議会に説明がなされ、市において決定された計画となります。したがいまして、この計画の見直しをする考えについての意見交換会は、市議会としては実施できませんので、申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
「市において決定された計画」の見直しを求める団体とは意見交換会は実施できない?!・・・「議会は2元代表制の一翼を担う」「市民の立場に立ち、市民の声を集約する」等々、基本条例の理念を完全に投げ捨てたものと、当時の議会運営委員会で異議を申し立てました。その顛末も昨年2月のブログに書きました。新議長となった池辺議員は、その時の副議長でもあったので、改めて見解を問うたものです。
「その時点では、実施しないという判断をしたが、その後2回、その団体との意見交換会を開催した」という答弁。
「その時点で実施をしない」とした判断についての評価を聞いたのですが・・・そこで時間切れでした。
「条例」は飾り物でではなく、現実に直面する課題に対応するときのモノサシでなければならない。
その積み重ねで、モノサシが適切かどうかも検証されるものだと思います。
間違いは間違いとして認め、間違いがおきた要因を究明し、相手に謝罪もする。
それをウヤムヤにしては「条例」の値打ちがないと私は思っています。
もう一人の議長立候補者は議会基本条例制定時に「賛成」はしましたが、「議論、合意形成が不十分」という意見を表明していました。
「どの点でが不十分であったのか?それはこの5年間で、埋められたのか?改善のために、あなたはどんな働かけをしてきたのか?」という趣旨の質問をしましたが、これもなかなか十分な議論ができずに不消化に終わりました。
「不十分さ」を指摘するなら、指摘だけでなく改善のための提案を行い、議会全体に問いかけ合意形成の努力を根気よく続けていく必要があるのでは・・・自戒の念もこめて言いたかったことです。
反省しつつも意義のある「所信表明演説会」だったと思います。
市議会のHPに演説会の録画がアップされたら視聴してください。