忘れていたわけではないのですが・・・・昨日が締め切りの「図書館構想」のパブリックコメント。
メールで送信したのが日付が変わる寸前。間に合ったでしょうか?
とりあえず、ここにも公開しておきます。(本当はもっと書きたいことありましたが時間切れ。)
団体ヒアリングやワークショップなどが、生かされていないように感じました。
「泉大津市図書館整備基本構想」案についての意見書
2019年1月28日(月)
1、以下の2点で「泉大津市公共施設適正配置基本計画」(以下「計画」)との整合性がない。
①「計画」では図書館は、第2期事業期間中に「南公民館との複合化」とされている。
②本構想の実現によって公共施設の総床面積は約3000㎡増えることになる。「計画」は総床面積の15%縮減を目標にしている。その目標に疑義はあるものの、「計画」と逆行することについての説明は必要である。
すでに成案となっている「計画」と矛盾する構想を策定することは、行政の信頼性に関わる問題であり、本構想の前提となっている「駅前商業施設への移転」を実施するなら、「計画」の見直しを手順を踏んで先行させるべきである。
2、図書館の位置として駅前が最善であるのかどうかの市民的な議論は尽くされていない。
団体ヒアリングの中でも複数の団体から「駅前商業施設に子どもだけ行かせるのには不安」、中学生からも「移転させないで」の声がある。駐輪場の問題も無料券の発行が現行の駐輪施設の形態から可能かどうか疑問である。
3、蔵書数についての明確な指標がない。
9ページには日本図書館協議会の示す数値目標との差を掲載し、蔵書冊数、開架冊数が10万冊以上不足していることを明らかにしている。37ページで「書架の配置」、許容積載荷重の記載はあるものの、許容範囲内でどれだけの蔵書が配置できるのかは記載されていない。
4、運営体制について
①市民、利用者のニーズを適切に反映させるために、図書館協議会の設置を明記すべきである。
②公設公営での運営にすることについて、掲載の「メリット、デメリットの整理」は、あまりに皮相である。他の生涯学習施設、学校教育との連携で「まちぐるみ図書館」の構想、理念の実現にとって、公設公営の運営こそふさわしいことを明記していただきたい。
メールで送信したのが日付が変わる寸前。間に合ったでしょうか?
とりあえず、ここにも公開しておきます。(本当はもっと書きたいことありましたが時間切れ。)
団体ヒアリングやワークショップなどが、生かされていないように感じました。
「泉大津市図書館整備基本構想」案についての意見書
2019年1月28日(月)
1、以下の2点で「泉大津市公共施設適正配置基本計画」(以下「計画」)との整合性がない。
①「計画」では図書館は、第2期事業期間中に「南公民館との複合化」とされている。
②本構想の実現によって公共施設の総床面積は約3000㎡増えることになる。「計画」は総床面積の15%縮減を目標にしている。その目標に疑義はあるものの、「計画」と逆行することについての説明は必要である。
すでに成案となっている「計画」と矛盾する構想を策定することは、行政の信頼性に関わる問題であり、本構想の前提となっている「駅前商業施設への移転」を実施するなら、「計画」の見直しを手順を踏んで先行させるべきである。
2、図書館の位置として駅前が最善であるのかどうかの市民的な議論は尽くされていない。
団体ヒアリングの中でも複数の団体から「駅前商業施設に子どもだけ行かせるのには不安」、中学生からも「移転させないで」の声がある。駐輪場の問題も無料券の発行が現行の駐輪施設の形態から可能かどうか疑問である。
3、蔵書数についての明確な指標がない。
9ページには日本図書館協議会の示す数値目標との差を掲載し、蔵書冊数、開架冊数が10万冊以上不足していることを明らかにしている。37ページで「書架の配置」、許容積載荷重の記載はあるものの、許容範囲内でどれだけの蔵書が配置できるのかは記載されていない。
4、運営体制について
①市民、利用者のニーズを適切に反映させるために、図書館協議会の設置を明記すべきである。
②公設公営での運営にすることについて、掲載の「メリット、デメリットの整理」は、あまりに皮相である。他の生涯学習施設、学校教育との連携で「まちぐるみ図書館」の構想、理念の実現にとって、公設公営の運営こそふさわしいことを明記していただきたい。