来週火曜日、23日から開かれる定例会の運営などについて、議会運営委員会が開かれました。
今、市のHPの中のひとつのページとして「市議会」がありますが、議会のHPを独自に開設するための議論をしている議会改革検討協議会からの報告もありました。
たとえば、議案に対する賛否も「個人別に賛否の態度表明をHP上に掲載」することなど。
現在は、議案に対して反対意見があって起立による採決を行っても、賛否の結果は議長の「賛成多数」などということばで会議録に残るだけです。
反対意見が何人であったのかも、公式な記録としては残りません。
誰が賛成か、反対かは、議場にいる人にしかわかりません。
それぞれが熟慮し、判断し、賛否の表明をするのですから、市民の皆さんに「誰が賛成し、誰が反対したのか」を、知っていただくのは大切なことだと思ってきました。
そうしてこそ、市民の皆さんとの胸を開いた対話の土台もできていくものと思うからです。
今、HPの作成にあたって、そのような方向で検討されていることを歓迎し、市民の皆さんのなかには、インターネットを使う方も、そうではない方もあり、できるだけ公平に情報が行き渡るようにするためには、HP上で「賛否の個人名」を公表するのであれば、「議会だより」の掲載もそれにあわせることを、提案しました。
政務活動費の使途の公開はすでに行われていますが、さらにリアルにわかりやすく、「領収書からの公開」を行うことも提案しました。
昨年、ひとりの市民の方から「ゴミのポイ捨て問題」での要望がありました。年度末、議員の改選前であったこともあり、議会としての検討が行われていないことに対して、「たとえ一人の市民の方の意見でも、議会宛に寄せられたものについては、所管の常任委員会で議論するべきではないか」ということも主張しました。せっかくいただいた議会に対する要望を、それぞれの議員が判断する際の選考意見として「聴きおく」ということだったり、市の担当課の説明を受けて、それを「伝達」するということでは、「2元代表制の一翼としての議会の役割」を果たしたとは言えません。
情報の公開については、できる限り透明度を高め、市民の皆さんの声を真摯に受け止め、議論し、その結果をお返しすることの繰り返しで、「より開かれた議会」に脱皮することができると思っています。
議会だよりの一般質問の「発言者の氏名掲載」も今ではあたりまえになっていますが、過去には「掲載すること」の是非について、ずいぶん長いあいだ議論を重ねてきました。
市民の方から「議員名を掲載して欲しい」という要望があり、私が議会運営委員会の委員長を務めたときに、議論を繰り返しても「掲載に反対」の意見があって、まとまらず、「賛成」「反対」のそれぞれの意見を両論併記で「議会だより」に掲載したこともありました。その頃から考えれば、「公開」は、少しずつ進み、「市民参加」の前提としても「情報公開」が重要であることは、共通の認識になりました。
長い時間をかけて一歩、一歩、「公開」を進めてきた歩みを、さらに前に進めたいと思います。
今、市のHPの中のひとつのページとして「市議会」がありますが、議会のHPを独自に開設するための議論をしている議会改革検討協議会からの報告もありました。
たとえば、議案に対する賛否も「個人別に賛否の態度表明をHP上に掲載」することなど。
現在は、議案に対して反対意見があって起立による採決を行っても、賛否の結果は議長の「賛成多数」などということばで会議録に残るだけです。
反対意見が何人であったのかも、公式な記録としては残りません。
誰が賛成か、反対かは、議場にいる人にしかわかりません。
それぞれが熟慮し、判断し、賛否の表明をするのですから、市民の皆さんに「誰が賛成し、誰が反対したのか」を、知っていただくのは大切なことだと思ってきました。
そうしてこそ、市民の皆さんとの胸を開いた対話の土台もできていくものと思うからです。
今、HPの作成にあたって、そのような方向で検討されていることを歓迎し、市民の皆さんのなかには、インターネットを使う方も、そうではない方もあり、できるだけ公平に情報が行き渡るようにするためには、HP上で「賛否の個人名」を公表するのであれば、「議会だより」の掲載もそれにあわせることを、提案しました。
政務活動費の使途の公開はすでに行われていますが、さらにリアルにわかりやすく、「領収書からの公開」を行うことも提案しました。
昨年、ひとりの市民の方から「ゴミのポイ捨て問題」での要望がありました。年度末、議員の改選前であったこともあり、議会としての検討が行われていないことに対して、「たとえ一人の市民の方の意見でも、議会宛に寄せられたものについては、所管の常任委員会で議論するべきではないか」ということも主張しました。せっかくいただいた議会に対する要望を、それぞれの議員が判断する際の選考意見として「聴きおく」ということだったり、市の担当課の説明を受けて、それを「伝達」するということでは、「2元代表制の一翼としての議会の役割」を果たしたとは言えません。
情報の公開については、できる限り透明度を高め、市民の皆さんの声を真摯に受け止め、議論し、その結果をお返しすることの繰り返しで、「より開かれた議会」に脱皮することができると思っています。
議会だよりの一般質問の「発言者の氏名掲載」も今ではあたりまえになっていますが、過去には「掲載すること」の是非について、ずいぶん長いあいだ議論を重ねてきました。
市民の方から「議員名を掲載して欲しい」という要望があり、私が議会運営委員会の委員長を務めたときに、議論を繰り返しても「掲載に反対」の意見があって、まとまらず、「賛成」「反対」のそれぞれの意見を両論併記で「議会だより」に掲載したこともありました。その頃から考えれば、「公開」は、少しずつ進み、「市民参加」の前提としても「情報公開」が重要であることは、共通の認識になりました。
長い時間をかけて一歩、一歩、「公開」を進めてきた歩みを、さらに前に進めたいと思います。