こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「母の日」に9条の会総会

2019-05-12 23:37:48 | 憲法・平和
泉大津9条の会が誕生して15年。

15回目の総会。

「9条守れの運動は今が正念場。どうやってこの運動を広げるか・・・」

地道にコツコツ続けてきた署名と宣伝、もう一回りも二回りも広げたい。


総会が終わって、いくつかの用事を済ませて家に帰ると、玄関に可愛いピンクのカーネーションの寄せ植えが迎えてくれました。




リビングの窓際には、今朝、届いた赤いカーネーション。



ピンクのカーネーションも、赤いカーネーションも私を母と呼んでくれる人からの贈り物。

「お母さんと言ってもらえるようなこと、何にもしてないのに・・・」と嬉しくて、もったいない。

母なるものが、子どもたちの幸せを心から願うものであるなら、その一点で私も「母」であるのだと思う。



以下は2012年母の日のブログ掲載した「母の日宣言」。

アメリカ南北戦争の時代、奴隷解放、女性参政権を求めて運動したジュリア・ウォード・ハウが起草したと言う。

何度読んでも心に響く。泉大津9条の会の総会の日の今日だから、なおさら。


母の日宣言

立ち上がれ、母親達よ
立ち上がれ、愛情深き女達よ
立ち上がれ、信仰の違いを越えて

きっぱりと言おう
大事な問題を、お門ちがいの当局まかせにはしない
殺戮を重ねた夫を、愛撫や喝采で迎えたりはしない
息子達を連れ去って、慈愛と寛容について母親達が教えてきたすべてのことを
忘れさせることは許さない

女達の友愛は国境を越える
だから許しはしない
他国の女の息子を殺すための訓練を、自分の息子に受けさせることは
荒れ果てた大地の底から声が湧きあがり、私達女の声と一つになる

「武器を捨てよ!殺人のための刃は正義のものさしにはならない」

血は不名誉を清めはしない
暴力では何ものも獲得できない
男達が鋤や金どこを捨てて戦場に赴くように

女達よ、家事を捨てて偉大な集会に結集せよ
集まったらまず、女として、死者を追悼しよう
人類という大きな家族が平和のうちに生きることができるように語り合おう

それぞれの時代に、為政者ではなく神の刻印が残されるように
女の友愛と人道の名において、心から呼びかける
国境を越えて女の総会を招集しよう

適当な場所を選び、なるべく早い時期に
諸国の協調と国家間の諸問題の友好的解決と
平和という偉大で普遍的な利益の実現をすすめるという目的のために

(翻訳・向井真澄)
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「平和憲法の申し子」さんの投稿

2019-01-18 23:10:35 | 憲法・平和
ここ数日、市民の方からのご相談の電話が、立て続け。

その対応に大半の時間を費やしながら、2019年1月の「後援会ニュース」の編集作業。


印刷をお願いした方に、曜日の間違い見つけていただいて助かりました。

市政報告会の、金曜日を木曜日としていました。

いつものように自分で印刷したら、気が付かないところでした。


以下は「戦後23年 平和への思い」のシリーズ、24回目に寄せられた投稿です。


戦争末期、空襲の火の海を、胎内に新しい命を宿し大きなおなかで逃げ惑う女性の姿を想いながら読んだ。


戦後73年 平和への思い㉔ 
 生き残ったいのち これからも仲間と楽しく

 1945年(昭和20年)8月15日の終戦記念日。それから1ヶ月もたたない9月8日に私は生まれました。母の胎内にいた9ヶ月を含めると、この73年間は平和憲法の申し子といえるでしょう。
 父は広島の呉軍港で軍艦を作っていた労働者だったので、軍隊にとられませんでした。しかし、結婚して新居を大阪に定めたときに1945年の大阪大空襲です。3月13日から8月14日まで8回にわたってあったようで、もう大きなお腹になっていた母が火の中を逃げまどったという話を聞いて育ちました。
 母の実家の徳島に避難。そこで生まれました。戦争が終わってからも、大阪へ帰る汽車の中、といっても屋根のない貨物車です。トンネルに入って煙が幼い肺を襲い、呼吸停止で死にかけました。その後何度も死にかけることはありました。医者から「生まれてこなかったと思ってください」と言われたそうです。その後もずっと虚弱体質でした。
 何度も死にかけた私。何も怖くありません。これからは平和でおだやかな社会を作るため長く生きていきたいと思っています。
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国の主権と平和を守るために

2018-11-24 16:33:31 | 憲法・平和
11月22日、佐賀県議会が下記の意見書を全会一致で可決したとの報道。


「意見書」の文中にも引用されているように、全国知事会も「日米地位協定の抜本的見直し」を求める提言を決議している。


まもなく開かれる全国の市町村議会、泉大津市議会も、あとに続きたいと思う。




佐賀県議会
全会一致で意見書採択

平成30年11月定例会 

日米地位協定の見直しを求める意見書

 我が国には、日米安全保障条約に基づく日米地位協定によって、全国に130施設の米軍基地があり、うち52施設が九州・沖縄地方に所在しており、航空機騒音、米軍人等による事件・事故、環境問題等により、基地所在自治体に過大な負担となっている。
 日米地位協定は、締結以来一度も改訂されておらず、国内法の適用や自治体の基地立入権もない。航空法や環境法令など国内法に関わらず、自由に訓練するなどの特権を与えている日本は、他国と比べても厳しいものとなっている。
 また、本年7月には、全国知事会も、日米地位協定を抜本的に見直すこと等を盛り込んだ米軍基地負担に関する提言を決議するなど、地方から改善を求める声が上がっている。
 よって、政府及び国会においては、国民の生命・財産を守り平穏な生活を保障するため、日米地位協定を抜本的に見直し、日米間に対等な関係を構築することを強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成30年  月  日

                                    佐賀県議会
 内閣総理大臣   安倍 晋三  様
 衆議院議長    大島 理森  様
 参議院議長    伊達 忠一  様
 外務大臣     河野 太郎  様
 防衛大臣     岩屋  毅  様
 以上、意見書案を提出する。
  平成30年11月22日

  
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終戦73回目の記念日

2018-08-15 23:56:52 | 憲法・平和
猛暑に乾ききって、プランターの花たちも無惨にな姿に。

それでも夕方、涼しくなってからたっぷりと水をやれば、また生き返ってくれます。









終戦73周年の8月15日。心静かに過ごしました。


国連で核兵器禁止条約が採択されて1年。

加盟国の圧倒的多数の賛成で採択された条約ですから、50ヵ国の批准で発効するにもそれほどの時間を要するものとは思っていなかったのですが。

現在、署名したのは60ヵ国。批准は14ヵ国ということです。


唯一の被爆国の日本の政府が背を向けていることは残念で、恥ずかしいことです。


圧倒的な世論と運動の高まり、声をあげ、思いを形にしていくことが、もっともっと必要なのだと思います。



心身を少し休めて、明日からはまたフル回転。
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大日本帝国憲法を読む

2018-08-10 23:45:55 | 憲法・平和
泉大津9条の会の月例学習会で、1989年(明治22年)発布の「大日本帝国憲法」を読んでいる。

8月8日の水曜日、前回に続いて条文を逐条で読み進む。

第1章の「天皇」から7つの章で構成される。

今日、みんなで読んでいてひとりの参加者が声をあげた。

「『政府』についての定義が、どこにもないなあ」


「政府」という言葉が、初めて登場するのは「第1章 天皇」の第8条。


国会は「第3章 帝国議会」とあり、様々な定めがあるが、要するに天皇の「協賛機関」。

立法、行政、司法、そして軍隊。すべて天皇の元にある。


政府は、どのように作られるか。どんな権限と役割をもつか。

それらの規定はない。規定する必要もないということなのだろう。


第2章の「臣民権利義務」では、「居住・移転の自由」や「集会・結社」「信教の自由」なども保障されてるが、全て「法律の定るところに従い・・・」。「信書の秘密」も同様。


そして、やがて侵略戦争に突き進んでいく時代に「法律」によって、全ての自由や権利が制限され、奪われた。


比べるとよくわかる。今の憲法、日本国憲法の値打ち。

値打ちが生かし切れていないということも。
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2018 大阪女優の会の公演

2018-07-30 07:38:47 | 憲法・平和
❝あきらめない 夏❞は今年で16回目。

そのうち私が見た舞台は4回。

どれも心に刻まれる深く鋭いメッセージでした。


なので今年もお誘いいただいて行ってきました。


一言で感想を・・・と言えば、「怖かった」。


映像と舞台でのパフォーマンスは美しい。

随所に笑いがある。開演に先立って脚本家の くるみざわしんさんの挨拶、「面白かったら遠慮なく笑ってください」の言葉の通り、たくさん笑いました。


笑いながらも「怖い」のは「どこかの国の ある時代」が、まさに「この国の今」であることを、リアルに感じるから。



紹介があとになりましたが、今年のテーマは「テキスト闇教育」。今、実際に子どもたちが教室で手にする「公民」「歴史」「道徳」の教科書が映像で映し出されます。


戦争で自分の命を差し出す、生きることをあきらめことを「美しい」と賛美する「歴史」。

「正しいあいさつ」の仕方を「これしかない。これ以外は間違い」と教える「道徳」。


オモテ向きは「平和が大事」「個性の尊重」と言いながら、疑わない、考えない、抵抗しない「人」をつくる材料を巧妙にちりばめているのではないか。

権力の意図に気づくことなく、あるいは気づいても黙って見逃していくこと、無関心と諦めが一番怖い。

自分の中に潜む、「あきらめ」や無力感。「あなたはどうする?」と問いかけられた気がします。



それにしても、92歳の河東けいさんの凛とした美しさは相変わらず。

小柄な身体で、皆が立ち並ぶ中、舞台の中央にひとり椅子に腰かけても尚、大きく見える存在感。はりのある声。


❝あきらめない 夏❞の16回目の公演は、怖いけどすがすがしい舞台でした。
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平和行進がやってきた!

2018-07-03 22:12:25 | 憲法・平和
東京から被爆地、広島に向けて歩き続ける国民平和大行進。

毎年7月3日は朝10時に、泉大津に行進団を迎えます。

スマホのカメラでうまく撮れず、森下議員から写真をいただきましたが、皆さん、いい笑顔です。




泉大津市役所前での出発集会。市長からのメッセージ代読、市議会代表して林議長は自ら挨拶、激励をいただきました。






高石市役所まで、新婦人大阪府本部の横断幕を掲げて歩きました。


今年で60回目を迎えた平和行進。そのうち40回は私もみんなと一緒に歩いてきました。

以前は泉大津から浜寺公園までがお決まりのコースでしたが、いつからか高石市役所までに。

「歩くの大好き!」だったのに、脚の故障で2014年には、やっとの思いで高石まで歩きました。一昨年、人工関節挿入の手術を受け、今年は4年ぶりに行進参加。

歩けることは幸せです。


沿道から手を振ってくれる人の姿がありました。大阪府下を歩き続ける通し行進の方は、すれ違う方に署名の訴え。たくさんの方が署名に応えてくださっていました。
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若い人たちが呼びかけるデモ

2018-06-22 23:49:43 | 憲法・平和



大阪若者憲法集会、全国若者憲法集会に参加した青年たちが、「地元泉州でデモをやろう!」と呼びかける、6・24泉州若者憲法デモ

フライヤーも、このように斬新。


老いも若きも、一緒に声をあげましょう。
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核のない世界への道しるべ

2018-04-28 23:21:58 | 憲法・平和
韓国・板門店の「平和の家」で開催された南北両首脳の会談と、その結実である「完全なる非核化」を盛り込んだ「板門店宣言」。


いろんなところで話題になった。

「歴史的な一歩。涙が出た」と言う人。

「どうせまたパフォーマンスじゃないかと思う」と言う人。


私は前者です。


これまでの経緯、北朝鮮の度重なる核実験や過去に遡れれば、様々な事件。そして、限られた情報の中で知る、その国の様子。

そうしたことから「北朝鮮は、何を考えているのか?何をするか?信用できない」という想いに根拠はあります。


昨年の衆議院選挙の時に、「北朝鮮の脅威」を最大限利用して「国難突破解散」とまで言った安倍首相。

日本共産党と北朝鮮を同列に置いて、批判されることもあり、「全然違います~」と説明に時間をさくこともしばしばでした。


しかし政治体制の違いを超えて、「平和が一番」「平和は武力による威嚇ではなく、対話で創る」という大きな一致が、今回の「宣言」に盛り込まれたことの意義はとても大きいと思うのです。


韓国の民主化運動、世界の核兵器廃絶の運動、それらが大きな流れをつくったのだと感じています。


朝鮮戦争の「完全な非核化」が、核のない世界へと繋がるように。

戦争の歴史にピリオドを。


「どうせパフ―マンス」だとか、「非核化と言っても具体策がない」などと言って傍観するのではなく、「朝鮮半島の非核化から、核のない世界へ」。

そのために、日本の政治のありかたを変えていくことが、私たちの大きな責任だと思う。
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誰の人生も奪われてはならない!・・・だから平和を!

2018-04-21 22:04:20 | 憲法・平和
昨日は午前中の用事をすませて、そのまま東京へ。

高校時代のクラブ、山岳部の同期生4人の40数年ぶりの再会です。

1学年下の3人と、たまたま連絡のとれた少し上の先輩とあわせて8人。

何十年も会わずにいて、お互いにどこでどんな仕事をしているのかも知らずにきたのに、顔を見たとたんに「あの頃」に戻る不思議さ。



そし昨夜は、中学時代の友人宅にお世話になりました。

同じ中学に通っていた時より、別々の高校に進学してからの方が親しくなって、そしてある時、ぷつっと途切れて、それからずーっと長い時を経てまた再会できた大切な友人です。



今日は、帰阪してそのまま、岸和田・今池公園へ。

「安倍内閣退陣!」「9条改憲絶対ノー!」阪南地域怒りの大集会&パレードと銘打って 戦争法に反対する阪南地域連絡会の呼びかけ、主催。


会場に着くと、主催者挨拶が始まったところでした。

立憲民主党のメッセージ、日本共産党、自由党、社民党・・・と各政党の代表のあいさつが続きます。



思い思いのプラカード、ゼッケンでパレードに出発する前に、若い3人のアーティスト達が舞台に上がります。SUN-DYUさんをリーダーとするMIC SUN LIFE。




マイクを持つのは、SUN-DYUさん。泉大津コンビニ窃盗冤罪事件の被害者で、音楽を通じて「冤罪のない社会を」と訴える活動をしています。

「コンビニのレジから1万円を盗んだ」容疑で逮捕、拘留302日間。「奪われた300日の人生」という言葉は、とても重いものです。

「自衛隊員の友人がいます。友達を戦場に送りたくない」・・・「こういう集会をする皆さんに感謝します。」



短いけれど素敵なメッセージでした。




青空の下でラップのリズム。弾けるような若さ。思いっきりエネルギーをもらいます。


「ありがとうって言ってみよう」に会場が「ありがとう」で応えます。


「ありがとう!」が往きかう毎日、普通の暮らし。それが続くことが平和。




中学のときの友人、高校時代の仲間。一緒にすごした日々。

それは確かに「私の人生」。恥も失敗も多いけれど、確かに生きてきて、今がある。


誰の人生も奪われてはならない。





パレードを先導する、こんな派手なサンドカーに乗り込んで、アピール。

ラップに誘われて、飛び入り参加の高校生もいたそうです。
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戦争は、アリを殺すように庶民の暮らしを奪う

2018-03-25 23:55:37 | 憲法・平和
後援会ニュースの「シリーズ 戦後72年 平和の願い」。

毎月、地域の皆さんの戦争体験の投稿をいただいたり、お話を聞かせていただいて編集しています。


3月号に掲載した、89歳のIさんのお話。今日も、3000万署名のお願いでご近所をお訪ねする中で、話題になりました。

戦争は、いっぺんに庶民が犠牲になる。
そんなことのない世の中を!


私は、昭和3年(1928年)9月生まれで89才、父母と兄と姉、妹二人の5人兄妹の次女でした。
 昭和20年は、大正区に住み、母や小さな妹たちはすでに高知の室戸岬の田舎に疎開していましたが、姉と私は、家財など荷物の番をしながら、姉は製粉工場で働き、私は高等女学校に進みましたが、学徒動員で軍事工場にまわされ、兵隊さんの乾パンをつくる工場で勤労奉仕をしていました。
 6月1日防空壕に避難していましたが、息が苦しくて壕を出たら火の海で、B29から、底が抜けた缶のような焼夷弾がまとまって、音もなくパラパラと雨のように落ちていました。足元一面に花が咲いたように油が燃えていました。火の中で水を求め、尻無川の水を飲む人が大勢いました。ひどい火傷を負った人の皮膚が、はがれる悲惨な場面も目にしました。大勢の人が一度に亡くなる、映像ではわからない痛烈な、においも忘れることができません。

夜が明けると市役所、学校、病院、警察署以外みんな焼け、梅田の方まで見えるくらい何もかも焼けていました。
学校にテントを張ってくれた中で過ごし、2日目にお結び1個が配られ飢えをしのぎました。校庭の隅に大きな穴を掘って、大勢の人が弔われていきました。

罹災証明をもらい、姉と何人かの人と一緒に高知の室戸岬を目指しました。水は直ぐに無くなって、川の水を飲み、炒った大豆を頼りに、姫路、岡山、いかだを組んだような小船で宇野から高松に渡り、四日、五日がかりでやっとたどり着くことができました。
その後やさしかった兄も戦死しました。

戦争は、ありを殺すように、いっぺんに、一般の市民、庶民が犠牲になります。あまりにも悲惨で犠牲が大きすぎる。そんなことのない世の中を望みます。


辛い思い出を語ってくださったIさんは、その後「戦争の世の中を」の願いをこめて3000万署名も、お知り合いからたくさん集めてくださいました。


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安倍改憲NO! 3000万署名の対話から

2018-01-19 23:17:43 | 憲法・平和
  後援会ニュースの1月号を作りました。

今月も読者の方からの投稿があって嬉しいことです。


昨年の初めに入院、手術。退院して徐々に回復、春には桜の公園を歩き、暑い夏を乗り切り、秋。神社にお参り。戌年の今年、元気にワンワンと・・・。「病気をして知る健康のありがたさ」が行間に滲みます。


「戦後72年 平和への思い」のシリーズは長崎生まれの80歳の方の「九死に一生を得た」体験。


「9条改憲反対」の署名で「よくある声」に私がお伝えしていることを書きました。

以下に転載します。お読みいただけたら嬉しいです。


「平和憲法」・・・この宝を守り、未来に生きる人たちへ

 安倍首相は年頭の会見で「今年こそ、憲法のあるべき姿を国民に提示」と述べました。改憲案を今年中に国会に提出するという強い意思表示に他なりません。「安倍改憲
NO! 3000万統一署名」を成功させる私たちの運動が試される時です。以下のQ&Aは、署名をお願いする中で、「よくある疑問」に対する私なりの答えです。皆さんのご意見も聞かせてください。

Q1  北朝鮮の核実験とかミサイルとか・・・心配。
A  日本政府の「対話を否定しアメリカ追随」の姿勢こそ一番危険では?


日本の被爆者の戦後72年にわたる命がけの訴えが世界の平和を願う人々の願いと一つになって、国連で核兵器禁止条約が採択されました。「国際紛争は武力ではなく話し合いで解決を」が大きな世界の流れになっています。これに一番背を向けているのが日本の政府。対話を否定し、アメリカの先制攻撃を公然と支持。これでは朝鮮半島の緊張も悪化させ、日本が戦争に巻き込まれる事態につながりかねません。

Q2  「現にある自衛隊を書き込むだけ」ならいいのでは?
A  安倍改憲で書きこまれる自衛隊は「自衛のための組織」ではありません。


安保法制=戦争法で、海外派兵や武力行使ができるように変えられ、戦闘状態の南スーダンにも出かけています。「自衛隊を明記」することは、際限のない軍拡、戦争への道。福祉や教育の予算はますます削られます。

Q3  憲法制定から72年もたったら現状にあわないところもあるのでは?
A  72年たってもまだまだ「憲法どおりの政治、社会」が実現できていません。


私も「未来永劫、今の憲法を一字一句変えるべきではない」とは思っていません。旧仮名遣いだし、確かにわかりにくい言葉もあります。けれど、憲法が掲げた「政治と社会のルール」を物差しにすれば、今の日本の現状はあまりにもかけ離れています。まずは「憲法どおりの政治」を。一人一人の命と人権を大切にし、平和と民主主義を守る。そういう政府のもとでこそ「憲法を変える」国民的議論ができるのではないでしょうか。

今の私たちの責任は、戦争の時代を生き抜いた先輩たちが私たちに残してくれた宝物、「平和憲法」を守り活かして次の世代にバトンタッチすることだと思っています。
 
署名用紙を手から手へ。一人でも多くの人が「平和と暮らしを守る」願いを署名にこめ、一人でも多くの人が「署名をする人」から「署名用紙を持って歩く人」になって欲しいと思います。ごいっしょに力を合わせましょう。(ただち恵子)
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安倍9条改憲NO ! 今年最後の「19日行動」

2017-12-19 23:12:04 | 憲法・平和
「戦争法強行の9月19日を忘れない!」毎月19日に、平和憲法を守る連絡会の皆さんが駅頭に立って訴えています。

今日も、寒い中で泉大津駅前に、署名版を持って、お仕事帰りの皆さんに訴えました。


「海外で戦争する国」への道を選ばないために。

憲法会議のパンフレット、一部100円です。小さなパンフレットですが、中味は充実。たくさんの人に届けたい。そして一緒に考えて欲しいです。

「憲法。70年もたったら変えてもいいのでは?」という人がいます。

私も「未来永劫、一字一句変えるべきではない」とは思っていません。

ただ、変えるのは「今」ではない。


憲法に託されたこの国の政治の基本理念、その実現に70年たってまだ私たちは到達していないと思うのです。

まずは「憲法に現実を近づける」。


それができてからこそ、言葉を変えれば、国民のための政治を行う政府のもとでこそ、国民の意志を反映した国会の構成のもとでこそ、「改憲」の議論もできると思っています。


「憲法変えてもいいのでは?」と思っている人へ、このパンフレットお届けします。



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若い人たちの想いを聞きました

2017-12-12 22:43:02 | 憲法・平和
泉大津駅前でシールアンケートと「憲法9条改憲反対3000万署名」。

夕方4時から6時。とても寒くて、震えながらですが、学校帰りの若い人たちに「シールアンケート」のボードを持って呼びかけます。

憲法9条は「変えない方がいい」が圧倒的でした。
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平和憲法を守りぬく

2017-11-23 20:29:13 | 憲法・平和
テクスピア大阪で「平和憲法を考える市民のつどい」が開催されました。

第1部はD V D 上映「9---nine 憲法九条は訴える」

9条の会の9人の呼びかけ人のそれぞれの訴え、松元ヒロさんが時の小泉元首相に扮し、また「日本国憲法」そのものを体現し、笑わせながら心にぐっと迫る絶妙なパフォーマンス、そして絵本「戦争の作り方」の朗読を織り交ぜた45分間。14年前に創られたものですが、今こそ多くの方に見ていただきたいもの。9条の会は、この日のためにDVDを購入し、市内の団体・グループの皆さんから申し出があれば、貸し出しもするそうです。

第2部は「総選挙の結果と改憲の動きー平和憲法をまもりぬくためにー」と題して、大阪憲法会議幹事長・龍谷大学の丹羽徹さんの講演。

憲法に自衛隊を明記するということは「憲法の枠内では行えないことを行うため」。無制限の集団的自衛権の行使、すなわち平和憲法の破壊に他ならないことを強調されました。

「選挙に行かない約半数の国民にどのように働きかけるのか?」そこに知恵も力も注がなければならないことを改めて痛感しています。
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