先日、大阪で桜を各所で見てきたけど、
天気がイマイチだったのが心残り。
吉野観光協会のツィッターを見ると、
中千本の桜が満開で見頃だというのを見て、
前日に近鉄特急の指定席を押えて吉野駅に来てもうた。(^^
まだ参拝していない如意輪寺をメインに、
吉野山の寺社を巡りたいと思います。
【桜】
駅前の桜。(^^
【バス停】
朝8時半に吉野駅に着くと中千本行きのバス待ちの行列が。(^^;
まぁ、これは想定済みですが、
何本のバスを待たなければならないのかと危惧していた。
しかし、臨時バスも多く出ているようで2台目のバスに乗れた。(^^
ちなみに吉野駅からロープウェイに乗って、
黒門近くまで行けますが、こちらも長蛇の列でした。
バスは渋滞している登りの観光道路を走り如意輪寺口バス停で下車。
バス停付近には臨時の有料駐車場(1500円)がありました。
健脚でしたら如意輪寺経由で中千本や吉水神社に行く事も可能です。
ここに停めるなら桜の時期の吉野に車で来てもいいかな。
勿論朝の早めなのは言うまでもありませんが。
如意輪寺口バス停から歩いて5分で如意輪寺に到着。
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山1024
宗派:浄土宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:延喜年間(901-922)
開山:日蔵上人
札所:近畿三十六不動尊霊場、役行者霊蹟札所
【縁起】
平安時代の延喜年間に日蔵上人により開かれたと伝わる。
南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に行宮を定めた際に勅願所とされたが、
天皇は還京叶わぬまま崩御して本堂裏山に葬られた。
以来寺運は衰えたが、慶安3年(1650)文誉鉄牛上人によって再興され、
その際に真言宗から浄土宗に改宗した。
以後、念仏を弘通し御陵の守護に任じ、現在に至る。
【山門】
山門手前に10数台停めれる無料駐車場がありました。
どうやらバス停前の大型駐車場も観桜期以外は、
如意輪寺の無料駐車場のようですね。
拝観料400円を支払い権現堂や宝物殿、多宝塔エリアへ。
本堂や不動堂等は無料で拝観出来ます。
拝観受付では限定の御朱印帳の販売や近畿三十六不動尊霊場の
御朱印授与もしておりました。
【勅使門】
【御霊堂】
普段は秘仏の後醍醐天皇像が祀られていますが、
特別公開されていました。
この像は後醍醐天皇自ら刻んだとされる。
小さいし遠目から見ることになるので特に印象が残りません。(^^;
堂内は撮影禁止でした。
【権現堂】
源慶作の重要文化財であり後醍醐天皇持仏である
金剛蔵王権現像等が祀られていました。
数は少なかったけど見応えがありました。
こちらも撮影禁止でした。
【桜】
この辺りはちょっと遅かったか。
【楠木公父子の像】
楠木正成・正行の櫻井の別れ表現した石像です。
【宝物殿】
楠木正行の遺品等、南北朝時代の寺宝が安置されていましたが、
こちらも撮影禁止でした。
【風景】
宝物殿の裏から中千本方面を撮影したもの。
美しく感じましたけど桜はやはり見頃は過ぎていたようだ。
【報国殿】
老舗の旅館のような建物があったので行ってみた。
中でゆっくり休憩出来るかな~と思っていたら、
抹茶や葛きり等を注文しないと休憩出来ませんでした。(^^;
はぁ~やっぱり天気の良い日の桜は素晴らしい。
吉野まで行って良かったと心から思う。
【桜】
上にある多宝塔に行くと道中で桜を楽しめます。(^^
【風景】
【多宝塔】
大正15年(1926)に建立されたもの。
桜とのコラボが美しい。(^^
【風景】
これにて有料エリア拝観終了。
拝観する価値は充分ありますよ。
観光客が少なくゆっくり桜を楽しめますし、
吉水神社のように大混雑で酷い事にならないしね。
【猫不動尊】
拝観受付横にある庫裏の玄関に置かれていた猫不動尊。
これについてとやかく言うまい。(^^;
【本堂】
慶安3年(1650)に再建されたもので、
御本尊の如意輪観世音菩薩が祀られています。
堂内は見る事も出来ませんでした。
【楠木正行御手植木斛】
【境内】
【不動堂】
近畿三十六不動尊霊場札所。
難切不動明王が祀られていました。
【鐘楼堂】
【役行者堂】
役行者霊蹟札所。
【地蔵尊】
【後醍醐天皇腰掛石】
【正行公埋髻墳】
【至情塚・歌碑】
四条畷の戦いで戦死した楠木正行の菩提を弔う為に髪を切り尼となった、
日野俊基の娘である弁内侍という後村上天皇に仕えた女官の
黒髪の一部を埋めたのが、この至情塚だそうです。
【藤本鉄石招魂碑】
【山門】
こちらの山門から中千本に行く事が出来ます。
【風景】
【御朱印帳】
拝観受付でいただいた200冊限定の御朱印帳。
買う予定は無かったが、この御朱印帳を買わないと、
後醍醐天皇の墨書きはしていただけません。
御朱印込みで1800円でした。
【御朱印】
近畿三十六不動尊霊場のバインダー形式用の御朱印。
こちらも拝観受付でいただきました。
別の朱印所でいただいた御朱印。
三種類ありました。
三種類とは別に春限定の書置きのカラフル御朱印です。
普段なら同じ墨書きの御朱印を同日にいただかないのだが、
天皇の名の御朱印はとても有難いのでいただきました。
初めて訪れた如意輪寺。
次回は桜というお化粧をしていない、
スッピンのお寺の雰囲気を楽しみたいと思う。
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