Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

東光寺(2015年2月28日参拝)

2015年03月31日 | 仏閣


十津川温泉からつぼ湯が有名な湯の峰温泉に到着。

硫黄の匂いが凄い。

民宿瀧よしの横にある無料駐車場に100台分ぐらい停めれます。
駐車場から少し歩くとお寺発見。

こんな所にお寺があったとは知りませんでした。



所在地:和歌山県田辺市本宮町湯峯113
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:伝・天仁元年(1108)
開基:伝・裸形上人
札所:熊野曼荼羅


【縁起】
寺伝によれば鳥羽天皇の勅願により与えられた寺領に
二重塔(多宝塔)を建立したのが開創であるとし、
熊野信仰の隆盛とともに諸堂塔や仏像が造立されたという。

中世には温泉とともに時宗の念仏聖が管理していたと見られ、
時宗の勧進唱導の説経節として知られる小栗判官には、
照手姫がハンセン氏病に苦しむ小栗を湯の峰温泉に運んで病を癒したとあり、
それにちなむ車塚がある。

天正18年(1590)には豊臣秀吉の造修があり、
片桐且元を奉行として薬師堂・多宝塔が修繕された。

江戸時代には真言宗古義派に属する無本寺として本宮社家の支配下におかれた。

明治以降、廃仏毀釈こそ免れたものの寺領を失い、
当時の住職が還俗して本宮の神官となったことで無住無檀となり、
明治5年(1872)に廃寺となったが、1879年(明治12)、
村民の願出により那智山青岸渡寺末の天台宗寺院として再興された。

明治36年(1903)5月に、湯の峰温泉一帯が火災に見舞われた際に
寺堂も焼失したものの、御本尊は焼失を免れ、
その他の仏像・宝物等も避難に成功した為、
信徒有志の寄附により昭和6年(1931)に薬師堂が本堂として再建された。


【石碑】


小栗判官蘇生の地だそうですが、
そもそも小栗半官って誰やねん?(笑)

調べてもあんまりよく分からない人です。


【薬師堂】




本堂にあたります。




御本尊は残念ながら拝顔の栄誉を得ることが出来ず。


【湯筒】


とても風情がありますね。

下に降りて行くと約90℃の熱湯が湧く湯筒があり、
ここに卵やサツマイモ、じゃがいも等を吊るすことが出来ます。

私達は卵とサツマイモを吊るしました。
卵は半熟だと9分ぐらいですね。

早速食った。

美味かった。(^^

サツマイモやじゃがいも等は25分以上吊るしておきましょう。

サツマイモは石焼き芋のような色と味で抜群に美味かったですよ。(^^


【薬師堂】



【湯筒地蔵】





【つぼ湯】


この先につぼ湯があります。








湯の峰温泉公衆浴場の受付で番号札を受けとり、
30分毎に交代で入ることが出来ます。

とても小さな穴のようなお風呂です。

出来ればオッサンの後では無く、
可愛いオネーさんの後に入りたいものである。(笑)


【大阿刀足尼の碑】





【御朱印】


予想外の御朱印をいただけて良かったです。

これにて十津川、湯の峰温泉の温泉巡り終了。

帰りは168号線では無く、阪和自動車道で帰宅。
高速代が高いけど、やっぱり高速の方が早いし楽だわ。(^^